この冬から春の気候は異常でした。
冬は暖かく雨が多く、こちらは毎年1、2月には数回の積雪があるのですが、今年は雨ばかりで1回うっすら積もっただけでした。
で、「ソメイヨシノ」が咲いたかと思ったら、それからコッチずーっと花冷えです。
数回、凍結や降霜もありました。
ホラ・・・

今年は4月から忙しいと思ったので、ジャガイモは3月中旬に早めに植えといたんですよ。
そしたら暖かかったもんだから早く芽が出て、いい調子と思っていたら遅霜でコレです。
4/24です。

たった一度の霜でコレですからね。
品種は「アンデスレッド」です。
ウチは「アンデスレッド」と「出島」がメインです。西日本だと春秋2回作れますから。
あと、春は「キタアカリ」が良いです。
同時に植えた「出島」は「アンデスレッド」が霜にやられた後で出芽したので被害はありませんでした。
と、言う事はあまり早く植えずに、遅霜の心配がなくなってから植えれば良いんじゃないの?って思いますけど、実はそうでもないんですよ。

復活しています。5/7です。
草が生えているのでわかりにくいのですが、両サイドには「出島」が芽を出しています。
まだ、はっきりわからない程小さいです。

結局、霜でやられても早く芽を出した方がやっぱり大きくなるんですよ。
コレがもし「トマト」だったらそうは行きません。
なぜか?
「トマト」はタネで、「ジャガイモ」は芋だからです。
ジャガイモの芋はトマトのタネの何倍あるでしょう?
多分(計ったことないので)トマトのタネは50g/千粒もないでしょう。一粒0.1g以下です。
ジャガイモは小さめのタネ芋でも50gはありそうです。
霜でやられても地上に開いた葉が凍みるだけで、その下の茎や根や芋は元気ですから、スグに再生してくるんです。
と、言う事で少々やられても早く植えといた方が良いと思います。