これさっき書き込んだツイッターのツイート
「グレタ・トゥーンベリさんに以下のお願いを送信しました。
「今、日本政府は五輪を中止されたくない為、新型コロナ検査をしてくれない。 金儲けの為に温暖化対策しないのと同じ。 私達の声は世界に届かない。 あなたの声は世界に届く、どうかコメントしてください」 検査して欲しい人はドンドン送ろう」
実際のグレタさんへのメッセージ
@GretaThunberg
Now, the Japanese government does not want to stop the Olympics, so it will not test for the new coronavirus. It is the same as not taking global warming measures to make money. Our voice does not reach the world. Your voice reaches the world, please comment.

こんな事してもグレタさんのツイートには毎回何千人ものコメントが寄せられるので、なかなか目に付かないと思います。
でも、一部で盛り上がっている政府批判も、安倍政権を引き摺り下ろせる可能性にはあまり期待できそうにありませんし、もう時間的に間に合いません。
新しい感染症を抑え込むには、とにかく感染者を1人でも多く見つけ出して次に感染させる事を防ぐ以外に方法はありません。
農業でも畜産でも漁業でも、1種類の生物を密集させて育てる仕事をしている人は皆んなご存知の事と思いますが、動植物の感染症では、先ず感染個体を発見してとにかく取り除く事が最優先されます。
農作物のウイルス病では病徴の出た株は即時抜き取り焼却処分です。
畜産では、鳥インフルエンザや豚コレラでご覧の通り、全頭殺処分です。
人間はそんな訳には行きません。
ですから、早く検査をして罹患者を見つけ出して隔離するしかありません。
隔離と言うと自由を奪われるみたいで抵抗あるかも知れませんが、他人にうつす危険をなくすと同時に、治療もちゃんと受けれる様にすると言う事です。
検査して見つけなければ、治療もされません、発見が遅れれば患者さんは重症化して危険が増すし、周囲の人にも感染が広がります。
最も心配なのは、診断が付かずに医師や看護師に感染する事です。あるいは高齢者施設で介護職員が感染する事です。
病院や施設が機能不全に陥り、医療崩壊、介護崩壊が起こります。
なのに政府は検査を行っていません。
2月23日の検査件数は96件。
25日の韓国での検査件数は7,500件です。
オリンピックを中止されない為に、感染者数、死者数をカウントアップしない事が目的なのは明らかです。
検査しなければ確定診断が下されないので、何百人死んでも「新型肺炎死亡者数」にはカウントされません。
でも、IOCも日本での今年の開催を疑問視し始めました。
国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド委員は、2月25日「東京オリンピックを開催するかどうかの判断の期限は5月下旬になる。3カ月たっても事態が収束していない場合はおそらく中止を検討するだろう」と述べました。
https://news.livedoor.com/article/detail/17872269/

氏は「代替開催、分散開催、延期も難しい」と表明していました。
が、本日、もう一つの選択肢を示してくれました。
同氏は、
「もし日程の再検討が必要となれば、理論上は同じ開催時期で2021年に延期される可能性がある」
と示唆したのです。
https://this.kiji.is/605591401277031521?c=39550187727945729
これはおそらく欧米人らしい手練手管ではないかと思います。
先ず、「中止」と言うショッキングな「最悪の状態」を示しておいて、次に「一年延期」と言う次善の策を提示すれば、話が通じ易くなります。
日本の五輪推進派にとってもコレは朗報です。
いや、「千載一遇のチャンス」と言わなければなりません。
来年に延期できれば、安倍政権は「五輪のために国民を見殺しにした」と言う汚名を着せられずに済みます。
大仕事に時間的な余裕が得られれば、目前の脅威に全力を集中し「感染症から国民を救う」事ができます。(当然、下落傾向の支持率も回復します)
是非とも、水を向けてくれたIOCの意向に乗っかって、無理して行政の機能不全を起こし世界中からも国民からも信頼を失う事なく、また、ロンドンなどの別の都市に「トンビに油揚げをさらわれる」事もなく、スムーズな開催を目指してもらいたいと思います。
でも、大変失礼ではありますが、安倍総理はあまり判断力、決断力に秀でた政治家とは思えません。
個人の才覚とリーダーシップで難局を切り開いて行くタイプではないでしょう。
むしろ、周囲から担ぎ上げられて組織をまとめて行くタイプです。
瞬発力には期待できないので、何か良い方法はないかと考えました。
海外からの批判を喚起するのが良いのではないかと思います。
オリンピックは世界各国の支持と協力がなければ成功しません。
新型肺炎は既に五大陸全部に広がり始めています。
五輪を無理して行っても参加できない国や不参加を表明する国が多くなるでしょう。
既に「日本の新型肺炎対策は不十分」と言う批判も上がっています。
防疫体制の良くない国に選手や観客は来るでしょうか?
グレタさんでなくても、海外の有名人が日本の状況についてコメントしてくれれば、国際世論がオリンピック一年延期に賛同してくれるでしょう。
そうすれば、日本での強硬派も、延期の方が得策である事を理解してくれると思います。
どうか皆さん、同じ様に声を上げて下さい。
もし仮に相手に届かなくても、日本から多くの声が上がっていると言う事になれば、必ず反応が起こります。
感染が拡大すれば、どなたにも大きな危険が迫ります。
社会が混乱し経済が低迷すれば、病気にならなくても大きな影響を被ります。
安倍政権の対応が良くても悪くても、行政の負担が少ない方が良い対策が打てるようになります。
疾病対策に心置きなく注力できる状況になれば、各省庁も実力を発揮できる様になると思います。
それが自分や家族や友達を守る為の現実的な手段です。