ま、六尺は大袈裟ですけど3、4尺(90~120cm)は十分イケます。
で、コレを収穫して軒下に吊るしてたヤツが乾いてパリパリになってました。

振るとカラカラ音がします。
既に底が抜けていて、穴からタネがこぼれ落ちています。

皮も乾燥してひび割れ剥がれそうです。
剥いてみました。綺麗にはがれるんですよ。
普通の太いヘチマではこうは行きません。
皮も厚く、果肉も多いので水っぽくてズクズクになってます。
「六尺ヘチマ」は、もう何年も栽培しているんですけど、去年初めて気づきました。
去年の実からタネを採っていて、「アレ?このままヘチマスポンジにできるんじゃないの?」ってちょっと気になってました。
そこで今年は実が乾燥するのを手ぐすね引いて待っていて、よし、乾いたッ、今だッ!!ってやってみました。

皮は綺麗にはげるし、スポンジの方にも果肉はあまり付いていないんですよ。
中に残ったタネを採る為に縦に半分に切ってみました。

内部も果肉はほとんどなく、綺麗なスポンジになっています。
ホラ、けっこうイイできでしょ?

昔は風呂入ってコレで背中すったりしてましたから、デカイのが良かったんですけど、今はまあ、使ったとしても食器洗いとかでしょ?
だったら、細くて長くて扱い易いこんなヘチマの方が向いているかも知れません。
繊維の表面には皮や果肉の一部が付着しているでしょうから、普通のヘチマ同様、一旦は暫く水に漬けて微生物に分解させて落とした方が良いと思いますが、より簡単な処置で使えるようになると思います。
未熟果は野菜として炒めものなんかで美味しいですし、完熟すると簡単にスポンジが出来て幅広く活躍するエコな野菜です。
今年のタネは、現在発芽テスト中です。結果が出次第販売開始します。




