コレね2019年1月23日フェイスブックページに書いた記事です。
ヤフーブログから引っ越してきて、ヤフーの方に書いてた記事は全部こっちに来てるんだけど、1年くらいFBの方にしか書いてなかった記事もあるので、ソレをチョイチョイこっちに追加しています。

 

イタリアントマトの「フィオレンチーノ」です。
袋の絵をリニューアルしました。

 

チョット暗くなってしまいました。
もっと漫画っぽいと似合うと思うんですけどね。


前のはカボチャにしか見えませんでしたからね。

 

前の絵です。こりゃあチョット雑過ぎでしたね。


このトマトはホントにカボチャの形なので、そのまんま正直に描くと、やっぱりカボチャになってしまいます。
ま、それが正しいと言えば正しいんですけどね。
でも、同じ形でもカボチャは男性的で体格の良い矍鑠としたお爺さんみたいなイメージでしょ?
トマトはもっと華やかで女性的な「色気」?が魅力ですからね。

 

で、そこら辺を出そうと意識して描くと、コレが、ものすっごくクドい絵になってしまうんですよ。
毒々しいと言うかね。
しかも、元は写真から加工してるんですけど、ツヤとか瑞々しさとか出そうとすると「写真臭」がキョーレツに残ってしまって、ポップさの無い変にリアルな絵になってしまいます。

ま、「愛嬌」が出ない、って感じですかね。
 

昨今の「業務用です」って顔したF1品種なんかだと、少しシリアスな感じも良いんですけどね、こう言う在来種の魅力ってのは、やっぱり「愛嬌」なんですよね。
見た目も、味もね。

そこら辺がなかなか出せませんで、ま、素人の限界と言うか、技術なし雰囲気一発芸ですから、何度も描き直してコレが精一杯でした。
明るくて楽しい感じの品種なので、もうチョット違うかな?って感じです。
しばらく使ったら、また今度描き変えたいと思います。

トスカーナの在来種で、大きめの中玉って感じですが、木をしっかり作ればゲンコツくらいのも出来ます。
味は酸味甘味共に濃くて、トマト好きにオススメです。
実付きが良くて沢山穫れるので調理用にも。
感じとしてはビーフステーキ・トマトの一歩手前、みたいなキャラですので、サラダやサンドイッチにも良いと思います。
今年(2019)のタネはやや小粒ですがソコソコ採れました。

注:大変申し訳ございませんが、この品種は昨年、前半の冷夏で生育が思わしくなく、採種する事ができませんで、現在、販売を中止しております。
近日中に昨年の冷凍保存種子を発芽試験して、結果が良好であれば販売いたしますので、今暫くお待ち願います。