コレね2018年10月31日    、フェイスブックページに書いた記事です。
ヤフーブログから引っ越してきて、ヤフーの方に書いてた記事は全部こっちに来てるんだけど、1年くらいヤフーに書いてなかったのでその間の記事をチョイチョイこっちに追加します。
日に1件アップしてたのですが、間に合わないので2、3件ずつアップします。

 

麦播きです。
今年から、心を入れ替えて、夏はイネ、冬はムギを作る決心をしました。

まあ、ニワトリが先かタマゴが先か?みたいな話なんですけどね。
ココは古い造成地で土は100%真砂土なので自然農法で教科書通りに無肥料だの言ってると丸っ切り作物が育たないんですよ。
まあ、化学肥料とかやればフツーに栽培できますけどね、それ言ったらバケツにビー玉入れて液肥溶かした溶液いれて水耕できる、ッて言うのと同じですからね。
ちょっとジャンルが違って来ます。
ソッチはソッチで面白そうですけど、わざわざこんな山ん中まで来てそんなのやってたらアホですからね。
都心の高層マンションのベランダとかなら分かるけどね。
 

一応自然の中なので環境にマッチしたやり方で、ッて事で、あんまり肥料も入れずにソコソコに出来る様にしようと思うんですよ。
そうなるとやっぱり有機物を増やして生き物を増やしてッて流れですよね。
周りの山から落ち葉や腐植土を集めて来て入れたりもするんですけど、それ以上に粗大有機物(作物残渣とも言う)が沢山でる作物を作ればいいワケです。

そうなるともう、ダントツでイネとムギなんですよ。
藁が大量に出ますからね。
ジャガイモなんかは芋が穫れる割には茎葉はいくらも残りません。
大豆はマアマアなので徐々に増やしたいと思っています。マメ科なので土も肥えるしね。けど量は知れてます。
ソルガムやトウモロコシは茎葉は大量にでますけど、そんだけ作ったら食べきれません。
で、やっぱり一番都合が良いのはイネとムギ、ゴハンとパンと麺ですからね。
穀粒を収穫したら残りは全部土地に返せますから作れば作るほど有機物が増えて行きます。

 

農業機械は「草刈り機」しかないので、耕さずにそのまま直播です。
夏の間じゅう作物と雑草に覆われていた耕土は結構柔らかいのでその点は問題ありませんが、作業はやりにくいですね。
三角グワでテキトーに溝を切って、タネ麦を握って15cm間隔に3~5粒くらいモミ播きです。
軽く覆土をして上から踏んで歩いてスプリンクラー回して完了です。

1aくらい播くのに半日です。

今の農業機械なら、トラクターで耕してシーダーで播いて、この20倍くらいできますね。
でも、機械代が高いので200倍くらいの面積やらないと元取れませんね。
日本の農業の最大の問題点は高コスト体質です。
TPPだの何だので外国の農産物が入ってくる事を問題視している人が多いですけど、問題なのは外国産農産物じゃなくて、日本の農産物が高いと言う事です。
安く作らないと競争に負けて生き残れません。
国は一方では「六次産業化」とかで高く売れと言っていますが、もう一方では「法人化」とかで大規模化してコストダウンを狙っています。
悪い事ではありません。常套手段です。
付加価値付けて売値を上げて、コストダウンで利幅を稼ぐ、これはモノ作りの基本です。
良くないのは(日本人は何時もそうですが)一つのセオリーに皆んなが食いついて同じ事ばかりやってしまう事です。
しかも、それを政府が号令かけてます。


簡単なハンディ・ドリル・シーダー(点播き器)みたいな器具を考案して、前作の残渣や雑草があってもそのまま不耕起で播ける様にすれば、一日10aくらいはイケると思います。

前作の残渣と雑草でグチャグチャです。
コレを綺麗にしようと思うより、この上からバチバチ点播き出来る器具を開発する方が早いような気がします。

まだ種採りが済んでいない「長崎長ナス」や野良生えで出て来た「桜島ダイコン」を避けながら小麦(せときらら)を播きます。

 

「せときらら」は始めて播きます。
パン用の品種です。
今までは「ミナミノカオリ」をやっていたのですが、分げつが悪くてイヤになりました。
新しい品種なのでパフォーマンスは未知数ですが、チョット期待しています。

 

薄播きにしようと思うのですが、ついつい沢山落ちてしまいます。
やはり15cm間隔に5粒づつ落としてグリグリっと土と混ぜる様な「不耕起播種器」を作りたいですね。
それか「粘土団子」を大量に容易に作る方法を考えて、ポイポイ落として踏んで歩く、って言うのもイイかも知れませんね。

夏雑草もこうなると多少は冬雑草を抑えるのに役立つかも知れません。

約1a、たったコレだけ播くのに半日は辛いですね。
30分くらいで出来るようにしたいものです。


栽培プロセスを単純化して労力低減し、安価な小型機械や器具のみを用い、圃場生物の働きで害虫の発生を抑え、少肥品種と圃場自身の肥沃化による無肥料や少肥料栽培を行えば、小規模でも低コスト栽培は可能なのではないかと思います。


今、日本の自動車産業にヤバイ雰囲気が漂ってると感じるのは私だけでしょうか?
多くの裾野産業を抱えているので、動きがノロく、電気自動車へのシフトが進みません。
大きなメーカーばかりで、大資本でなければ参入できないので、新たなプレーヤーが生まれません。
中国では町工場でバッタモンの電気自転車作ってたけど、いつの間にやら電気自動車のメーカーが育とうとしています。(国も勧めてますしね)


メンツの入れ替えによる「新陳代謝」の起こらない産業は衰退します。

農業も大規模化ばかり進めると、タダでさえ土地が高くて起業コストが高い日本では、個人の新規参入がますます困難になります。
その上、農村社会は閉鎖的で、農地法など関連法規も既存農家擁護的な色彩が強く、農外からの新規就農者には丸っ切り勝機がありません。
儲からない仕事に何千万円単位の初期投資をしていては、最初っから土地とインフラと地縁を持っている既存農家には太刀打ちできませんから、就農希望者なんか増えるワケがありません。
マトモにやろうと思ったらホント自殺行為ですから、いきなりソコからは入れませんよ。
 

農外からの若い就農希望者が、元手のかからない粗放なやり方で先ずは自給農から始めて、販売戦略の工夫などで競争力を付けながら企業として自立して行ける様な道筋が必要なんじゃないかと思います。