コレね、2018年8月15日フェイスブックページに書いた記事です。
ヤフーブログから引っ越してきて、ヤフーの方に書いてた記事は全部こっちに来てるんだけど、1年くらいヤフーに書いてなかったのでその間の記事をチョイチョイこっちに追加します。
日に1件アップしてたのですが、間に合わないので2、3件ずつアップします。

 

 

「ゲンノショウコ」が咲きました。

白花です。
「ゲンノショウコ」には赤花と白花があります。
東日本では白が多く、西日本では赤が多いそうです。
でも、どちらか一色と言う事ではなく、両方見つかるそうです。

これメンデルの遺伝法則みたいに、白と赤で顕性、潜性(旧、優勢劣勢)なのかな?と思ったけど、それなら地域で異なるってもの妙ですね・・・
東では白が顕性で、西では赤が顕性、なんて事は考えにくいね。

多分、西と東で訪花昆虫の種類が違うんじゃないかと想像してるんだけど、どうでしょうか?
東で白い花に集まり易い虫が多く、西で逆に赤い花に集まる虫が多ければ、虫が多く来る花色の方がより多くタネを落とす可能性が高いからね。
でも、コレは未だ想像だけで根拠を見つけたワケではありません。
 

とりあえず、赤と白は血縁関係が濃いのか薄いのか、調べてみようと思いました。
つまりね、赤い花と白い花に全く別の虫が訪れるのなら、赤は赤の家系、白は白の家系が出来るだろうからね。
もしそうなっていたら、親と同じ花色ばっかりが子にも出るかも知れません。

 

同じ様にキンボウゲ科で花色に変異が多い「ユキワリソウ(オオミスミソウ)」なんかは、紫とか赤とか白とかがゴチャ混ぜに生えてるみたいですね。
アレは多分、色んな色の遺伝子が混じっててアッチが出たりコッチが出たりってなってるんでしょうね。
 

で、道端に生えていた白花の「ゲンノショウコ」からタネを採って昨秋播いておきました。
数が少ないので、確度は低いのですが、咲いた花は全部真っ白でした。


う~ん、コレは結構、遺伝的に分離してるのかも知れませんね。
 

余裕が出来たら「薬草」のタネも扱いたいと思っています。
ただ、「薬草」には危ないモノも多いので、昔から民間療法で使われていて安全なモノでないとダメですね。
「ゲンノショウコ」なんかピッタリでしょ。
結構成長も早いので、一畝作っておけば自家消費には充分だろうと思います。