コレね2018年7月20日、にフェイスブックページに書いた記事です。
ヤフーブログから引っ越してきて、ヤフーの方に書いてた記事は全部こっちに来てるんだけど、1年くらいヤフーに書いてなかったのでその間の記事をチョイチョイこっちに追加します。
日に1件アップしてたのですが、間に合わないので2、3件ずつアップします。
今年も太オクラの「ヒルカントリーレッド」が野生化しています。
3年目です。
去年は7月1日頃発芽してきましたが、今年は6月25日頃出始めました。
元々やや高温よりの品種ですので、発芽は遅目です。
この冬も去年の株をそのまま立っているままで越冬させて、春になってから踏み倒しました。

去年の10月20日です。
後ろの栗の木が紅葉しています。
熱帯モノは冬に備える機能を持たないので、秋になっても
そして気温が限界を下回ると、突然枯れます。

こんな風に春先に踏み倒し、莢を踏み付けてタネを落とし
その後、春草が生えて埋もれて、夏草が生える前に草刈りして発芽を待ちました。
もしかしたら秋遅くに踏み倒した方が良いのかも知れません。
落ちたはずのタネの量の割に発芽する苗の数が少ないようです。
この辺は難しいですね。
早くから踏み倒すと、冬の間に虫やネズミに食べられてしまうかも知れません。
或いは土に埋もれて殻が柔らかくなって発芽し易くなるかも知れません。

上手く土の中に埋もれて、殻が柔らかくなったタネが生え
柔らかくなりすぎると、食べられたり腐ったりします。
水分が足りないと殻が固くて発芽しにくくなります。
オクラは茎は木の様に丈夫なので、放って置くとなかなか倒れません。
だから自然の種子散布は茎が倒れて地面にタネが落ちるのではなく、莢の割れ目から少しずつポロポロとタネが転がり落ちるんじゃないかと思います。
それとも冬中立ったままで居ると、春先には莢が枯れて崩れてきて、発芽し易い時期の前に地面にタネがこぼれ落ちるのかも知れません。
圃場環境によっても生態系とのバランスが違いますから、自分の圃場にあった時期を見つける「チューニング」が必要ですね。

本葉が数枚出て、それらしい表情になってきました。
まだ小学生レベルですが、これからグングン行くと思いま

今年は上手い事、テキトーに間を開けて生えてくれました
播種も間引きも何にもしてないんですよ。

春に踏み倒した茎は、そろそろ分解して崩れてきています
これから水を十分に与えると、グングン育って行くと思います。
ウチではオクラの旬は9月です(笑)。
普通、野菜が野生化(野良生え)しても、ほとんどは数年のウチに勢いを失って消えて行きます。
最も大きな原因は、タネが昆虫や鳥やネズミなどに食べられてしまう事と、雑菌にやられて腐ってしまう事です。
十分な量のタネが落とせて、食害や腐敗が酷くなければ毎年続いて行きます。
そして、生育期間中の環境がその作物に適していれば、また、たくさんのタネを付ける事が出来て、翌年に繋がって行きます。