コレね2018年6月15日   、フェイスブックページに書いた記事です。
ヤフーブログから引っ越してきて、ヤフーの方に書いてた記事は全部こっちに来てるんだけど、1年くらいヤフーに書いてなかったのでその間の記事をチョイチョイこっちに追加します。
日に1件アップしてたのですが、間に合わないので2、3件ずつアップします。


サクランボが赤くなってきました。

サクランボと言っても「カスミザクラ」のサクランボです。
早春に移植した木に意外とたくさん花が咲いたので、4月下旬に「オオヤマザクラ」や「エドヒガン」と交配したものです。
 

「カスミザクラ」は遅咲きでこちらでは例年4月25日頃に開花します。
今年はチョット早くて20日頃に咲きました。

平地では「カスミザクラ」が咲く頃には他の桜はみんな終わっていますが、ココは西中国山地の裾なので山に行けば数種類の桜が咲いています。

(コレは「オオヤマザクラ」です。ピンクが濃くて綺麗です)
標高1000m前後の山地に上がると、何故かどの種類の桜も同時に咲いています。
寒い地方でサクラとモモとウメが同時に咲くのと同じかも知れませんね。

今年は山の桜も早く咲いたらしく、4月21日に行ってみたら「エドヒガン」も「ヤマザクラ」も「オオヤマザクラ」も終わりかけでしたが、標高の高い山奥へ入っていくとまだ咲いている木がありました。
「オオヤマザクラ」と「エドヒガン」の花を失敬して来て交配しました。


(コレは上の画像の「オオヤマザクラ」の花です)
タイミングが悪かったのか着果率は良くなくて、数粒づつしか実はなりませんでした。
「オオヤマザクラ」をかけたものの方が「エドヒガン」をかけたものより受粉は良かった様です。

綺麗に赤く色付いていますが、まだ熟してはいません。
桜の実は黒く熟すのです。
もう10日も経てば黒くなると思います。
熟したら急いで採らないと鳥に食べられてしまいます。
採ったらすぐに果肉を洗い落として乾かさずに播種します。
発芽は来年の春です。
(追伸 実はこの記事を書いた直後に、鳥に食べられてしまいました。残念・・・・)