野良生えの大根なんですが、なんかヘンでしょ?

長大根でもないし、丸大根でもない・・ヘンなヤツが生えてきました。
しかも「赤首」?
葉っぱは「桜島大根」そっくり。

大きい方は「桜島」の雰囲気がありますね。
小さい方は「赤首」とあまり違わない感じです。

長大根でもないし、丸大根でもない・・ヘンなヤツが生えてきました。
しかも「赤首」?
葉っぱは「桜島大根」そっくり。

大きい方は「桜島」の雰囲気がありますね。
小さい方は「赤首」とあまり違わない感じです。
コレには心当たりがあるんです。
一昨年、ココに「桜島大根」と信州の「赤首大根」を並べて植えておいたんです。
開花後に「赤首大根」が枯れて「桜島大根」からだけタネを採りました。
そのタネはまだ播かずに冷蔵庫で保存しているのですが、おそらく採種前にいくらか落ちたんでしょうね。

こんな赤首のダイコンは、昔は各地に在来種が存在したようです。
なぜか?ダイコンは白いもの、と言う「常識」が定着してしまったようですが、栽培してみると「赤」の方が草勢が強くて、遺伝的にも「赤」が強い感じがします。
一昨年、ココに「桜島大根」と信州の「赤首大根」を並べて植えておいたんです。
開花後に「赤首大根」が枯れて「桜島大根」からだけタネを採りました。
そのタネはまだ播かずに冷蔵庫で保存しているのですが、おそらく採種前にいくらか落ちたんでしょうね。

こんな赤首のダイコンは、昔は各地に在来種が存在したようです。
なぜか?ダイコンは白いもの、と言う「常識」が定着してしまったようですが、栽培してみると「赤」の方が草勢が強くて、遺伝的にも「赤」が強い感じがします。
大根は自家不和合性なので、異なる種類を並べて植えておくと高い確率で雑種が出来ます。
しかし自家不和合性の植物は、特性を固定したい時には厄介です。
自家受粉できませんから、他の株の花粉を付けなければならないワケです。
例えば、栽培品の中から一株だけ真っ黄色のダイコンなんかが突然変異で現れたとします。
自家不和合性だと一株だけではタネができませんから、花粉親が必要になりますが、同じ様に真っ黄色の個体は無いでしょうから、元の品種から花粉を貰う事になります。
大抵、極端に形質の異なる突然変異は劣性遺伝子(表に現れにくい遺伝)によるものが多いので、元の品種と交配すると変異形質は現れなくなります。
特性を固定したい時には、自家受粉でタネが採れて、後代からより特性の際立ったモノを選抜出来る方が都合が良いわけです。
しかし自家不和合性の植物は、特性を固定したい時には厄介です。
自家受粉できませんから、他の株の花粉を付けなければならないワケです。
例えば、栽培品の中から一株だけ真っ黄色のダイコンなんかが突然変異で現れたとします。
自家不和合性だと一株だけではタネができませんから、花粉親が必要になりますが、同じ様に真っ黄色の個体は無いでしょうから、元の品種から花粉を貰う事になります。
大抵、極端に形質の異なる突然変異は劣性遺伝子(表に現れにくい遺伝)によるものが多いので、元の品種と交配すると変異形質は現れなくなります。
特性を固定したい時には、自家受粉でタネが採れて、後代からより特性の際立ったモノを選抜出来る方が都合が良いわけです。
ところが、雑種を作りたい時には、この自家不和合性は好都合です。
混植しておくだけでバッチリ交雑してくれます。
そうして採れたタネは、純系と純系の雑種ですから、いわゆるF1種子になるワケです。
と言う事は、揃った形質の後代が複数得られます。
次の代は、兄弟同士で採種できますから、自家不和合でも大丈夫。
当然、F2は分離世代になるのでバラつきますから、期待した形質に近いものを選抜して固定していきます。
混植しておくだけでバッチリ交雑してくれます。
そうして採れたタネは、純系と純系の雑種ですから、いわゆるF1種子になるワケです。
と言う事は、揃った形質の後代が複数得られます。
次の代は、兄弟同士で採種できますから、自家不和合でも大丈夫。
当然、F2は分離世代になるのでバラつきますから、期待した形質に近いものを選抜して固定していきます。
この「桜島」×「赤首」らしき野良生えダイコンは、丁度両親の中間の形質になったようです。
葉は「桜島」に良くにて、少し色が薄く間延びした感じです。
根は両者の中間のラグビーボール型。
地上部の色は「赤首」の形質をもらったようです。

葉姿は「桜島」によく似ています。
葉は「桜島」に良くにて、少し色が薄く間延びした感じです。
根は両者の中間のラグビーボール型。
地上部の色は「赤首」の形質をもらったようです。

葉姿は「桜島」によく似ています。
狙いは地上部がピンクになる大丸大根です。
ウマイ事にもう一本小さいのがくっついて生えていましたから、この二本からタネを採って、F2、F3と選抜して、大きくて丸くて紅白半々のおめでたそうなダイコンを作ってみたいと思います。
ウマイ事にもう一本小さいのがくっついて生えていましたから、この二本からタネを採って、F2、F3と選抜して、大きくて丸くて紅白半々のおめでたそうなダイコンを作ってみたいと思います。
農業的に価値の高い品種を作出する「品種改良」は、高度な知識と技術を持った専門家の仕事です。
それだけ現在の作物品種は「高性能」なわけですね。
それを更に生産性や経済価値の高いものにしようと思えば、より高度な技術が必要になるのでしょう。
それだけ現在の作物品種は「高性能」なわけですね。
それを更に生産性や経済価値の高いものにしようと思えば、より高度な技術が必要になるのでしょう。
けれど、家庭菜園で「お気に入り」の系統をチョイスするのは、誰でも簡単に行えます。
好みのタイプからタネを採れば良いだけです。
更に、ほんの少し、育種学の知識を持っていれば、地元の既存品種、在来種を守り作り継ぐ為にも有益ですし、逆に交雑によりオリジナル品種を作り出す事も可能です。
好みのタイプからタネを採れば良いだけです。
更に、ほんの少し、育種学の知識を持っていれば、地元の既存品種、在来種を守り作り継ぐ為にも有益ですし、逆に交雑によりオリジナル品種を作り出す事も可能です。
現在、知られている「伝統品種」も昔の人がそうやって気に入ったモノを選んで引き継いで来た結果なのだろうと思います。
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