稲刈りシーズンも中盤を過ぎて、もうそろそろ晩生種も刈り時期に突入です。
ウチでも晩生種の「旭」が色付いて来始めました。
「ネリカ」や「ミツヒカリ」も黄色くなっています。
しかし、未だ全く色づいていない稲穂もあります。
「旭」から選抜した「晩生変異種」です。

今年は親品種の「旭」は9月6日頃の出穂でした。
「晩生変異種」は9月15日頃でした。
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9月13日でこの状態です。
奥の方の株は出遅れていたので、出穂は9月15日頃と言うべきかもしれません。

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9月30日です。穂数も比較的多く、葉色も他のイネより濃い目で、絶好調です。
少し早めに登熟が進んでくれて、11月20日までに刈れればイイんじゃないかと思います。

毎年こんな感じで、一週間ほど出穂が遅れます。
今までは、他の特性は大差ないだろうと思って、出穂時期だけ気にしていたので、気付きませんでしたが、今年は良く見比べてみようと思い立って、隣の列に播いてみました。
並んでいる画像で、左の大柄な株が「晩生変異種」です。
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半分より右が親品種の「旭」です。こちらは既に穂が色づき始め、葉色も抜けてきています。
左の晩生変異種は今丁度ドンドン炭水化物を作って穂に溜め込んでいる感じです。
元は同じものだったのに、出穂期と言う最も重要な性質に変異が起こったため、イネの性格全体が変わってきているようです。

比べて見ると良く分かりますね。
晩生化すると大きくなるんです。
まあ、早生より晩生の方が、それだけ生育期間が長いわけですから、アタリマエと言えばアタリマエなんですが、一週間の出穂期の違いでこんなに大きさに差が出るんですね。
目の当たりにして、チョット驚いています。

当然、稲穂も大きく、そこへ蓄積する炭水化物を作る茎葉も大きいわけですから、多収性にも期待できそうです。
ただ、あまり出穂が遅くなると、登熟期に温度不足になるので、なかなか穂が熟してくれません。
12月に入ってから稲刈りした事もあります。
登熟が悪いと収量も味も低下するので、こう言う晩生のイネは冬の遅い西日本の平地向きなのかもしれませんね。
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今年は6月6日播きでしたが、来年はずっと早く播いて、フルシーズン成長させてフルパワーを発揮させてみたいと思います。