遅播き「コシヒカリ」もほぼ出穂しました。
遅く播けば、遅く出穂する、この柔軟性が「コシヒカリ」の魅力です。

7月9日播きです。北日本ではこんなに遅く播いたら登熟が間に合わないんじゃないでしょうか?
西日本でも出穂が9月10日以降になると、平野部なら大丈夫でしょうが、チョット標高上がるとキツイです。
天候によっては、なかなか登熟しなくて稲刈りが12月に入る事もあります。
遅く播けば、遅く出穂する、この柔軟性が「コシヒカリ」の魅力です。

7月9日播きです。北日本ではこんなに遅く播いたら登熟が間に合わないんじゃないでしょうか?
西日本でも出穂が9月10日以降になると、平野部なら大丈夫でしょうが、チョット標高上がるとキツイです。
天候によっては、なかなか登熟しなくて稲刈りが12月に入る事もあります。
そう言うリスクはともかく、播き時期をずらす事で早生種の「コシヒカリ」を晩生種として栽培できるという事は、この品種の適応力の広さを表しています。
7月9日と言う遅播きでしたが、結構、一人前のイネになりました。

7月9日と言う遅播きでしたが、結構、一人前のイネになりました。

それはともかく、この「コシヒカリ」ちょっと一般の「コシヒカリ」と違うと思いませんか?
Google画像検索で「コシヒカリ」を引いてみてください。
水田で栽培されている「コシヒカリ」は、こんなに色が濃くありません。

こうして見ると、色、濃いでしょ?
肥料は化学肥料も有機肥料も何にも全然やっていないのに、コレです。
土壌中の地力窒素は抜く事が出来ないので、肥えた土は無肥料にしようが何しようが、チッソ過多になります。
Google画像検索で「コシヒカリ」を引いてみてください。
水田で栽培されている「コシヒカリ」は、こんなに色が濃くありません。

こうして見ると、色、濃いでしょ?
肥料は化学肥料も有機肥料も何にも全然やっていないのに、コレです。
土壌中の地力窒素は抜く事が出来ないので、肥えた土は無肥料にしようが何しようが、チッソ過多になります。
「コシヒカリ」は少肥品種ですし、茎が細く弱いので多肥栽培すると倒伏しやすくなります。
肥料を少な目にした方が味も良いので、窒素を控えて葉色を薄くして作ります。
それに、イモチ病に弱いので、多肥栽培すると農薬も沢山必要になります。
出穂後に穂イモチにやられると、ガタッと収量も品質も落ちてしまいます。
ホラホラ、葉イモチが出ています。窒素が多すぎる証拠です。
でも、無肥料栽培二年目です。ムヒリョウナンテ、ナンノイミモアリマセン・・・

肥料を少な目にした方が味も良いので、窒素を控えて葉色を薄くして作ります。
それに、イモチ病に弱いので、多肥栽培すると農薬も沢山必要になります。
出穂後に穂イモチにやられると、ガタッと収量も品質も落ちてしまいます。
ホラホラ、葉イモチが出ています。窒素が多すぎる証拠です。
でも、無肥料栽培二年目です。ムヒリョウナンテ、ナンノイミモアリマセン・・・

と言う事で、「コシヒカリ」は普通、もっと葉色が薄いものです。
しかし、この「コシヒカリ」は、無肥料栽培です。
去年も無肥料栽培でした。そのまま耕しもしないで、同じ様に直播して、今年も無肥料栽培です。
灌漑水は山水から来ているのですが、簡易水道の水ですから、下流の富栄養化した河川水の様には養分は含まれてはいません。
しかし、この「コシヒカリ」は、無肥料栽培です。
去年も無肥料栽培でした。そのまま耕しもしないで、同じ様に直播して、今年も無肥料栽培です。
灌漑水は山水から来ているのですが、簡易水道の水ですから、下流の富栄養化した河川水の様には養分は含まれてはいません。
土自体がもの凄く肥えているのです。
イモチ病が出易い環境で、この肥えた土ですから、去年は大変でした。全ての発病条件が整っていました。
こちらには農薬も自然農薬も薬になるものはなんにもありません。
精々、草木灰の上澄み液を散布する程度です。
アメリカ海兵隊に竹槍で挑むようなものです。
収量は普通の半分行くか行かないかくらいでした。
イモチ病が出易い環境で、この肥えた土ですから、去年は大変でした。全ての発病条件が整っていました。
こちらには農薬も自然農薬も薬になるものはなんにもありません。
精々、草木灰の上澄み液を散布する程度です。
アメリカ海兵隊に竹槍で挑むようなものです。
収量は普通の半分行くか行かないかくらいでした。
今年は少しは痩せたかと思いましたが、やっぱりかなり地力窒素が出ています。
前所有者が椎茸屋さんだったので、椎茸の廃菌床を大量に入れたようです。
なにを栽培していたのか分かりませんが、異常な肥え方をしています。
前所有者が椎茸屋さんだったので、椎茸の廃菌床を大量に入れたようです。
なにを栽培していたのか分かりませんが、異常な肥え方をしています。
こんな無肥料栽培では、痩せ地で肥料を与えた栽培より、遥かに窒素を吸収しています。
葉色を見れば分かりますよね。
早播きしたものは、この時期までに葉が固くなっているので、葉イモチはあまり出ませんが、遅播きだと葉が柔らかいので葉イモチがでています。
早播きでも穂首は柔らかいので、穂イモチがでて、白穂になってしまいます。
そこから先は穀粒は登熟しないのでスカスカになります。

穂の付け根が茶色くなってるでしょ、これが一番深刻なイモチ病の出方です。
葉色を見れば分かりますよね。
早播きしたものは、この時期までに葉が固くなっているので、葉イモチはあまり出ませんが、遅播きだと葉が柔らかいので葉イモチがでています。
早播きでも穂首は柔らかいので、穂イモチがでて、白穂になってしまいます。
そこから先は穀粒は登熟しないのでスカスカになります。

穂の付け根が茶色くなってるでしょ、これが一番深刻なイモチ病の出方です。
つぎの画像は、真砂土100%の即席水田に直播した「ユタカコシヒカリ」です。
「コシヒカリ」の晩生選抜品種です。出穂期や草丈以外、性質はほぼ「コシヒカリ」と同様です。
こちらは、播種直後に一株当たり一握り弱くらいの鶏糞を撒いただけで、後は灌漑水だけで育てました。

土に肥料っ気がないので、葉色が淡く澄んでいます。
勿論、イモチ病は全く出ていません。
でも、無肥料栽培とは言えません。オカシイジャロ??
「コシヒカリ」の晩生選抜品種です。出穂期や草丈以外、性質はほぼ「コシヒカリ」と同様です。
こちらは、播種直後に一株当たり一握り弱くらいの鶏糞を撒いただけで、後は灌漑水だけで育てました。

土に肥料っ気がないので、葉色が淡く澄んでいます。
勿論、イモチ病は全く出ていません。
でも、無肥料栽培とは言えません。オカシイジャロ??
イモチは一点も出ていません。
でも、最初に少し鶏糞をやったので、無肥料栽培とは言えません。
葉色を見てもお分かりの通り、こちらの方が窒素は吸収していません。

葉も穂も綺麗でしょ!!
さすがにチョット小ぶりですけどね。
でも、最初に少し鶏糞をやったので、無肥料栽培とは言えません。
葉色を見てもお分かりの通り、こちらの方が窒素は吸収していません。

葉も穂も綺麗でしょ!!
さすがにチョット小ぶりですけどね。
以前は、無農薬無肥料の自然農法で育てたタネ、とかって、明記して販売していましたが、どうも「無肥料」は主観的に過ぎると思って表記をやめました。
元の土地の肥沃度で全然結果が違うワケですから、「無肥料」と言う事自体がナンセンスなんです。
イネの場合は特に、灌漑水に含まれる窒素、リン酸、カリ、などの成分が河川中流より下ではかなりの量になりますので、何が無肥料栽培なのか分かりませんね。
そう言う事を言っていると、「自然農法」自体が良く分からなくなってきます。
肥料を与えない事が「自然農法」なのか?
それとも、もっと他に「自然農法」をハッキリと示す指標があるのか?
それとも、もっと他に「自然農法」をハッキリと示す指標があるのか?
バカバカしい話ですが、言うまでもなく後者でなければ、「自然農法」は終わりです。
本当に自然に作物が育って行く、と言う現象の意味と、その仕組みを明らかにして、アタリマエの栽培手法として通用するようにして行かないと、今後の「自然農法」の技術的な進歩が妨げられる様な気がしています。
本当に自然に作物が育って行く、と言う現象の意味と、その仕組みを明らかにして、アタリマエの栽培手法として通用するようにして行かないと、今後の「自然農法」の技術的な進歩が妨げられる様な気がしています。