加賀野菜の「打木(うつぎ)源助大根」です。
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ルックスを見ると明らかなように「宮重」系の青首種です。
「宮重大根」は西へ行って京都の「聖護院大根」になり、北へ行って「打木源助大根」になったわけです。
そして現在はF1の「耐病総太り大根」などにつながっています。
つまり、宮重系は日本の美味しい大根のサラブレッドみたいな存在なんですね。


「打木源助大根」は宮重系の「源助総太」と金沢在来の練馬系白首種「打木大根」の自然交雑から選抜育成され1942(昭和17)年頃確立された比較的新しい品種のようです。
短太型なので耕土の薄い土地でも栽培でき、味がよくオデンなどに向くので家庭菜園での年内収穫用にオススメです。

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揃いは悪かったのですが、生育は良い方でした。
ス入りが早い傾向があるそうですから、年内穫りが良いと思います。


もう少しキレイな形に作りたかったのですが、自家用としてはまずまずです。
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放任栽培しましたので形や揃いは良くありませんでしたが、そこそこ良く出来ました。

「宮重」や「みの早生」より幾らか寒さに強いのか、根上り性にしては凍害も少なく、元気に育ってくれました。
こんな感じでもう少し太めなら上出来です。
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これは残念ながら地上部をヒヨドリに啄かれて空っぽにされたので、採種親に使えませんでした。


家庭菜園向きの大根としては、春播きの夏穫りには「みの早生」や「時無し大根」、早播き年内穫りにこの「打木源助」や「聖護院」、やや遅まきで新春穫りに「国富」、遅穫りに「笹木三月子」など組み合わせると年中新鮮な大根が食べれて、それぞれの姿や味の違いを楽しめます。