今日は泣ける話ですよ。
普段、チャランポランとノーテンキに暮らしている皆さん、心してお読みください。
私もチャランポランノーテンキの日本代表みたいな暮らし方なので、こんな事例に出会うと、生き方考え直した方がイイような、そのまんまの方がイイような・・・・
普段、チャランポランとノーテンキに暮らしている皆さん、心してお読みください。
私もチャランポランノーテンキの日本代表みたいな暮らし方なので、こんな事例に出会うと、生き方考え直した方がイイような、そのまんまの方がイイような・・・・
「広東ドワーフパクチョイ」です。

昨年秋にはいい調子で育って、優良タイプを選抜してタネをごっそり採って大儲けだ!!と意気込んでおりました。

昨年秋にはいい調子で育って、優良タイプを選抜してタネをごっそり採って大儲けだ!!と意気込んでおりました。
それが年末から年明けにかけて、異常すぎる暖冬のせいで不時開花です。
いつもの年なら開花は4月中旬ですからね。マイリマシタ

いつもの年なら開花は4月中旬ですからね。マイリマシタ

1月末には花を上げたまま雪に埋もれ、毎朝のキョーレツな霜と凍結でフニャフニャにされ、花は咲いても受粉も子房の肥大もないので、タネなんか採れそうにもありませんでした。


その上、2月末には膝を怪我して絶対安静状態になっている間にヒヨドリの大群が飛来して葉っぱを全部食ってしまいました。


踏んだり蹴ったりです。
温かくなり始めたら出ている花茎を切り取って、下の方から新たな花芽を出させれば半分くらいの量のタネは採れる、と目論んでいたのですが、吹っ飛びました。
カブや大根のように根っこが肥大する作物は、地上部をやられても再び再生して花を咲かせます。
むしろ、あの大きな根っこは茎葉を食害されるのが折り込み済みになっての姿ではないかと思うほどです。
ところが、白菜や山東菜の仲間は、養分を葉の付け根に溜め込んでいます。
チンゲンサイを見ると良く分かりますが、葉柄の下部が肥大して分厚くゴッツく発達しています。
これも養分を蓄えては居るのですが、地上に出ていますから「ヒヨドリ」みたいなタチの悪いヤツが集団で来ると、「どうぞ、お納めください。」ってショバ代払ってるようなものです。
花茎を上げるのにエネルギーを消耗している上、貯金まで巻き上げられては、もう立ち直る事は出来ません。
やっと暖かくなってきたのに、再生するどころか枯れ始めました。
むしろ、あの大きな根っこは茎葉を食害されるのが折り込み済みになっての姿ではないかと思うほどです。
ところが、白菜や山東菜の仲間は、養分を葉の付け根に溜め込んでいます。
チンゲンサイを見ると良く分かりますが、葉柄の下部が肥大して分厚くゴッツく発達しています。
これも養分を蓄えては居るのですが、地上に出ていますから「ヒヨドリ」みたいなタチの悪いヤツが集団で来ると、「どうぞ、お納めください。」ってショバ代払ってるようなものです。
花茎を上げるのにエネルギーを消耗している上、貯金まで巻き上げられては、もう立ち直る事は出来ません。
やっと暖かくなってきたのに、再生するどころか枯れ始めました。
ところが!!ここからがイイトコロですからね!!分かってますね!!
200株くらい生えていた「広東ドワーフ」の中に、2株だけ花を上げていないものがあったのです。


以前もご紹介しました「晩生」かも知れない個体です。
茎が立ち上がって花を咲かせている他の個体の下に埋もれるようにして地べたに広がっていたので「ヒヨドリ」にもあまり啄かれませんでした。
茎が立ち上がって花を咲かせている他の個体の下に埋もれるようにして地べたに広がっていたので「ヒヨドリ」にもあまり啄かれませんでした。
人生でもビジネスでも学校でもスポーツでも、なんでもですけど、「早い者勝ち」ではないんです!!
「弱肉強食」でもないんです!!アクセクスンナヨ
「弱肉強食」でもないんです!!アクセクスンナヨ
国立遺伝学研究所の木村資生 (きむらもとお) 氏は中立進化説を唱えられました。
ダーウィンは進化論で「サバイバル・オブ・ザ・フィッテスト」(適者生存)と説いたのですが、中立進化説では「サバイバル・オブ・ザ・ラッキエスト」(運の良い物が生き残る)と言う考え方が示されたわけです。
これは遺伝子レベルのお話ですから、今回の事例とはチョット話の次元が異なるのでしょうが、自然界での生態的なレベルに於いても、ある一つの生物種が周囲の他の生物種の起こした「アクシデント」によって変化して行く、と言う現象は珍しくはないのではないかと思います。
ダーウィンは進化論で「サバイバル・オブ・ザ・フィッテスト」(適者生存)と説いたのですが、中立進化説では「サバイバル・オブ・ザ・ラッキエスト」(運の良い物が生き残る)と言う考え方が示されたわけです。
これは遺伝子レベルのお話ですから、今回の事例とはチョット話の次元が異なるのでしょうが、自然界での生態的なレベルに於いても、ある一つの生物種が周囲の他の生物種の起こした「アクシデント」によって変化して行く、と言う現象は珍しくはないのではないかと思います。
以前も書きましたがウチの下のダム湖の「ブラックバス」は大きな「コイ」の後ろについて泳ぎ、「コイ」が湖底をゴソゴソやってエビなんかを追い出すのを狙って食べているようです。
昔は小魚型のルアーでポンポン釣れましたが、最近は釣れにくくなりました。
また、「ブラックバス」の幼魚も目に付きません。
以前はそこら中に20cm以下の小バスがウロウロしていました。
2、30年経つ内に、「ブラックバス」に食べられやすい小魚は減って行き、バスは小魚からエビや水性昆虫にターゲットを変えたのかも知れません。
逆に小魚や水生動物はバスの卵や稚魚を食べるものが増えて、バスの増殖を抑えているのではないかと想像しています。
昔は小魚型のルアーでポンポン釣れましたが、最近は釣れにくくなりました。
また、「ブラックバス」の幼魚も目に付きません。
以前はそこら中に20cm以下の小バスがウロウロしていました。
2、30年経つ内に、「ブラックバス」に食べられやすい小魚は減って行き、バスは小魚からエビや水性昆虫にターゲットを変えたのかも知れません。
逆に小魚や水生動物はバスの卵や稚魚を食べるものが増えて、バスの増殖を抑えているのではないかと想像しています。
色んな生き物が関わりあうと、意外な「アクシデント」が起こります。
その時にどの組み合わせが環境に対して有力となり、生き残り繁栄するかは決まり切った事ではないのです。
その時にどの組み合わせが環境に対して有力となり、生き残り繁栄するかは決まり切った事ではないのです。
生育が遅く、みんなに遅れて成長し、遅く蕾を付けた「広東ドワーフパクチョイ」は雪にも霜にもヒヨドリにもやられずにどうやら子孫を残せそうです。

チョーシこかなくて良かったワケです。
では、早くに花を咲かせてしまったお調子者の大多数の「広東ドワーフ」は滅びてしまったかというと、たぶん、そんな事はないだろうと思います。


チョーシこかなくて良かったワケです。
では、早くに花を咲かせてしまったお調子者の大多数の「広東ドワーフ」は滅びてしまったかというと、たぶん、そんな事はないだろうと思います。

やってみなければ分かりませんが、このオクテの個体からタネを採っても、DNAの中にはワセの遺伝子が残っていますから、やっぱりオチョーシ者のヤツラも復活してくるのだろうと思います。


「早い者勝ち」でもなければ「弱肉強食」でも「適者生存」でも「運の良い物が生き残る」だけでもない、色んな要素の組み合わせで、色んな結果が出て来ます。

だから農薬や肥料使わなければ「自然農法」だなんて単細胞では何にも分からないのです。
作物も含めて、生き物たちはみんなチャンスを狙っています。
そして出番が来たら間髪を入れず活躍を始めます。
作物にその出番が起こり易くなるよう環境に小さな刺激を与えたり、活躍し始めた作物を助長するように他の者を軽くイジメたりして、自然の流れに乗って効率的に栽培を進めようと言うのが「自然農法」の考え方です。
そんなら、まあ、チャランポランノーテンキにしててもおんなじ事かも知れませんね。
福岡正信氏が「どうやったら昼寝の時間が増えるのかを考える」とおっしゃっていたのも、この辺りの「自然農法」の機微を表す為の氏独特の諧謔的表現なのかもしれません。
日頃は気楽に過ごしておいて、いつ巡ってくるかわからない「出番」が訪れた時にはキチッと仕事をする、ってのがイイような気がします。
福岡正信氏が「どうやったら昼寝の時間が増えるのかを考える」とおっしゃっていたのも、この辺りの「自然農法」の機微を表す為の氏独特の諧謔的表現なのかもしれません。
日頃は気楽に過ごしておいて、いつ巡ってくるかわからない「出番」が訪れた時にはキチッと仕事をする、ってのがイイような気がします。