先日ご紹介しました「網干メロン」ですが、初期生育はグスグス、グスグスして、待っても待っても伸びてこなかったくせに(記事はコチラ)、一旦勢いがつき始めると、とどまるところを知らず、暴走状態が続いています。

7月25日、まだグスグズ時代です。
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7月29日、梅雨明けで元気が出始めました。
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8月2日、酷暑が大好きみたいです。本調子が出てきました。
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ここまでが先日の記事にアップした画像です。

8月15日には、左隣の陸稲の間に侵略の手を伸ばし、右側は「カラムナーアップル」の株元を埋め尽くしました。
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8月19日には、陸稲の二列目におよび、「カラムナーアップル」は完全に制圧され、法面を下り始めました。
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8月23日、前日の台風で葉姿は乱れてしまいましたが、草勢は衰える事なく、直径4m近くが「網干メロン」の領土となり、侵略軍は更に、全方向に向かって拡大膨張を続けています。
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ついに「カラムナーアップル」の苗木にも登り始めました。下草の身分を弁えない乱暴狼藉です。
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法面を下り始めた一軍は、「嘉宝西瓜」に「チャールストングレイ」を掛け合わせた「自作F1西瓜」との間に領土問題を起こし始めています。
武力を以って現状変更を試みる典型的な例です。
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陸稲の列を横切って侵攻した一軍は、既に陸稲は制圧して、平坦な芝生地帯の方へ勢力を拡大し始めました。
コチラ側には「網干メロン」を迎え撃つ有力な勢力がありませんので、野放し状態の中で更に爆発的な膨張が起こる危険が目前に迫っています。
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ベト病、ウドンコ病は一点も見られず、ウリハムシも草勢に恐れをなして減って行き、日に1、2匹見かける程度になりました。
お盆を過ぎ、少し朝晩は涼しくなってきましたので、徐々に沈静化に向かうものと思いますが、台風からの立ち直りも早いようですので、もうしばらくは膨張が続きそうです。

今まで耕作放棄水田跡で「網干メロン」を何度か栽培したのですが、こんなに勢い付く事はありませんでした。
むしろ秋口の凋落は早い印象を持っていたのですが、今年はどうしたのでしょう?
ひとつは非常に水捌けの良い法面上に作付けた事が効いているように思います。
もうひとつは今まで畑ではなかった場所なので比較的「ウリハムシ」が少ない事と、播種が遅かったので時期的にも越冬した「ウリハムシ」の成虫が集まってきて産卵する機会が少なかったのではないかと思います。
「ウリハムシ」が産卵すると孵化した幼虫は作物の根を食害しながら成長しますので、真夏になって茎葉が大きく茂り養水分が大量に必要になった頃に根をやられて生育が止められてしまいます。
今までは「ウリハムシ」の発生の多い圃場でしたので、眼に見えない所で生育を阻害されて、「網干メロン」の実力が発揮されていなかったのかもしれません。
もともと、草勢の強い品種です。在来種の強みで、露地でも病害は発生しにくいようです。日本の気候に適応しているのですね。


これほど草勢が盛んなら、さぞかしたくさんあの糖度が高い味の良い実を食べただろうとお思いの事でしょうが・・・・
ひとつも食べていません!!
発祥の地の兵庫県南部では、お盆のお供えに欠かせない旬の果物として珍重されていた様ですが、お盆を過ぎても未だ完熟しておらず、一個も口に入っていません。
やはり時期的には初期生育の遅れが響いているようです。

しかし、葉をかき分けてみると、あるわあるわ、そこら中にゴロゴロと青白色、楕円形の実が「ザコ寝」をしています。
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月末頃から穫れ始めそうです。