ハイブリッドライス(F1米)の「ミツヒカリ」です。
「ミツヒカリ」の説明はこちらの記事の中にあります。
7月21日播種と言う超遅播きテストです。

イメージ 1


25cm☓25cmで、一箇所に6粒播いています。
発芽率は良かったので、平均して一箇所5本づつくらい生えています。

やはりF1ですし、元々大型のイネのようですので、成長は早く、一週間前の7月13日に播いた「豊コシヒカリ」を追い越しています。
イメージ 2

刈り倒したライ麦のワラを厚くマルチしているのと、播き時期が遅いため、雑草の発生は僅かです。

土地が肥えすぎている為、無肥料でも窒素過多で葉色はかなり濃くなっています。
これは土地のせいばかりでもないようで、無湛水栽培での水のやり方に問題があるのかも知れません。
毎日、2、3cmの深さに溜めては水を止めています。元々畑状態の所に不耕起で軽トラで土を踏み固めて、畦も塗らずに直播きしましたので、少しは水持ちしますが、数時間で引いてしまいます。
不湛水なので、チョイチョイ水をやらなければ・・・と思ったのですが、ここの土質には向いていないようです。
2、3日に一度しっかり溜める方法の方があっているのかもしれません。
この辺りは元々の土質と、その時の土壌の状態(気相の多少)、地表を覆う有機物の厚さ、作付ける品種の特性と時期と植栽密度などなど、色々条件によって変わってくると思います。


下葉はイモチ病でボロボロです。
これはチョット栽培管理にミスがあったためで、特に「ミツヒカリ」がイモチ病に弱いと言う事ではないようです。
下手コイタ話はまた日を改めて書きます。(大失敗しました)
イメージ 3

下葉のイモチ病をモノともせず、新葉はパワフルに伸びていますので、今のところ大丈夫だと思うのですが、秋口に気温が下がり始めると、イネとイモチの立場が逆転して、イネが負け始めるかもしれませんので、出来る限り手を付けずに、自然に起こってくる事を詳細に観察したいと言う趣旨ですが、この辺りが潮時かと灰汁の散布をはじめました。


イモチ病菌はカビの仲間です。そこで、灰汁のアルカリでカビの好適PH4~4.5より葉面のPHを高めて、イモチ病の足を引っ張ろうと言う姑息な手段です。

効いたのか効いてないのか良く分からない位に効きますが、これが重要な所です。
最も良いのは予防に用いる事ですが、あまり効果が長続きしないので、度々散布しなければならなくなり面倒です。
自然農法で、このような天然由来の資材を用いる時の考え方は、その資材により病虫害をやっつけると言う事ではなく、作物自身が病虫害を克服しようとする力を後押しすると言う、援護射撃の考え方です。

雑草対策で、雑草を抑制してイネを優遇すればイネが田んぼの王様になるのと同じ事で、イネを伸ばしてイモチ病菌をイジメれば、イネが優位に立つ、と言う事です。


苗は現在、それぞれが3~5本に分けつしています。一株15~25本になっています。
あと一回分けつしてくれれば、茎数は取れると思います。
あとは、出穂までにどれくらい茎葉が大きくなるかと言う事と、出穂後、冬までに十分な登熟期間が取れるか、と言う事になりそうです。