TPP問題はいよいよ佳境に入りました。と言うよリもうレールに乗ってしまってる感じですね。
去年の秋からTPPに関係ありそうな本を何冊か読んでみました。
去年の秋からTPPに関係ありそうな本を何冊か読んでみました。
「農業問題: TPP後、農政はこう変わる」 本間 正義 (著)ちくま新書
「農協解体」山下 一仁 (著) 宝島社
「私たちはなぜTPPに反対するのか」原中 勝征 (著, 編集), TPP阻止国民会議 (著, 編集)祥伝社
「アメリカの米産業―その市場構造 (シリーズ世界の米を考える) 」ゲイル クレイマー (著)農山漁村文化協会
「偽装農家―たちまちわかる最新時事解説」神門 善久 (著)飛鳥新社
「里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く」藻谷 浩介 (著), NHK広島取材班 (著)角川書店
「日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率」浅川 芳裕 (著)講談社
「農協・農委「解体」攻撃をめぐる7つの論点」田代 洋一 (著)筑波書房
個々の内容についてご紹介すればよいのですが、時間がありません。
この中で「里山資本主義」は直接TPPとは関係ありませんが、グローバル化の中でローカルの重要性をどう活かして行くかと言う課題に有益なヒントがたくさん含まれていると思います。
総じて言えば、賛成派は産業としての農業の発展を、現在の「農業族議員、農水省、農協、農村社会」と言う既得権者たちが阻んでいると見る立場で、TPP参加を契機に旧構造を破壊して、ちょっと前に流行った「構造改革」を行えば農業は成長産業になる、と言う主張ですね。
「偽装農家」に書かれているように、農地改革でタダで貰った農地を資産としか考えず、資産管理のために農業を隠れ蓑にしているような兼業農家や土地持ち非農家は、幼少期から農家の間に挟まれて非農家で育った私は目の当たりに見ていますから、「農業」と言う産業が、なにか胡散臭い、真っ直ぐ行かない構造になっている事は良く分かります。
ただ、産業構造をリニューアルする事と、TPPが直接繋がるのかな?と言う部分はピンと来ませんね。

総じて言えば、賛成派は産業としての農業の発展を、現在の「農業族議員、農水省、農協、農村社会」と言う既得権者たちが阻んでいると見る立場で、TPP参加を契機に旧構造を破壊して、ちょっと前に流行った「構造改革」を行えば農業は成長産業になる、と言う主張ですね。
「偽装農家」に書かれているように、農地改革でタダで貰った農地を資産としか考えず、資産管理のために農業を隠れ蓑にしているような兼業農家や土地持ち非農家は、幼少期から農家の間に挟まれて非農家で育った私は目の当たりに見ていますから、「農業」と言う産業が、なにか胡散臭い、真っ直ぐ行かない構造になっている事は良く分かります。
ただ、産業構造をリニューアルする事と、TPPが直接繋がるのかな?と言う部分はピンと来ませんね。

反対派は、食料自給率がどうとか、食の安全がどうとか、毒素条項がどうとか、「怖いぞ~、アブナイぞ~、だから私達の主張が正しい」みたいな感じで、ちょっと霊感商法の臭がします。
そうやって旧体制を維持した結果に、素晴らしい農業の未来が見えてくるとは、どうしても考えられません。
「守れ、守れ」と言っている人達の多くは、言外に(私の立場を)と言っているのが透けて見える様で、素直に「賛成!!守りましょう!!」と言っていいものかどうか、自信が持てません。
農水省は口を開けば「食料自給率向上」とか言っていますが、そんなら減反やめて「コメ」を大量に作れば炭水化物はカロリーが高いワケですから、カロリーベースの自給率計算には都合が良いのだろうと思うのですが、「減反」だそうです。

そうやって旧体制を維持した結果に、素晴らしい農業の未来が見えてくるとは、どうしても考えられません。
「守れ、守れ」と言っている人達の多くは、言外に(私の立場を)と言っているのが透けて見える様で、素直に「賛成!!守りましょう!!」と言っていいものかどうか、自信が持てません。
農水省は口を開けば「食料自給率向上」とか言っていますが、そんなら減反やめて「コメ」を大量に作れば炭水化物はカロリーが高いワケですから、カロリーベースの自給率計算には都合が良いのだろうと思うのですが、「減反」だそうです。

農家の子弟でもないのに農業系の大学に進んだので(三十数年前の事ですよ)、「なんか農業にはすっきりしない問題があるな」と言う事は皮膚感覚で感じていました。
卒業して、自分も農業をやりたいと、「新規就農」を目指しましたら、行く先、行く先で拒絶的、否定的な雰囲気。
各市町村では農水省の指示通り「新規就農」や「定住」促進事業を行っていましたが、現地へ行って見ると促進事業がそのまま「不審者チェック窓口」みたいになっていて、促進どころか侵入阻止の防波堤の役目をしている感じのところが多かったように思います。(まあ、オウム真理教事件なんかもありましたからね)
卒業して、自分も農業をやりたいと、「新規就農」を目指しましたら、行く先、行く先で拒絶的、否定的な雰囲気。
各市町村では農水省の指示通り「新規就農」や「定住」促進事業を行っていましたが、現地へ行って見ると促進事業がそのまま「不審者チェック窓口」みたいになっていて、促進どころか侵入阻止の防波堤の役目をしている感じのところが多かったように思います。(まあ、オウム真理教事件なんかもありましたからね)
農村は閉鎖社会です。役所の担当者は「定住」させたが最後、事ある毎に「なんであげなヤツを入れたんや」と住民から文句を言われるのではないかと腰が引けている感じでした。(今でもそうです)
その上、都市住民で農村の生活習慣に問題なく全て馴染める人は珍しいので、「新規就農」や「定住」はトラブルの元としか見られていないようでした。
当時(二十数年前かな)は、あからさまに募集条件に「地域住民の親戚、縁者に限る」と信じられない事を規定している自治体もありました。
ニコニコして「どうぞいらしてください」と言う態度の所は、余程過疎が激しく背に腹は代えられないと言うような地域で、しかも、仲介してくれる農地や家屋の値段は、地元の取引価格の4、5倍はザラで、「どうぞお金を持って来てください」でした。
800万だ900万だと言っていた物件が、たまたま近隣地域に居た知り合いから「200万で話が付くから任せろ」と言われてビックリした事があります。
「旅人を泊めて夜中に包丁を研ぐ山姥みたいだな」と思った記憶がありますが、その頃はバブル期で、「田舎暮らし」と言う言葉が流行り、農村物件が高騰した時期でもあったので、都市部向けの値札と現地価格に落差が生じていたのでしょう。

その上、都市住民で農村の生活習慣に問題なく全て馴染める人は珍しいので、「新規就農」や「定住」はトラブルの元としか見られていないようでした。
当時(二十数年前かな)は、あからさまに募集条件に「地域住民の親戚、縁者に限る」と信じられない事を規定している自治体もありました。
ニコニコして「どうぞいらしてください」と言う態度の所は、余程過疎が激しく背に腹は代えられないと言うような地域で、しかも、仲介してくれる農地や家屋の値段は、地元の取引価格の4、5倍はザラで、「どうぞお金を持って来てください」でした。
800万だ900万だと言っていた物件が、たまたま近隣地域に居た知り合いから「200万で話が付くから任せろ」と言われてビックリした事があります。
「旅人を泊めて夜中に包丁を研ぐ山姥みたいだな」と思った記憶がありますが、その頃はバブル期で、「田舎暮らし」と言う言葉が流行り、農村物件が高騰した時期でもあったので、都市部向けの値札と現地価格に落差が生じていたのでしょう。

「農村」と言う場所は、生活と産業に区切りがない共同体社会として発展してきた歴史があるので、都市住民には理解できない「不文律」の塊です。
わかり易く言えば、「農村株式会社」に「住み込み」で就職する、とでも考えれば良いと思います。
経済的には個々の農業者は独立した個人事業主なのですが、法律にも条例にも明記されていない「農村の生活習慣」=「不文律」では、「新規就農者」は「農村株式会社」の「新入社員」と言う扱いです。
ヘタをすると「新参者」「下っ端」「デッチ」「半人前」と言う扱いを受ける場合もあります。
この辺りは地域によっても異なり、個々の人間関係によっても異なりますが、「年功序列」と「敬老精神」により、新たにやって来た年少者は「一段身分の低い者」と言う感覚も普通に存在するようです。
私の住んでいた所でも近所の爺さんがイチイチ指導的に指図して来るので閉口しました。
それには悪意は無く、むしろ地域社会全体で教育、指導して行かなければならないという、善意と責任感の様なものが感じられましたが、そこがまた一面では「排他性」に繋がり、何をやるにしても「郷に入っては郷に従え」で、「みんなと違う行動」=「悪」と言う強い均質主義の現れでもあります。
更に、農業では通常、仕事場と居住地は同じですから、このような「教育」は日常生活にまで入り込んできます。
生活習慣や暮らし方、生き方にまで、土地のやり方を強要されると、都市出身者や農外出身者には「同化政策」のように感じられます。

わかり易く言えば、「農村株式会社」に「住み込み」で就職する、とでも考えれば良いと思います。
経済的には個々の農業者は独立した個人事業主なのですが、法律にも条例にも明記されていない「農村の生活習慣」=「不文律」では、「新規就農者」は「農村株式会社」の「新入社員」と言う扱いです。
ヘタをすると「新参者」「下っ端」「デッチ」「半人前」と言う扱いを受ける場合もあります。
この辺りは地域によっても異なり、個々の人間関係によっても異なりますが、「年功序列」と「敬老精神」により、新たにやって来た年少者は「一段身分の低い者」と言う感覚も普通に存在するようです。
私の住んでいた所でも近所の爺さんがイチイチ指導的に指図して来るので閉口しました。
それには悪意は無く、むしろ地域社会全体で教育、指導して行かなければならないという、善意と責任感の様なものが感じられましたが、そこがまた一面では「排他性」に繋がり、何をやるにしても「郷に入っては郷に従え」で、「みんなと違う行動」=「悪」と言う強い均質主義の現れでもあります。
更に、農業では通常、仕事場と居住地は同じですから、このような「教育」は日常生活にまで入り込んできます。
生活習慣や暮らし方、生き方にまで、土地のやり方を強要されると、都市出身者や農外出身者には「同化政策」のように感じられます。

そこでは自由な事業展開は行えず、「農村株式会社」の「定形業務」以外の事を行うと「妨害」や「誹謗中傷」に合います。
このような前時代性は、個々の住民の人格や人間性にはあまり関係ない様に思います。(中にはそう言う習慣を自分に有利に利用する性格の悪いヤツも当然居ますが・・・)
むしろ「土地」と言う持ち歩けない生産財が支配的な「農業」と言う産業を自然発生的に発展させると必然的に構築される社会構造から来ているのではないかと思います。
封建社会では自由な人の移動は禁止されていたでしょうし、「土地」との結び付きが強い「農業」では、「一旦、入り込まれたら排除する事が出来ない」「それぞれの行動が大きな影響を与え合う」「同じメンツで長年暮らさなければならない」などの心理的負担が大きく、先手を打ってガードしないと既存の生活が破壊される恐れがある、と感じるのは当然です。
このような前時代性は、個々の住民の人格や人間性にはあまり関係ない様に思います。(中にはそう言う習慣を自分に有利に利用する性格の悪いヤツも当然居ますが・・・)
むしろ「土地」と言う持ち歩けない生産財が支配的な「農業」と言う産業を自然発生的に発展させると必然的に構築される社会構造から来ているのではないかと思います。
封建社会では自由な人の移動は禁止されていたでしょうし、「土地」との結び付きが強い「農業」では、「一旦、入り込まれたら排除する事が出来ない」「それぞれの行動が大きな影響を与え合う」「同じメンツで長年暮らさなければならない」などの心理的負担が大きく、先手を打ってガードしないと既存の生活が破壊される恐れがある、と感じるのは当然です。
若い頃には、のほほんとしていて気付きませんでしたが、既に構築されている社会に紛れ込む事は、干拓で造成された国営農地のような未だ「村」が出来ていない所で西部開拓民みたいに新たに始める事とは、全く別の困難さを持っています。
このように、「農村」は非常に強い自己保全性を持つ社会ですので、地域社会と強結合している「農業」は、「改革」や「変革」をアレルギー的に拒絶します。
そう言う性格の強い産業や社会である事を念頭に置いていないと、農業問題もTPP問題も靴の上から掻くような話になってしまうのではないでしょうか?
そう言う性格の強い産業や社会である事を念頭に置いていないと、農業問題もTPP問題も靴の上から掻くような話になってしまうのではないでしょうか?

農協は解体されようとしています。
自民党は2012年末の総選挙でTPP反対と公約しておきながら、安倍政権が成立すると手のひらを返して参加を表明し、早速抵抗勢力である農協の解体に着手しました。
甘い言葉で票を集めておいて、当選したら「もはやおヌシらに用はないワ、斬り捨て御免ズバッ!!」です。
自民党は2012年末の総選挙でTPP反対と公約しておきながら、安倍政権が成立すると手のひらを返して参加を表明し、早速抵抗勢力である農協の解体に着手しました。
甘い言葉で票を集めておいて、当選したら「もはやおヌシらに用はないワ、斬り捨て御免ズバッ!!」です。
酷い仕打ちの様に見えますが、2009年の総選挙で、民主党が示した「農業者個別所得補償制度」と言うエサに農協がシッポを振り政権交代の一因となった事を思えば、自民党は「煮え湯を飲まされた」わけですから、政権に返り咲いたらタダでは済まさない、と考えても不思議はありません。
問題の芯の部分に、「農業と言う産業を正常化する事」と「農家、農村と言う社会構造を維持する事」との間の不整合が横たわっているように思えます。
新規参入する個人や企業にとっては、農家、農村と言う既得権者が強固な参入障壁を構築している事は、チョイスを他の産業に振り向ける大きな要因となるでしょう。
参入障壁を突き破るエネルギーを払ってまで取り組む経済的な旨味がある業種でもありません。

参入障壁を突き破るエネルギーを払ってまで取り組む経済的な旨味がある業種でもありません。

農水省は政権からは農業の構造改革を迫られ、しかし、それをやったら自分たちの首が絞まる事を恐れているでしょう。
専門的な細かい議論に気を配らなければ、GDP1%の農業の為に農水「省」が必要なものか?と疑問も感じます。
経済産業省の中に農水庁を設置しておけばいいんじゃないの?と思ってしまいます。
総世帯数に占める農家戸数の割り合いは6%、総就業人口に占める農業就業人口の割合は2.4%だそうです。
これで「農水省」が必要なのなら「IT省」とか「パチンコ省」とか、「外国人観光誘致省」だって必要ではないかと言う議論になるんじゃないでしょうか?
この辺りも、戦前の国民の過半数が農家だった頃の制度がそのまんまなのではないかと思います。
専門的な細かい議論に気を配らなければ、GDP1%の農業の為に農水「省」が必要なものか?と疑問も感じます。
経済産業省の中に農水庁を設置しておけばいいんじゃないの?と思ってしまいます。
総世帯数に占める農家戸数の割り合いは6%、総就業人口に占める農業就業人口の割合は2.4%だそうです。
これで「農水省」が必要なのなら「IT省」とか「パチンコ省」とか、「外国人観光誘致省」だって必要ではないかと言う議論になるんじゃないでしょうか?
この辺りも、戦前の国民の過半数が農家だった頃の制度がそのまんまなのではないかと思います。

安全保障関連法案で、安倍政権も自民党も「感じが悪い」印象が強まってしまいました。
アメリカからゴリ押しされている、との風聞にも何か説得力を感じる今日此の頃です。
似たような感じの「TPP参加」も「感じが悪い」ので、賛成とは言いにくい空気です。
アメリカからゴリ押しされている、との風聞にも何か説得力を感じる今日此の頃です。
似たような感じの「TPP参加」も「感じが悪い」ので、賛成とは言いにくい空気です。
アンポと同じで、「中国にどうやって対抗するんだ!!」と凄まれると、返す言葉がありませんし、今まで通りに既得権擁護をやっていたら「農業」も「農村」も「農家」もみんな地盤沈下で田んぼの下に沈んでしまうような気がします。
私の様な「農業」「農村」「農家」の外部の人間から見れば、先ずは参入の自由化が産業活性化の必須条件なのではないかと感じます。
本田宗一郎は
「私は日本の現在の隆盛を考えると、たしかに日本人の努力によってここまでになったのだけど、しかし、日本人の努力というものも、元をただせば、日本が負けたことによってマッカーサーが来て、かつての財閥を解体したりして、それまでの工業の指導者であった年寄りがいなくなって、私ぐらいの若い人間のパワーが出た。
上のほうにいつも年寄りがのっていたら、日本の現在はなかったでしょうね。日本の現在の隆盛は、年寄りがいなかったために、考える力の旺盛な若い人、当時私は三十九歳だったのだが、その前後の若い力が中心になって企業を興したというところにあるんじゃないですか。
だから私は、日本がこのまま行って年寄りがいつまでもがんばっていたら、どんどん進む世の中に年寄りが大きなブレーキの役割を果たしてしまうのではないか、と思う。老人ばかりの日本になったら、日本はまた近いうちに没落するでしょうね」
と語ったそうです。
「年寄り」とは「既得権」で足場を固めて自由な参入を阻んでいる人達の事ではないでしょうか?
「私は日本の現在の隆盛を考えると、たしかに日本人の努力によってここまでになったのだけど、しかし、日本人の努力というものも、元をただせば、日本が負けたことによってマッカーサーが来て、かつての財閥を解体したりして、それまでの工業の指導者であった年寄りがいなくなって、私ぐらいの若い人間のパワーが出た。
上のほうにいつも年寄りがのっていたら、日本の現在はなかったでしょうね。日本の現在の隆盛は、年寄りがいなかったために、考える力の旺盛な若い人、当時私は三十九歳だったのだが、その前後の若い力が中心になって企業を興したというところにあるんじゃないですか。
だから私は、日本がこのまま行って年寄りがいつまでもがんばっていたら、どんどん進む世の中に年寄りが大きなブレーキの役割を果たしてしまうのではないか、と思う。老人ばかりの日本になったら、日本はまた近いうちに没落するでしょうね」
と語ったそうです。
「年寄り」とは「既得権」で足場を固めて自由な参入を阻んでいる人達の事ではないでしょうか?
他にこんなことも仰っています。
「人真似をするな。楽をしたければ人真似をするのも自由だが、そうなると企業は転落と崩壊の道をたどり始める。」
「みんなと違う行動」=「悪」を規範とする農村社会には馴染みにくい考え方です。
こんな事も
「通産省に言われたことと全部反対のことをやってきた。だから、ホンダの今日がある。」
農水省と読み替えてください。

TPP参加が良いのか、国内農業保護が良いのか、非常に難しい問題です。
このままでは良くないのは明らかです。
政府や農水省は、規模拡大による効率化の一つ覚えです。
アメリカやオーストラリアに対向する為に、アチラさんと同じ手法で勝負しようと考えています。
どんな産業でも大規模化は効率化の常套手段ですから、そこを外して考えられないのは当然ですが、農地面積が同じなら、規模を10倍にすれば、農家戸数は1/10になり、規模を30倍にすれば1/30です。
農水省によると2010年の総農家戸数は252万8千戸だそうです。1/30だと8万5千戸くらいになります。
規模拡大だけを頼りにすると農業の底辺が脆弱になる危険性があると思います。
アメリカやオーストラリアに対向する為に、アチラさんと同じ手法で勝負しようと考えています。
どんな産業でも大規模化は効率化の常套手段ですから、そこを外して考えられないのは当然ですが、農地面積が同じなら、規模を10倍にすれば、農家戸数は1/10になり、規模を30倍にすれば1/30です。
農水省によると2010年の総農家戸数は252万8千戸だそうです。1/30だと8万5千戸くらいになります。
規模拡大だけを頼りにすると農業の底辺が脆弱になる危険性があると思います。
日本のプロ野球やJリーグが世界レベルの実力を持っているのは、競技人口の多さという裾野を持っているからではないでしょうか?
ビル・ゲイツもスティーブ・ジョブズも、スタートは極零細な個人事業でしょう。
裾野が広くて、小さな仕事も生き残れる環境がないと、成長企業も生まれてこないでしょう。
裾野が広くて、小さな仕事も生き残れる環境がないと、成長企業も生まれてこないでしょう。
旧体制の悪弊を一掃し、不合理な産業構造を一新し、小規模事業者も自由に参入できる、そんな日本農業社会を実現するには、どうすればよいのでしょう?
時計の針の0時が真ん中だとすれば、2時くらいの位置までTPP参加賛成に針が傾いてきました。
数ヶ月以内に乗るか乗らないかどちらかを選ぶしかないとすれば、しかも、どちらを選んだにしても日本農業には山のような課題が積み上げられているとすれば、先になって課題を解決しやすいスタンスが取れるのはどっちだ?と言う話になると思います。
数ヶ月以内に乗るか乗らないかどちらかを選ぶしかないとすれば、しかも、どちらを選んだにしても日本農業には山のような課題が積み上げられているとすれば、先になって課題を解決しやすいスタンスが取れるのはどっちだ?と言う話になると思います。
産業全体の活力と言う事を考えれば、企業はもとより個人事業者も新規参入を盛んにする事が活性化の鍵ではないかと思います。
下世話な言い方をすれば「メンツを変える」と言う事で、ズーッと同じプレーヤーばかりで同じルールのゲームを延々と繰り返していれば、マンネリ化して面白味はなくなるでしょうし、ズルやインチキやナレアイの温床にもなってくるでしょう。
やはり自由で公平公正な市場である事が必須であろうと思います。
下世話な言い方をすれば「メンツを変える」と言う事で、ズーッと同じプレーヤーばかりで同じルールのゲームを延々と繰り返していれば、マンネリ化して面白味はなくなるでしょうし、ズルやインチキやナレアイの温床にもなってくるでしょう。
やはり自由で公平公正な市場である事が必須であろうと思います。
農外出身者でも、農家出身者でも、農業に志を持ち、新しいアイデアで夢を実現したいと考える若い人たちが、邪魔されたり足を引っ張られたりせずに、伸び伸びとトライ出来るようにする為には、古い構造は取り除いて「更地」にするべきだと思います。
TPPが既存構造の改革に役立つのかどうかは、未だに明確な筋道は見えて来ていないのですが、政治や制度の全体的な流れとしては、グローバル化と貿易自由化へ向かっていると思いますので、それを前提とした仕組み作りが行われていくでしょう。
TPPが既存構造の改革に役立つのかどうかは、未だに明確な筋道は見えて来ていないのですが、政治や制度の全体的な流れとしては、グローバル化と貿易自由化へ向かっていると思いますので、それを前提とした仕組み作りが行われていくでしょう。
となると、やはりその辺りに歯車が合った考え方を身につける必要があると思います。