昨年3月27日に播いた「アルパインストロベリー」に実がなり始めました。
イタリアの種苗会社のタネを播いたものです。

圃場移転に伴い、3月26日にポットから地植えに移しました。タネ播きから丁度一年です。
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しばらく生育しませんでしたが、5月に入ってからドンドン葉が出てきて、花も咲き始めました。
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そして遂に実が赤く色づきました。
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外見、性状から「ワイルドストロベリー」と同種(Fragaria vesca)だろうと思います。
日本では「エゾヘビイチゴ」と呼ばれるものにあたる様ですが、北海道の「エゾヘビイチゴ」も外来種が定着したものと言う説もあるようです。

「ワイルドストロベリー」より花梗が良く伸び、数段に実が付きます。
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実の大きさも「ワイルドストロベリー」より少し大きいように思います。
あまり大した差があるわけでもありませんが、同じか?と言うとそうでもない・・・と言う感じです。
左が「アルパインストロベリー」、右が「ワイルドストロベリー」です。
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ネットで調べると「アルパインストロベリー」は、「つる性イチゴ」と出ている記事が目に付きます。
草丈2、3mになるツル性のイチゴ、と言う記述です。2年草と書かれているものもあります。
支柱らしきものに登ってたくさんの実をつけている画像もよく目にします。

しかし、どうも私にはそれらの画像は不自然なものに見えます。
葉の出方が植物自身が出した状態に見えず、複数の株を寄植えして作った姿のように見えます。
実も、「アルパインストロベリー」は細長い逆三角形ですが、画像に写っているものはスーパーで売っている普通のオランダイチゴの実のような正三角形に近いものです。

二年草でツル性で2、3mに伸びるのなら、丸一年経った現在全くツルが出ていないのも不思議です。

購入した種子の袋には fragole rampicanti と書かれています。イタリア語は全く分かりませんが、Google翻訳によると、fragole はイチゴ、rampicanti は「クライミング」とか「登山」とか「登る」とか言う意味だそうです。
また、rampicante だと「ツル」の意味のようです。

試しに、alpine strawberry climbing で画像検索してみると、イチゴがポールや塀やフェンスによじ登っているような画像が沢山出てきます。
それらのほとんどは海外の種子販売業者のサイトです。
画像の多くは、登っているというよりハンギングバスケットに植え付けて垂れ下がって実がなっているか、ランナーが伸びてアチコチに子株が出来ているような感じに見えます。

しかし、近縁種のヘビイチゴやナワシロイチゴは匍匐枝で這いまわり、石垣に登ったりしますので、「ワイルドストロベリー」にもそんな品種が無いとも言い切れませんし、ランナーが出て子株が広がりツル性のようになるのかもしれません。
イタリアのサイトには、 I lunghi stoloni di questa fragola rampicante devono essere disposti contro un muro o legati a un tutore.このイチゴのツル状の長い匍匐枝は、フェンスに誘引するか、支柱で支える必要があります。(かなり意訳) とあります。

相当濃厚な疑惑を感じますが、一方で期待感も捨て切れません。
ツルが伸びでバラみたいにアーチにイチゴが鈴なりになる姿を妄想しつつ、もうしばらく様子を見たいと思います。