4月7日に不耕起直播した「ライ太郎」です。
5月10日の状態です。

5月10日の状態です。

さすが超極早生です。早いですねぇ~!!グングン大きくなってます。
目論見通り、雑草よりいち早く発芽して、いち早く草丈を伸ばしたので、後から生えてくる雑草は生育が抑えられています。


5月23日です。出穂が始まりました。播種から46日目です。
出穂完了までもうしばらくかかりますが、まあ50日前後で出穂すると考えて良さそうです。

出穂完了までもうしばらくかかりますが、まあ50日前後で出穂すると考えて良さそうです。

出穂期に入ると益々草丈がグングンと伸びてきますので、このようにヨモギなどの宿根雑草も「ライ太郎」の葉の上に出る事は出来ず、上を塞がれて影になるので生育力を発揮できません。


5月25日です。ほぼ半分以上の穂が上がりました。この地域での春播きの出穂期はこの辺りと見て良さそうです。


5月27日です。出揃ってきました。普通のライ麦でしたら、もっと草丈は高く2mを超える事も珍しくないのですが、「ライ太郎」は超極早生で短期間で生育する為、草丈や株張りはコンパクトで、この時点で1.5mから1.8mくらいでした。


穂が揃い始めると、開花も始まり、花粉をいっぱい持った雄蕊が風に揺れ始めます。
イネ科植物(例えばカモガヤなど)でアレルギーがあり花粉症の症状が出る方は、この状態の麦畑に入ると息もできず目も開けられない状態になります。
私がそうです。
自分で稲や麦を育てておいて、自分でくしゃみ、鼻水、涙の大洪水に溺れます。

イネ科植物(例えばカモガヤなど)でアレルギーがあり花粉症の症状が出る方は、この状態の麦畑に入ると息もできず目も開けられない状態になります。
私がそうです。
自分で稲や麦を育てておいて、自分でくしゃみ、鼻水、涙の大洪水に溺れます。

ともあれ無事出穂開花した、と思っていたら・・・・
見事にコケました。


ベタゴケです。専門用語?で言うと「全面倒伏」です。


こんなことになっては、麦栽培としてはサイテーです。
麦でも稲でも倒れると折り重なって、下の株に日が当たらなくなるので収量は壊滅的に低下します。
麦でも稲でも倒れると折り重なって、下の株に日が当たらなくなるので収量は壊滅的に低下します。
しかし、今回の目標は麦の収穫ではなく、宿根雑草を抑える事と、麦ワラにより圃場の有機物や腐植質を増加させる事です。
初めからコケるのを織り込み済みで厚播きして大量のワラを生産してもらいました。
このまま暑さで枯れ込んで行けば、ワラが地面を覆ってマルチとなり、雑草の発生を抑えます。
有機栽培や慣行農法の場合は、このくらいの段階で鋤き込んで緑肥にすれば土が肥えます。
初めからコケるのを織り込み済みで厚播きして大量のワラを生産してもらいました。
このまま暑さで枯れ込んで行けば、ワラが地面を覆ってマルチとなり、雑草の発生を抑えます。
有機栽培や慣行農法の場合は、このくらいの段階で鋤き込んで緑肥にすれば土が肥えます。
とても手軽に栽培出来て、根が土壌を耕し、圃場の腐植質、有機質を増やす、と同時に雑草の蔓延を抑制し、枯れた後はマルチとなって抑草すると共に微生物、小動物、昆虫等の棲家、エサとなります。
枯れた根も寝穴となり土壌を膨軟にし、土壌生物のエサとなり、「生物耕」を実現します。
枯れた根も寝穴となり土壌を膨軟にし、土壌生物のエサとなり、「生物耕」を実現します。
この様な植物(生物)が多量に生育する事により、次の微生物、小動物、昆虫、土壌生物などの生き物が増加する環境が充実し、圃場全体の生物相が豊かになり、活性化して行きます。
生物種は全て相互に密接に関係しあって生存しており、一つの種が生み出した生産物は別の種の活動の原資として消費され、その結果、また、別のものが生産され、それがまた次の種に利用される、こんな連携が密になり盛んになる事で環境全体の生産力が増大する、その連環の中で我々も一つの要素としての位置を占める事ができれば、より矛盾が少なく破綻を招来しにくい持続型、循環型の生産へと繋がって行くのではないかと思います。