稲の「不耕起直播草生栽培」です。
今年は、更に「疎植栽培」の要素を加え、30cm角に一本の植栽密度で試験を行いました。
播種方法と抑草方法に工夫を行った結果、とても良い経過を示しました。
出穂はもう少し先ですが、収量的にも満足できると予想しています。
今年は、更に「疎植栽培」の要素を加え、30cm角に一本の植栽密度で試験を行いました。
播種方法と抑草方法に工夫を行った結果、とても良い経過を示しました。
出穂はもう少し先ですが、収量的にも満足できると予想しています。

今までは「除草」と「抑草」が重要と考えていましたが、今回は「調草」或いは「雑草制御」(Weed Control)と言う考え方を発案し、より自然でありながら栽培労力の少ない低コスト稲作を目指しました。
このたび発案いたしました「調草」は、「育草」「抑草」「除草」を組み合わせて、雑草の活動により圃場全体の生産力を向上させ、その余力で作物の生育も向上させられると言う考え方です。
良く考えてみたら、野菜の「不耕起直播草生栽培」では、草を生やしてその中で栽培するのですから、無意識に「調草」を行っていたわけですが、何故か稲の場合は、「除草」「抑草」ばかりに意識が集中して、「調草」と言う考え方には思いが至りませんでした。
それほど稲作には雑草の被害が甚大で、田んぼに草が生えると言う事は直接栽培の失敗を意味する恐ろしい事なのです。
稲作を行っておられる農家の方は良くご存知の事と思いますが、田植えと稲刈り以外では、稲作の最重要事項は「除草」です。
その為、「田に草を生やす」、と言う事はほとんど犯罪に近い感覚で、周囲から白眼視され、苦情を言われるのみならず、様々な迫害に遭う可能性さえあります。
既存農家の方は、草が生えると言う事を非常に忌み嫌われます。
良く考えてみたら、野菜の「不耕起直播草生栽培」では、草を生やしてその中で栽培するのですから、無意識に「調草」を行っていたわけですが、何故か稲の場合は、「除草」「抑草」ばかりに意識が集中して、「調草」と言う考え方には思いが至りませんでした。
それほど稲作には雑草の被害が甚大で、田んぼに草が生えると言う事は直接栽培の失敗を意味する恐ろしい事なのです。
稲作を行っておられる農家の方は良くご存知の事と思いますが、田植えと稲刈り以外では、稲作の最重要事項は「除草」です。
その為、「田に草を生やす」、と言う事はほとんど犯罪に近い感覚で、周囲から白眼視され、苦情を言われるのみならず、様々な迫害に遭う可能性さえあります。
既存農家の方は、草が生えると言う事を非常に忌み嫌われます。

今年試験した方法では、除草剤も手取り除草も除草機も用いずに、一旦草を生えさせて(育草)稲の草丈に近づき稲の生育が阻害され始めた頃に雑草の生育を抑え(抑草)、稲が大きくなって圃場を優占する頃には稲自身の抑草力と合わせて雑草を生えさせないようにする(除草)の3ステップで行いました。
詳しい「調草方法」については、未だ試験段階なのでご説明出来ないのですが、今年の結果から、来年には
実用試験に入れると思いますので、実際の生産規模の田んぼで試験を行って問題がなければ、公開して行きたいと思っています。
詳しい「調草方法」については、未だ試験段階なのでご説明出来ないのですが、今年の結果から、来年には
実用試験に入れると思いますので、実際の生産規模の田んぼで試験を行って問題がなければ、公開して行きたいと思っています。

疎植なので今年のような雨ばかりで日照不足の気候でも病虫害が少なく、所々虫に齧られたり小さなイモチ病の病斑が出たりはしていますが、やられながらも元気に育っています。

チビタも稲の間でかくれんぼするのが大好きで、株間が広いので絶好の遊び場となっています。

真上から見ると「調草」の効果が良く分かります。

勿論、無農薬です。今年は雑草の生育も慣行水田と同程度となるよう無肥料とせずに軽く鶏糞を撒いています。
冬季にレンゲやクローバーを生やす事で無肥料栽培も可能となるのではないかと考えていますが、それも来年以降「調草栽培」と同時進行で試して行きます。
冬季にレンゲやクローバーを生やす事で無肥料栽培も可能となるのではないかと考えていますが、それも来年以降「調草栽培」と同時進行で試して行きます。
試験栽培の経過は良かったのですが、これによって大幅に計画を修正しなければならなくなってしまいました。
私は当初、稲作はライフワーク的に考えていて、自然農法での不耕起直播栽培は、あと5年くらいテストを重ねないと実用化は難しいと予想していました。
ですから野菜のタネの方をメインにして、稲、麦は野菜が軌道に乗ってからボチボチ力を入れるつもりだったのです。
それで近々、自然農法の野菜種子の生産販売を本格化するために会社設立を目指していたのですが、順序が逆になってしまいました。
私は当初、稲作はライフワーク的に考えていて、自然農法での不耕起直播栽培は、あと5年くらいテストを重ねないと実用化は難しいと予想していました。
ですから野菜のタネの方をメインにして、稲、麦は野菜が軌道に乗ってからボチボチ力を入れるつもりだったのです。
それで近々、自然農法の野菜種子の生産販売を本格化するために会社設立を目指していたのですが、順序が逆になってしまいました。
試験の経過を見ながら、どうしたものか?と随分悩んだのですが、やはり「稲」は特別な作物です。
最優先で取り組まなけれはならないと考えてしまうのは「日本人」のクセなのかもしれませんが、不思議な事に「稲」と言う植物は「水田」と言う特殊環境で栽培する特異な作物であるにもかかわらず、稲作の栽培技術には他の作物に応用できる技術が非常に多い様に思います。
同じ様に田んぼで育てる作物でも、イグサやレンコン(蓮)の栽培法はあまり他の野菜には応用できません。
「稲」は特殊性と普遍性を併せ持った不思議な作物なのです。
ですから、稲作の栽培法をデザインすると言う事は、他の様々な作物の栽培の基礎となります。
最優先で取り組まなけれはならないと考えてしまうのは「日本人」のクセなのかもしれませんが、不思議な事に「稲」と言う植物は「水田」と言う特殊環境で栽培する特異な作物であるにもかかわらず、稲作の栽培技術には他の作物に応用できる技術が非常に多い様に思います。
同じ様に田んぼで育てる作物でも、イグサやレンコン(蓮)の栽培法はあまり他の野菜には応用できません。
「稲」は特殊性と普遍性を併せ持った不思議な作物なのです。
ですから、稲作の栽培法をデザインすると言う事は、他の様々な作物の栽培の基礎となります。
そんなワケで、農家でもない一介の栽培マニアが2000年以上の歴史のある「稲」の栽培法を考案すると言うのは、恐れ多い大逸れた事ではありましょうが、今後は稲の不耕起直播草生栽培の実用化をメイン業務として会社かNPO法人の設立を目指す事と決意しました。
最終目標としては「農薬」「肥料」「大型農業機械」を用いず、労働時間も40h/10a程度の超低コスト稲作を目指しています。
「不耕起直播草生栽培」では、「耕耘」「代掻き」「田植え」「薬剤散布」「施肥」「除草」などの作業がありませんので、かなりの程度省エネ省コスト省労力が実現できると考えています。
但し、クリアしなければならない問題も山積していますので、簡単に実現できるというワケには行かないのは言うまでもありません。
今年は多くの問題の中で最大の懸案であった「雑草対策」で、「調草」(Weed Control)と言う考えを用いて一定の解決が見込める目処が付いたと言う段階です。
最終目標としては「農薬」「肥料」「大型農業機械」を用いず、労働時間も40h/10a程度の超低コスト稲作を目指しています。
「不耕起直播草生栽培」では、「耕耘」「代掻き」「田植え」「薬剤散布」「施肥」「除草」などの作業がありませんので、かなりの程度省エネ省コスト省労力が実現できると考えています。
但し、クリアしなければならない問題も山積していますので、簡単に実現できるというワケには行かないのは言うまでもありません。
今年は多くの問題の中で最大の懸案であった「雑草対策」で、「調草」(Weed Control)と言う考えを用いて一定の解決が見込める目処が付いたと言う段階です。
今秋より、実用試験に入るべく現在試験地を探しているところです。(これがなかなか見つからなくて困っているのですが・・・)
稲の作付は来春ですが、裏作のレンゲやクローバー、麦などは秋に播かなければなりませんので、もうあまり時間がありません。
稲の作付は来春ですが、裏作のレンゲやクローバー、麦などは秋に播かなければなりませんので、もうあまり時間がありません。
今までは家庭菜園の方を対象に種子の生産販売を行ってきましたが、稲の場合はそうばかり言って居られませんので、営利栽培向きの資料も必要となります。
栽培試験では、データの収集分析や論文やレポートの作成など、畑仕事以外の膨大な作業も行わなければなりませんので、時間、労力、体力に問題が発生すると思います。
栽培試験では、データの収集分析や論文やレポートの作成など、畑仕事以外の膨大な作業も行わなければなりませんので、時間、労力、体力に問題が発生すると思います。
今までの様に野菜の栽培や種子の販売に十分な時間を充てる事は難しくなると思います。
営業活動に労力を割く事も制限が増えてくるでしょう。
営業活動に労力を割く事も制限が増えてくるでしょう。
そこで、2つの選択肢を考えました。
①種子の生産販売を一旦中断して、他の職業に就き、活動資金を稼ぎながら法人設立の準備を進める。
②種子の販売価格を値上げし、品種数を制限し、販売サービスを最低限に絞って、今までどおり続けて、売上から活動資金を捻出する。
①は最後の手段で、出来る限り種子販売も続けたいのですが、ザッと計算しても品種数を1/3以下に減らし、人気のある在来種で栽培効率の高いもののみに絞っても、価格は今の二倍の一袋400円くらいに設定しないと難しいようです。
これは単に値上げと言う事ではなく、販売ロットと販売単価を大きくして営業労力を抑える事が目的です。
利益率は据え置きますので、直販の強みで単価的には他の業者さんより低く設定できると思いますが、今まで家庭菜園のお客様に多品種の栽培をお楽しみいただきたいと考え、小ロット低価格を目指していたので、全く逆の方向となり、ご不便をおかけする事となりますので、頭を痛めております。
これは単に値上げと言う事ではなく、販売ロットと販売単価を大きくして営業労力を抑える事が目的です。
利益率は据え置きますので、直販の強みで単価的には他の業者さんより低く設定できると思いますが、今まで家庭菜園のお客様に多品種の栽培をお楽しみいただきたいと考え、小ロット低価格を目指していたので、全く逆の方向となり、ご不便をおかけする事となりますので、頭を痛めております。