沢沿いに植えた「アンデスコーン」に何か鮮やかなオレンジの点が見えます。

近づいてよく見ると5mmくらいの小さなムシです。

丸っこい体に不釣り合いな透明の長い翅。

初めて見るムシです。

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近づいてよく見ると・・・・・

アニメかゲームに出てくる小悪党のキャラクターみたいです。

悪い妖怪か悪魔の使いっ走りをして、小銭を稼いでいるタイプですね。

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どことなく態度がオドオドしていて、目が泳いでいます。

一見しただけで悪い事に手を染めているのは疑う余地もありません。

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そのクセ超~目立つこの色は何なんでしょうか?

ツヤも最高に良くて、テカテカ光っています。

これでは悪事を働けばすぐに見つかってしまいますね。

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どうやら、その態度から見て、トウモロコシの汁を吸っている吸汁害虫のようです。

汁を吸うヤツや、葉を齧るヤツ、茎の内部を食い荒らすたちの悪いヤツなど、害虫はたくさんいますが、目立つ姿でコソコソといかにも「やっています」と言う感じで犯行に及んでいるヤツは初めて見ました。

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真正面から見ると、田舎の駅裏で自転車泥棒なんかやってる爺さんにこんなのが居そうです。
映画なんかで、交番に連れて行かれて「またあんたかぁ、ダメだよぉ」とか言われて説教されているシーンとかに出てきそうです。

調べてみると「アカハネナガウンカ」と言う名前の吸汁昆虫でした。
湿地に近い場所でススキやジュズダマなどのイネ科の植物について汁を吸うようです。
農作物に被害をもたらす事はないようで、「害虫」とは言わないみたいです。

独特のキャラが人気の様で、ネット上にたくさんの面白い画像が出ています。
Google画像検索で検索してみてください。

あまり珍しいムシではないようで、この時期、川や湿地の近くのイネ科植物で普通に見られるようです。
近づいてもなかなか飛び立たないノーテンキなヤツなので、ゆっくりと観察できます。
探してみてください。