代表的な日本カボチャ「日向十四号」です。
品種名から見ると在来種の伝統野菜やご当地野菜ではないような印象を受けます。
「日向」とあるので宮崎で育成された品種なのかもしれません。

普通に「日向かぼちゃ」と呼ばれ宮崎で生産されている黒皮日本かぼちゃは「宮崎早生1号、2号」などの品種だそうです。

一度来歴を詳しく調べてみたい品種です。

これは朝5時半ごろの画像です。
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カボチャは開花が早く、明るくなりかけた頃には既に開いています。
今咲いているのは全て雄花です。

台風で葉がゆすられて消耗したので、カボチャや胡瓜、スイカなどのウリ科野菜は雌花が咲きにくくなってしまいました。
栄養状態が悪くなると野菜は自分で判断して、実を太らせる体力が必要な雌花は咲かさずに雄花ばかりを咲かせるのでしょう。

この時間には既にマルハナバチが飛来しています。
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花の中へゴソゴソと潜っていって密を吸い、花粉だらけになって出てきます。
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こんな調子ですから、近くに別の種類のカボチャがあると簡単に雑交してしまいます。
純粋な種を採るためには前の日の夕方、翌日咲く花を見て周り、袋をかぶせて虫の訪問をキャンセルし、同種の花粉を人工授粉しなければなりません。

「日本昔噺」に出てくるようなマックロでゴツゴツの谷の深い腰高な実は、まさにカボチャ!!と言う感じですが、最近はあまり店頭に並ばなくなり、西洋カボチャに押されています。
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大きさはハンドボールの玉より少し小さいくらいで、西洋カボチャのように大きくありません。
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しばらく雄花を咲かせ、株の体力が戻ってくると、また雌花を咲かせ始めるのだと思います。

そろそろツルの先のほうに雌花のつぼみが膨らみ始めています。
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カボチャは場所を食う野菜ですが、この「日向十四号」は比較的コンパクトです。
一畳くらいの面積でも栽培できます。
葉も小さくツルも細い、かわいらしい品種です。
胡瓜のようにネット作りにすれば、更に面積を節約できるでしょう。