「あきたこまち」を40×30cmで一本植えした田んぼです。
苗も大きくなり、葉色の濃さから有機酸除草に使ったコメヌカや鶏糞の肥料分を十分吸収しているのが分かります。

有機酸除草と田車による2度の「マクリ」を行い、この日、最後の素手での株カキを行い、株もとの雑草を取り終えたら、除草もほぼ完了します。

しかし、どうも変なのです。

この時期なら、もう少しバリバリ分ケツが出てきて良いはずなのですが・・・・

少し成長しては、少し休む、と言う感じで生育に加速が付いてきません。

まだ、茎数は5~7本、八月上旬までに30~40本に増えて欲しいのですが、このペースではちょっと・・・・

田の端まで約4000株の稲株の株元の草を一株一株除草して、やっとの思いで取り終えて畦にへたり込んでハアハアいって休んでいると、目の前の一株から信じられない光景が目に飛び込んできました。

不時出穂です。
やっと一枚田が仕上がったと思った矢先に、最悪の事態。
へなへなと足腰の力が抜けていきました。

しかし、どうも変なのです。

この時期なら、もう少しバリバリ分ケツが出てきて良いはずなのですが・・・・

少し成長しては、少し休む、と言う感じで生育に加速が付いてきません。

まだ、茎数は5~7本、八月上旬までに30~40本に増えて欲しいのですが、このペースではちょっと・・・・

田の端まで約4000株の稲株の株元の草を一株一株除草して、やっとの思いで取り終えて畦にへたり込んでハアハアいって休んでいると、目の前の一株から信じられない光景が目に飛び込んできました。

不時出穂です。
やっと一枚田が仕上がったと思った矢先に、最悪の事態。
へなへなと足腰の力が抜けていきました。
まだまだ、株を作らなければならない時期なのに、さっさと穂を付けてしまったのです。
寒地向けの極早生品種を暖地で栽培すると起こりやすい現象で、長日条件に反応しやすい品種がよくなるようです。
寒地向けの極早生品種を暖地で栽培すると起こりやすい現象で、長日条件に反応しやすい品種がよくなるようです。
しかし、「あきたこまち」は以前直播栽培した時には、すこし早い「コシヒカリ」と言う感じで、扱いにくさは感じませんでした。
今回も直播の苗は遅蒔きしたにも拘らず、正常に生育しています。


そこで色々調べてみると・・・・・
暖地での不時(早期)出穂は、
暖地での不時(早期)出穂は、
1.積算温度に関係がある。
発芽から苗が受けた温度の積算値が一定レベルに達すると出穂しやすくなる。
発芽から苗が受けた温度の積算値が一定レベルに達すると出穂しやすくなる。
2.日長に関係がある。
夏至が近くなって、昼間(明期)の時間が一定レベルを超えると出穂しやすくなる。
夏至が近くなって、昼間(明期)の時間が一定レベルを超えると出穂しやすくなる。
3.苗の老化に関係がある。
これは1.にも絡むのでしょうが、苗代での育苗日数が長くなると出穂しやすくなる。
これは1.にも絡むのでしょうが、苗代での育苗日数が長くなると出穂しやすくなる。
と言うような傾向があるようです。
こんかい、畦の修築が遅れ、田植えできるようになるまでハウス内の苗代で待たせていました。
遅植えになるので、大苗を植えて短期で茎数を確保しようと、苗代で苗を大きくし過ぎました。
6/20の田植えなので、最も日の長い時期に差しかかっていました。
どうやら、全ての条件が不時出穂しやすい設定になってしまっていたようです。
ハウスでの長期間の大苗育苗によって、「おませ」な苗が出来ていたのですね。
同じ「あきたこまち」の直播が不時出穂しなかったのは、苗の発芽からの日数が短く、老化しておらず、積算温度も稼いでいなかったからでしょう。
ハウスでの長期間の大苗育苗によって、「おませ」な苗が出来ていたのですね。
同じ「あきたこまち」の直播が不時出穂しなかったのは、苗の発芽からの日数が短く、老化しておらず、積算温度も稼いでいなかったからでしょう。
このまま穂が出てしまっては、茎数は10本くらいです。
「あきたこまち」は偏穂数型なので、大穂は期待できないでしょう。
普通の1/4くらいしか収量が上がらないかもしれません。
「あきたこまち」は偏穂数型なので、大穂は期待できないでしょう。
普通の1/4くらいしか収量が上がらないかもしれません。
なんとか穂の成長を押し止め、少しでも多く分ケツを出させる方法はないものでしょうか?
一般に植物は窒素分が多いと栄養成長(枝葉が茂る)に傾き、窒素分が少ないと生殖成長(開花)に傾くと言われていますが、既に窒素は十分効いて葉色はこれ以上無理と言うくらい濃くなっています。
これと言って良い対策も思い浮かばないので、なるべく水を多くして環境の変化を押さえストレスを少なくしてソーッと行く事にしました。
面倒なのでこのままトラクタで鋤き込んで、晩生の品種を植え直す、と言う手っ取り早い方法もありますが、イモチ病で中生の「にこまる」も晩生の「旭」も苗がなくなってしまったのでそれも出来ません。
出穂してもまるっきり分ケツが止まるワケもないでしょうから、今後どのような姿になるか、試して見たい気もします。
出穂してもまるっきり分ケツが止まるワケもないでしょうから、今後どのような姿になるか、試して見たい気もします。
あんまり楽しみなテーマではありませんが(^^;、お楽しみに(泣)