密植育苗が祟ってイモチ病が発生した「にこまる」ですが、丁度、他の品種を植えるつもりで代掻きを済ましていた田んぼがあったので、6/23に急遽田植えする事にしました。

苗は殆んど全部、発病していますが、田んぼに出せば治まると思います。
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典型的な三日月形の棚田です。
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病み上がりでも一本植えです。
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「にこまる」は細いので40×30の疎植一本植えだと、とても寂しい事になります。

しかし、これだけ日当たり、風通しが良ければ、もうイモチ病は大丈夫でしょう。
6/25の状態です。
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イモチ病は止まっています。
これで「にこまる」は一安心ですが、ハウスの「コシヒカリ」と「旭」にうつる心配があります。

とりあえず、ハウスのビニールを巻き上げ、少し風通しを良くして、引き続き時々天恵緑汁を適当に薄めてジョロで撒いていました。

6/26は、とくに変化はありませんでした。
最初に「にこまる」に出てから5日目の6/27の朝、ハウスに入ると、目の前の「旭」の苗が一面やられていました。(あまりにも酷くやられていたので、写真を撮るのを忘れてしまいました。)
「コシヒカリ」もかなりやられています。

「コシヒカリ」の隣の「ユメノハタモチ」には全く出ていません。(左が「コシヒカリ」です)
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「コシヒカリ」の向かいの「ヒデコモチ」にも全く出ていません。。(左が「コシヒカリ」です)
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「ユメノハタモチ」はイモチ病耐病性が「極強」です。
「ヒデコモチ」は「中」です。
こうして見ると、はっきりと違うものですね。

やはり「弱」の「コシヒカリ」と「旭」に出ました。
かなり酷い出方をしていたので、これ以上は無理と判断して、応急処置として手元に有った「ジマンダイセン水和剤」を1000倍で散布しました。

薬液を作る時、薬剤の袋に「ボルドー液との混用は避ける」と言う意味の注意書きが有るのをチラッと見て、まずいな、と思ったのですが、とにかく早く処置しなければならないと焦っていたので、急いで散布しました。
これが後で面倒な事になりました。

「コシヒカリ」は一両日中にも田植えをする予定なので、薬剤散布だけにしておきました。

「旭」はまだ田植えは数日先なので、病葉を刈り取る事にしました。
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もちろん、最初に発病した「にこまる」の残りの苗も羅病部分を全て切り取りました。
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口蹄疫の殺処分と同じ考え方です。
感染している組織から病原菌が撒き散らされるので、感染拡大を止める為には、まずは羅病部分や羅病株を全て廃棄してしまうのです。
植物は動物と違って体の大部分を切り取っても再生可能なので、必ずしも全ての苗を処分する必要はないと考えました。
勿論、安全を優先する場合は、羅病株は全て抜き取ってしまう方が効果的です。
「にこまる」は被害が酷かったので、殆んど地上部全部を切り取る事になりました。
これでは、もう田植えは無理かも知れませんが、一応、4畝くらいは植えたので、苗が回復するかどうか、また、回復にどのくらい時間がかかるかを確かめるためにそのまま残す事にしました。

先に植えた田のマクリ除草作業があったので、苗はこの状態で様子を見る事にしました。

つづく・・・