恐れていた事が起こりました。
「トウ立ち」です!!
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日に日に大きくなってきたサボイキャベツですが、なんか様子が変です。

まるで白菜みたいに縦長になってきました。
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今はダチョウのタマゴくらいの大きさです。

ナンジャコリャ~、まるっきり白菜です(笑)
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逆にこんな品種があったら楽しいでしょうね。

切って見ると・・・・・
ヤッパリ!玉の中で花芽がグニャグニャと伸びていました。
巻きもスカスカです。
メーが覗きに来て一言・・・・「ダメニャン!!」
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こうなってしまったのは、春化現象(バーナリゼーション)によるものです。
種子植物が花を付ける仕組みには幾つかのタイプがあります。
主な支配要因は日長と温度です。
日が長くなると花が咲くもの、日が短くなると花が咲くもの、気温が高くなると花が咲くもの、気温が下がると花が咲くもの、日長と気温の組み合わせで花が咲くものもあります。

バーナリゼーションは一定期間低温に当った後、温度が上がると花芽が伸びてくる性質です。

キャベツは一定以上の大きさの苗が一定期間低温に当り、その後、温度が上がってくると花芽ができます。

9/2に種を播き9/30に定植したのですが、丁度、冬越しする苗の大きさが低温で花芽を作るのに十分な大きさだったのですね。

回避策としては2通りが考えられます。
より遅く播いて、小苗で越冬させる。
この品種は定植から125~135日で収穫ですので、単純に計算すると11/1に定植すれば、3/16頃収穫なのですが、9/30に定植したものがこのくらいにしかなっていないので、栽培のヘタさを差し引いても、11/1定植なら4月末~5月下旬の収穫になると思います。
無肥料栽培で初期成育が遅いのでこうなるのですが、肥料を与えればもっと期間を短縮出来るでしょう。
この作型ならできそうですね。

もう一つのパターンは、
より早く播いて、極寒期の前に結球、収穫する。
8月上旬に播いて9月はじめに定植し、年明けに収穫するパターンです。
9/1に定植すれば、135日後は1/14です。
種播きが酷暑期になるので、日よけをして涼しい所で育苗しなければなりませんが、これも行けそうですね。

結局、一番悪いどっちつかずの時期に、播種、育苗してしまったわけです。
残念です(--;

ちなみに味の方ですが、あの色の濃い外観どおり、少しクセのある味で、千切りにすると少し苦いですが、深みのある味で裏に甘みが潜んでいます。
加熱調理すると苦味が消えて甘く美味しくなりました。
縮緬なので葉は薄いけど弾力があります。
個性の強い品種なので生かして料理すると面白い食材になりそうです。