うちの田んぼの三段上の、山に近いところの耕作放棄田です。
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イノシシが穿り返した跡です。
数日前には、入り口の辺りに少しだけでしたが、ついに7畝(270坪)くらいの田の約1/3がひっくり返されていました。

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一匹ではなさそうです。
うちの田から50mも離れていません。

虫やミミズを食べる為か、それとも甘いチガヤの根を食べたのか、かなり激しく掘り返しています。

それでもうちの田んぼに来ないのは、山にまだ沢山の食べ物があるからでしょう。
今年は柿なども成り年だし、台風が来ていないので、ドングリやヤマイモも良くできているのでしょう。

こんな年が2、3年続くと、沢山食べて太ったイノシシが沢山子を産みます。
その後で、台風や豪雨で山が荒れて食物の少ない年が来ると、増えすぎたイノシシは食物を求めて里に出て来ざるを得なくなります。

それでも、頻繁に人や犬が往来したり、作業をしていれば、イノシシやサルにそこが人間のテリトリーであり、侵入してはいけない、と言うメッセージを送る事ができます。

野生動物は、明らかに他者のテリトリーである場所には、最悪の状況でない限り、入ろうとはしないと思います。

彼らも、我々と同様、命がけの行動など、できればしたくないのです。

そして、最悪の状況はいつもいつも起こっているわけではありません。
慢性的にサルやイノシシが侵入する田畑では、彼らがそこを自分のテリトリーであると誤解する何かがあるのではないかと思います。

狩猟やワナで駆除する前に、雑草や潅木を刈り、見通しを良くして、人口環境らしさを強調し、何より人が頻繁に行き来するようにすれば、野生動物の態度も変わってくるかもしれません。