5/26沼津釣行 part2
少し時間が空きましたが、先日の沼津釣行の続きです。
結局、底を釣る紀州釣りでは、底に魚が居ない事には始まりません。
ではどうするか?となります。
まあ、色々攻め方はあるかと思いますが、基本的には魚自体
下を向かせる事が一番良いかと思っています。
底に魚が居ないって事は、底に居たくない理由がある訳で、
ならば、底に気が行く様に仕向けてあげればいけません。
今回自分がとった方策は、麦の増量。
そして、団子の締め具合の調整です。
浮いている場合ってのは、大体どの釣り場でも同じ境遇になるのですが、
団子が着底した直後位に、団子アタリみないな反応が出て、その後
しーんとなる事が良くあります。
沈下する団子に興味を惹かれて、底まで追ってきた魚が団子を
触り、その後元々居た中層に戻ると考えられます。
つまり、底での滞在時間が短い訳です。そうなると、ガッツリ握った団子では
団子が割れる前に、魚が中層に戻ってしまいます。
ココからが難しいのですが、この先の判断は状況に応じていくつかの
岐路を迎える事になります。
岐路の1つ、私は今回、団子を触りに来ている間に食わせる作戦で挑みました。
団子を緩めに握って触っている間にサシエサが抜けるイメージ。
触りに来ている間に割る、そのタイミングが凄く狭くて難儀しましたが、
団子が割れて、サシエサが動く瞬間にウキが沈み、釣れてきたのは
小ぶりのチヌ。小さかったですが、思い通りに食わせてしてやったりでした。
結局この1尾で今回は修了。まあ、移動先で3時間程度の中で
釣れたので良しとしましょう。
ちなみに、子供がチヌの塩焼きが好きなので、今回は持ち帰る事に
しました。家に帰ってからチヌの腹を割くと・・・団子を食ってました。
エサが動いてから食ってきた事、団子を食っていた事。
今回は確かに釣れましたが、どこかで間違った攻め方をした様に思います。