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う~ん・・・

 8月5日(日)前回と同様の場所(沼津)に行きました。

ポイントは、船を挟んで前回の右隣。一応実績場。

潮は随分と澄んでいて、底が丸見え。でも、ささ濁りという感じなので、

沼津だと、良く釣れる良い色。まあ、状況的には悪くないかな?と

いう感じでした。


 まずは結果からですが、35㌢、37㌢の2枚と貧果でした。

今回は、前回の結果を踏まえて、いくつかの確認したい事項があり、

同じ場所を選択したのですが、残念ながら、その確認をする事は

叶わず・・・といった所です。ちなみに、確認事項は以下の項目に

なります。


①サシエサよりも団子に反応しているかも?

②仕掛けのバランス


前回釣ったチヌが団子を食っており、2枚持ち帰った個体の2枚共

でした。これは、集魚が強すぎるのかとも考えましたが、

もう一つの可能性として、サシエサよりも団子の方に興味を示して

いるかも・・・との事から、ネリエサ生ミックを用意。

状況が変化した境目に使いましたが、どうも今ひとつ。

ただ、オキアミで満足に取られない時にミックを付けると、

途端に団子アタリが出だしたりして、その匂いに反応するのか、

とにかく高反応のエサでした。


それから、仕掛けのバランス。

コイツは、前回のアタリが小さかった事から、

全体的な仕掛けのバランスを見直して、渋々のテンション抜き方向が

合っているんじゃないかとの予測。

しかしながら、当日の潮は、とても沼津とは思えない様な軽い潮。

Sサイズをチョイスしても、ウキより竿側の道糸が沈むと、

その抵抗に負けてウキが浮いてこない状況でした。


釣りの流れとしては、最初エサトリが全くおらず、オキアミさえも

取られない状況。そのうちヒイラギが沸いて、3時間程経過した頃、

鯔が沸いてきました。でも、この鯔、投入した団子には激しく

反応しますが、最初のアタックさえしのげば、後は別段うるさくも無く、

逆に、エサが残ってくる状況でした。

鯔の中にチヌアタリがあるかと言えば全く無く、「何?これ?」って

難儀な状況が続きました。

あ、そうそう、一つ気づいた事がありました。この場所、船の間を

釣る感じなんですが、丁度釣り座中央の15m位先の辺りに

掛け上がりとは言えない様な絶壁の落ち込みがありました。

その付近ですと、着底時の団子アタリが良く出るのですが、

その近辺から外れると全然反応が弱く、しかも、右の船のキワでは

全くと言って良い程反応が弱かったです。どちらかと言えば、

釣り座から見て左側の方が反応が強く、実際食わせた2枚共

左側でした。理由は良く分かりませんが、そうなる理由がある

筈だとは思います。


ちなみに、2枚目の魚は、それまで、鯔の団子アタリはあるものの、

どうしてもサシエサが取られなかった状況の中、団子アタリの直後に

唯一ピクッとした動きが出て、その時だけオキアミが取られました。

「キタコレ!」で、2投後に釣った魚でした。エサが残り続ける状況の中

取られてリーチは久々の釣れ方でした。


今回は、特筆すべきテクニック的な物はなかったです。


朝5時からの13.5時間・・・疲れました。


以上

通称 熟女パブ2号店

 7月21日土曜日は、単独で沼津に釣行しました。

場所は通称熟女パブ2号店。実は私はここ10年の釣行を振り返っても、

殆どこの場所は選択していません。と、言うか、この湾内に苦手意識が

あって、その先入観からどうしても避けていたと言うのが本音でした。

でも、今年は好釣果がでている事から、苦手云々は抜きにして、やっぱり

結果を出さなければと一念発起した次第。


いつもは、明るくなる5時~6時頃に到着する位に行動している所を

現地到着は4時30分。まだ辺りは真っ暗。この事からも、気合が入って

いる様子がわかるかと思います。で、トップでポイント入り・・・のはずが???

「んん~、あれれ???」先行者がいらっしゃいます。

ま、仕方無いので、隣の釣り座へ。

暗くてはっきりとは見えませんが、隣の方は丸バッカン使って、

団子の握りもしっかりされてらっしゃる。これなら釣り座が隣でも

気兼ねなく釣りに集中出来るかな?なんて思って居た所、明るく

なってみたら、先週お会いした松KINGさんでした。

「ありゃりゃ、ドモドモ。」お互いに暗くて誰か分からなかったなんて会話www

以外な場面からのスタートとなりました。


で釣りの方ですね。

まず、何故この場所を選択したのか。

理由は、苦手意識の払拭は一つの理由ですが、実はもう一つあります。

35m~40m程遠投すると、竿4本程落ち込んでいるっていう点。

こういう特殊な難しい条件は、非常にヤル気をそそられます。

こういった前情報もあったので、最初からいきなり杓の登場。

普段は手投げなので慣れない杓ですが、遠投で攻めます。

しかし、この遠投がどうも思わしくない。遠い場所には魚がおらず、

オキアミすら丸残り。まあ、15mを超える深い場所は、最初魚が

少ない事も多いので、状況が変化する事を期待して続けます。

所が今回は、あまりにもコロコロと潮が変化し、しかも激流になる事も

多く、次第に手を休める時間の方が多くなってきます。

多少潮が早い位ならなんとかなるのですが、お昼頃に戻ってきました。

こうなるともうお手上げ。多少船の間隔が狭い程度ならなんとか

なりますが、風であおられた船尾がこちらを向き、加えて潮が

早い為、極端に釣り座が狭くなってしまいました。

船のキワまで仕掛けが近づくと、100%沈みロープに掛かり、

もう釣りになってません。仕方なく遠投はやめ、近投に切り替えました。


結局18時40分頃までやって合計6枚。

雰囲気がかなりあったので、続ければ間違いなくツ抜けると思いましたが

最後の1投で釣ったので、諦めて納竿しました。


さて、次は今回のパターンの方です。

基本的にこの場所は、パターンというパターンはありません。

ってか、感じた事ありません。しいて言えば、完全に待ちの釣り

という事になります。こういう場所は、あまりこちらから仕掛けると

失敗するので、チヌがヤル気になるのを待つ方が無難です。

で、今回6枚釣ったうちの1枚は、遠投しているときに釣れた魚。

ウキが少し沈んで、「あれ?今のアタリか?」としばらくしてから仕掛けを

回収したら食っていた感じ。

その他は、雰囲気を感じて釣った魚です。

で、16時頃まで潮がめちゃくちゃでまともな釣りをしていないので、

殆ど夕方の時合いで釣った魚。

ただ、雰囲気は悪くないもののなかなか食い込まない。

団子着底後、団子アタリがあり、そのしばらく後に出るアタリがウキのトップ

まで沈まず、半分から2/3位沈んで戻り、しっかり沈むまで待っていると

その後はアタリが出ない。そんな感じでした。

状況からすれば、どちらかと言えば食い渋りに近いです。

ちょっと状況判断に迷ったのですが、ココはテンションを抜き、

ウキをS→SSに変更。団子が割れるタイミングを若干調整し、

くさいアタリを拾っていくと、次々と釣れたと言う形です。

ポイントはテンション抜き方向への調整とタイミング。

食ってくるタイミングは全て同じで、団子が割れるタイミングさえ上手く

調整できれば、ほぼ食ってくる。そんな感じでした。

残念ながら団子切れで終了しましたが、まだ3~4枚は出そうでした。


ちなみに、釣った内の2枚を持ち帰りました。

2枚とも団子を食っていたため、集魚が強すぎる様です。

そうなると、数を上げるには、弱めの集魚と団子の握り、仕掛けのバランス

この部分を上手にセッティング出来ればツ抜けられると思います。


ピンボケですいません。45cm~31cm6枚。



にわカップへの参加

 7月15日(土)南伊豆の子浦で開催されたにわカップに参加してきました。

参加されている方々は、普段沼津界隈で紀州釣りをされている方々が

殆どで、多くの方が永易ウキを使用されています。

そういった場であると共に、紀州釣りの技術向上を目指しておられる方々ばかり。

ならば、自分が少しでも力添えが出来るのであればと思った次第です。


 この子浦という場所、対岸は数年前に通った妻良(めら)。

湾内は猛烈なエサトリが居て、沼津で一番エサトリが多い場所と比較しても

比べ物にならない程エサトリが酷い場所。

そんな場所の対岸ですから、当然トンでもない事になっていると予想してました。

その裏では、時期的にまだ7月ですから、エサトリもそれ程でもないかも・・・

という予想もありました。まあ、その辺りが、なんだか掴みどころが無い

感じだったんですけどね。


 時間は4:30頃~17:00まで。かなり長丁場の釣りなので、いつもの

釣りで良いかな・・・と。構えた釣り座は堤防の外向き。この外向きは、

朝方5m位の風が吹いていたので、多少やり辛い感じはありますが、

竿を片手で持っていられる程度の風なので全然問題なし。


 そんな環境の中で釣り開始。

数投打っても全くエサが取られません。「何?これ?」

まあ、言ってみれば裏の予想が当たった訳ですけどね。

一日を通しても、エサが取られる時と取られない時で極度のムラがあり、

一番酷い時には、団子をキンキンに締めても30秒~50秒程度で割れて

しまう状態でした。当然コーンも瞬殺。ですが、魚が居ない時は

オキアミも無傷。それも、団子が割れてから2~3分流していても

全くエサが取られませんでした。何故、こんな状況なのかは

わかりませんでしたけど。


 上記の通りで、色々試したのですが、結局17時までには

釣れませんでした。が、一旦17時で閉会として、その後続行した所、

ぽろっと一尾、28cmが釣れました。釣れ方としては、普通に団子を

打っている中で雰囲気が出て釣れた・・・ただそれだけです。

どういうタイミングとか、どういうプロセスだったのかは良く分かりません。

ただ、一つ言えるのは、集魚の濃さかも知れません。

実は西伊豆方面は、わりと集魚が濃い目(マッハ1袋に対し、アミエビ

400cc以上)で攻めるのが良いと言う自分なりの解釈があるのですが、

後々考えると、これが失敗だったかなと。

17時で一旦竿を置いて、20分位場を休めてから再開し、

そこから15分位で釣れている訳です。そうなると、考えられるのは、

団子の打ち過ぎや集魚。その一枚を釣ってから、またしばらく

団子を打っていると、やっぱりエサトリが居ない状態に陥りました。

「ふーん、なるほどねぇ。」

あ、そうそうちなみに私はアミエビを2キロ持参し、2回団子を作って

2/3程使用しました。

この事から、当日の集魚の濃さを想像出来るかと思います。


この辺りをあと何回か検証したいなぁと思っていますが、

ちょっとココまでの道のりがキツいんですよねぇ。沼津から2時間、

距離は、山の峠道を延々と80キロって所です。

また機会があれば来ようかなって感じですかね。


最後に、実行委員の皆さん、お疲れ様でした。

あと、時間中に手を止めて、私の所に来て下さった皆さん、

ありがとうございます。いつも、あんな感じの釣りをしています。

また、機会のある時にご一緒しましょう!