詐欺:譲渡目的で通帳交付受けた疑い 横浜市職員を起訴横浜市は4日、他人に譲り渡す目的で銀行から通帳などの交付を受けたとして、同市水道局北部給水維持課職員、喜多見信宏被告(28)=同市中区大平町=が詐欺罪で横浜地検に起訴されたと発表した。市は喜多見被告を9月14日に懲戒免職処分にした。 同市によると、喜多見被告は05年8月11日、同区の三井住友銀行横浜中央支店で、自分名義の普通預金通帳2通とキャッシュカード2枚を作成。約40万円の借金をしていた中学時代の友人男性に譲渡した。この通帳やカードがほかの犯罪で使用されて発覚。神奈川県警山手署が今年8月1日に喜多見被告を詐欺容疑で逮捕し、同地検が同17日に起訴していた。市はこれまで同署から「別の事件の捜査に支障を及ぼす」と依頼を受け、発表を控えていたという。
勤務中パチンコざんまい 警察庁技官を減給処分勤務中に繰り返しパチンコをしていたとして、近畿管区警察局監察課は9日、大阪府情報通信部機動通信課勤務の警察庁技官(44)を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分にした。監督責任として、同課の黒部次夫課長(56)ら2人を同警察局長注意などの処分にした。 監察課によると、技官の主な仕事は、大阪府警管内にある警察無線施設の保守管理。3月から7月までの間に計27回、同僚数人と現場に作業に行く際、「用事がある」と言って抜け出し、大阪市内などのパチンコ店に行っていた。 最長7時間パチンコをしたこともあり、技官は「やりたくて仕方がなかった」と話しているという。 近畿管区警察局の西中正明首席監察官は「誠に遺憾。業務管理をさらに徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。
拘留中の男に期限切れ牛乳 署員3人を注意処分拘留中の男に期限切れ牛乳 署員3人を注意処分 大阪府警住之江署で先月末、覚醒(かくせい)剤取締法違反容疑で逮捕、起訴され拘留中だった男(30)に、同署総務課が賞味期限切れの牛乳を差し出していたことが4日、分かった。男は牛乳を飲んだ後、体調不良を訴えて急性胃腸炎と診断されたが、軽症。同署は「原因が牛乳だったかどうかは調査中だが、署員が確認を怠った初歩的なミスで、あってはならないこと」として、牛乳を出した男性警部補ら3人を厳重注意処分とした。 同署によると、9月30日午前7時45分ごろ、同署2階にある留置場で、男が「賞味期限が切れた牛乳を飲んで腹が痛くなった」と管理を担当する男性署員に訴えた。署員が確認したところ、牛乳パックの賞味期限は「9月29日」と記載されており、男は半分ほど飲んでいた。 病院へ連れて行こうすると、男はいったん断ったが、約1時間後、再び腹痛を訴えため同区内の病院に搬送。診断の結果、急性胃腸炎と判明した。症状は比較的軽かったが、病院では牛乳が直接の原因かどうか特定できなかったという。 牛乳はこの日、署内に拘留中だった15人分の朝食としてパンとともに用意。このうち13本は賞味期限が「10月9日」になっており、2本は29日の期限切れだったが、男が飲んだ以外のもう1本はだれが飲んだか分からないという。 納入業者が29日夕に期限切れの牛乳を同署へ配達したが、当日担当の署員3人が配ぜん前のチェックを怠り、誤って差し出したことが原因と判明した。 腹痛の原因についてはメーカーにも問い合わせた上で、男が飲み残した牛乳の外部鑑定を進めており、細菌の繁殖状況などを調べている。 男は9月6日、同区内の路上にレンタカーを止めて車内で寝泊まりしているのを同署員に職務質問され、尿検査の結果、覚醒(かくせい)剤の陽性反応が出たため同容疑で逮捕された。関係先からは覚醒剤の粉末も見つかり、27日に起訴された。 山崎正幸副署長は「賞味期限切れ牛乳との因果関係は調査中だが、厳正な留置場を管理する担当者のミスはあってはならない。二度とこのようなミスが起きないよう指導を徹底したい」と話している。