2019.12.01

 

【コメント】

全員がゴールでき、無失点で終われたとてもいい内容のゲームだった。

ゴールシーンは個人での打開もあったが、数人が関わって狙いを持った崩しからのゴールも多くあったのでその点でかなり成長を感じた。

スクール時代から培ってきたボールコントロールの技術に加えて認知と判断の部分にフォーカスしてトレーニングしてきたが、それによってパスとコントロールの技術も付いてきたので、今まで判断は良かったがパスがずれてしまったりしていたところがしっかりと通るようになってきて、チャンスの数がかなり増えた。

 

今日のテーマは「守備の時に自分のマークを見つつ、危険なスペースを埋めること」「攻撃時に奪われた時の別の選手のリスクマネージメント」の2つだった。

 

1つ目のテーマは例えば下の図で①の状況。

各選手が自分のマークだけについていてスペースの管理を全くしていない状態。このような状態になってしまうともし青の2番の選手が赤いゾーンに入ってきたときに誰も対応できなくなりピンチになってしまう。

図①

なので②のように各選手が自分のマークを見つつ、空いているスペースの管理を少しずつする意識を持ったポジショニングを取るだけで、もし味方が抜かれたり敵が上がってきたりしても対応できるようになる。

図②

 

2つ目のテーマは例えばサイドの深い位置で味方が仕掛けているときにチャンスだからといってCB以外が全員ゴール前まで行ってしまうと、もし相手に取られたり、当たって跳ね返ったボールがこぼれたときに一気にピンチになってしまう。

それを防ぐためには赤の5番や2番の選手が奪われたらすぐにカバーできるし、チャンスの時はゴール前に入っていけるポジションを取ることが重要になる。

 

ここ数週間はこういった「最悪の自体が起きたときにも対応できる状態を作っておく」ということを意識してトレーニングしている。

これに関しても選手によっては自分で気づいてポジションを取れている選手が増えてきているので、最終的には自分達だけでも起こってしまった現象を解決できる能力をつけられるようにもっと深めていきたい。

 




 

 

20分×6本

 

① vs HARAICHI FC 7-0 ◯

GK 内田寅二

CB 斉藤日和

CB 松崎快

LH 土橋玄祈

RH 園元仁

CH 椎名帝尊

CH 門倉一樹

CF 大川凱矢

 

交代

06’00 仁→睦人

06’00 帝尊→関口

06’00 一樹→或雅

07’00 日和→仁(再)

 

得点

00’00 一樹

01’00 凱矢

05’00 帝尊

08’00 睦人

16’00 関口

18’00 睦人

19’00 睦人

 

② vs ジェンシャン 3-0 ◯

GK 内田寅二

CB 斉藤日和

CB 松崎快

LH 土橋玄祈

RH 園元仁

CH 椎名帝尊

CH 門倉一樹

CF 大川凱矢

 

交代

13’00 玄祈→睦人

13’00 仁→関口

13’00 凱矢→或雅

 

得点

05’00 一樹

13’00 帝尊

16’00 或雅

 

③ vs HARAICHI FC 14-0 ◯

GK 内田寅二

CB 大川凱矢

CB 園元仁

LH 斉藤日和

RH 松崎快

CH 土橋玄祈

CH 門倉一樹

CF 大川凱矢

 

交代

10’00 日和→関口

10’00 快→睦人

10’00 或雅→帝尊

 

得点

01’00 玄祈

02’00 或雅

03’00 快

05’00 玄祈

06’00 一樹

09’00 或雅

10’00 或雅

11’00 帝尊

12’00 帝尊

14’00 一樹

16’00 帝尊

17’00 仁

18’00 帝尊

19’00 帝尊

 

④ vs ジェンシャン 3-0 ◯

GK 内田寅二

CB 松崎快

CB 斉藤日和

LH 土橋玄祈

RH 園元仁

CH 大川凱矢

CH 門倉一樹

CF 椎名帝尊

 

交代

10’00 玄祈→関口

10’00 仁→睦人

10’00凱矢→或雅

 

得点

13’00 帝尊

14’00 一樹

16’00 睦人

 

⑤ vs HARAICHI FC 12-0 ◯

GK 内田寅二

CB 椎名帝尊

CB 門倉一樹

LH 関口裕斗

RH 内藤睦人

CH 大川凱矢

CH 上間或雅

CF 斉藤日和

 

交代

10’00 一樹→玄祈

10’00凱矢→仁

10’00日和→快

 

得点

02’00 日和

02’00 睦人

04’00 日和

11’00 凱矢

11’00 快

13’00 関口

14’00 凱矢

15’00 関口

15’00 快

17’00 玄祈

18’00 快

19’00 関口

 

⑥ vs ジェンシャン vs 3-0 ◯

GK 内田寅二

CB 斉藤日和

CB 松崎快

LH 園元仁

RH 土橋玄祈

CH 門倉一樹

CH 椎名帝尊

CF 大川凱矢

 

交代

09’00 凱矢→或雅

 

得点

01’00 凱矢

08’00 日和

13’00 帝尊

 

 

2019.11.23

vs バルドラール浦安バセ/スクール選抜

15分×5本

 

GK内田寅二

FP斉藤日和、大川凱矢、門倉一樹、椎名帝尊、土橋玄祈、上間或雅、園元仁

 

①vsスクール選抜

3-0 ◯

得点

00’00 大川凱矢

11’00 斉藤日和

14’00 上間或雅

 

②vsバセ(中学生)

0-3 ●

得点

 

③スクール選抜

0-7 ●

得点

 

④vsバセ(中学生)

1-2 ●

得点

03’00門倉一樹

 

⑤スクール選抜

1-1 △

得点

09’00 大川凱矢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【コメント】

フットサルチームとのフットサルの試合だった。

 

個人的に、小・中学生の年代では大事なポイントはサッカーもフットサルも大きくは変わらないと思っていて、フットサルの方が狭く、関わる人数も少ないので戦術的な面でより細かく整理されているかどうかが試合に現れやすく、その確認として練習試合を入れている。

 

戦術といっても決められたことを全員で協力してこなすということではなく、相手に勝つためにどう戦うか、その術が戦術であって、この年代では主にそのために個人のところでどういう駆け引きするのかという個人戦術の部分にフォーカスしている。

 

例えば今日の試合で言えばボールを受ける時にいかに前を向いたいい状態で受けられるか、もしくは受けた時点で相手に勝てているポジションが取れているかの準備だったり、守備の時にボールと逆サイドの選手が自分のマークだけにとらわれずに一番危険なスペースを埋めながら自分のマークを管理できているかなどがある。

 

そういった準備や駆け引きで相手を見て自分が次何をすればゴールに近づけるかを常に考えながらプレーすることがフットボールの楽しさだし現にそういったプレーがかなり増えてきている。

 

基本的に何も考えない時間というのは試合に出てる間は存在しなくて全ての行動に意味があると思っているので、そういったところも含めて今日のトレーニングマッチはできていたところ、できていなかったところがよく見えた有意義な試合だった。

 

よかったところ

・コートのスペースを活かして幅と深さをうまく使ってゴールに迫れるシーンが増えてきた。

・ボール保持者がフリーの状態の時に受け手が相手のラインを超える意識を持った動き出しが増えてきた。

・守備時に自分のマークだけではなく、危険な場所を埋めながらマークすることができる選手が増えてきた。

・そこが理解できてきているから自然と指示の声が出るようになってきた。

 

改善点

・選手によってはまだ守備時に自分のマークだけに気を取られて危険なスペースの管理ができていない時がある。

・ボール保持している時に失ったら危険なゾーンでの判断が悪い場面がいくつかあった。

・攻撃時の配置や、失い方の悪さでカウンターでのピンチのシーンが多かった。

VS北本キッカーズ

20分6本

 

 

 

 

 

 

 

①1-0 ◯

GK内田寅二

CB松崎快

CB斉藤日和

LSH土橋玄祈

RSH園元仁

CH門倉一樹

CH椎名帝尊

CF大川凱矢

 

得点

15’00 椎名帝尊

 

②2-0◯

GK内田寅二

CB園元仁

CB松崎快

RSH斉藤日和

LSH関口裕斗

CH大川凱矢

CH土橋玄祈

CF上間或雅

 

得点

17’00 上間或雅

20’00 上間或雅

 

③1-0◯

GK内田寅二

CB松崎快

CB斉藤日和

LSH関口裕斗

RSH上間或雅

CH門倉一樹

CH椎名帝尊

CF大川凱矢

 

得点

08’00 椎名帝尊

 

④1-2●

GK内田寅二

CB園元仁

CB松崎快

LSH関口裕斗

RSH土橋玄祈

CH門倉一樹

CH椎名帝尊

CF上間或雅

 

得点

01’00 失点

04’00 椎名帝尊

19’00 失点

 

⑤1-1△

GK内田寅二

CB松崎快

CB園元仁

RSH斉藤日和

LSH関口裕斗

CH門倉一樹

CH椎名帝尊

CF大川凱矢

 

05’00 椎名帝尊

15’00 失点

 

⑥2-0◯

GK内田寅二

CB斉藤日和

CB椎名帝尊

LSH関口裕斗

RSH園元仁

CH門倉一樹

CH土橋玄祈

CF上間或雅

 

得点

04’00 土橋玄祈

15’00 上間或雅

 

【コメント】

前回のインデペンディエンテ戦に続いて、とてもいい内容のゲームだった。

オフサイドこそ多くなってしまっているがそれも駆け引きをしようとはしているのでこれからいくらでも改善はできる。

なにより相手のゴールに迫る回数が圧倒的に増えていきていて、そこに至るまでの各々の判断、選択の基準がかなり整理できている印象がある。

今まではなにが一番いい選択なのかがわからずに迷ってしまう場面や、それがわかってはいるが技術的にできなかったシーンが多かったが、ここ1.2ヶ月は思考にプレーが追いついてきたように感じる。

 

それはうまくいかない時期でも普段のトレーニングから選手全員が高い意識を常に保ちながら取り組んでくれてきている結果だと思うので、これからも現状に満足せず、もっと上を目指しながら頑張ってほしい。

 

特に気になったポイントは

・攻めている時のカウンターへのリスクマネージメントを考えたポジショニングが甘い

・守備時の味方との距離感が近すぎたり遠すぎたり人によってかなりの差があるので、いい距離感でスペースを埋めたい

・疲労でキツくなってきた時でも無理やりスピードを上げて攻めてしまって結局カウンターを喰らうシーンが多いので、ゲームスピードのコントロールというところをもう少し意識した試合運びをできるようにしたい

・良くなってきてはいるが、選手によっては相手のロングボールに対する対応がよくない。落とさないこととカバーを徹底したい

・オフサイドが多い

・失点の形が勿体無い(3失点とも崩されたわけではないのでそこまで気にしなくてもいいが、これが公式戦だったらあの形での失点で敗退してしまうのは本当に勿体無いので突き詰めたい)

 

良かった点は

・ゴールやシュートの回数が増えた

・ビルドアップの時の選択が良くなった

・守備時の逆サイドハーフの絞りの意識がかなり改善された

・ハイボールを落とす回数がかなり減った

・各ポジションでの役割が整理できてきたのでいろんなポジションをできる選手が増えてきた

 

また来週から頑張りましょう!