ホンモノ | マリーゴールド熊本 ドラゴンブログ

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マリーゴールド熊本U-12(熊本のサッカークラブ)でコーチをしているドラゴンのブログです。

今日のU‐11の1試合目も担当しました




MとGの半数ずつくらいの構成でしたが、




Mの選手たちには、少し厳しい言葉を投げかけさせていただきました




ボールが足元に入れば、そこそこできる技術は持っていますが、




正直、相手にしても恐い選手たちではありません




コンタクトに弱く、球際で負けるし逃げる(=強度不足)




どっちのボールか分からない時に、先に足を出せない(=予測が足りない)




そんなんでは上では通用しなくなります




今、課題に目を向け、逃げずに取り組まなければ、




上のカテゴリーでは普通の選手になってしまうでしょう




よっぽどGの選手たちの方が、球際強く、相手よりも先に触ろうとします




技術はまだまだですが、判断は悪くありませんでした




Sョータコーチにそのことを伝え、Sョータコーチのコーチングもあり、




2試合目は少し戦うようになっていましたが、




あれでもまだ足りません




新人戦決勝の悔しさを忘れたのかな




今のままで、1年後追い越せますか




高い強度やプレッシャーがある中で、技術を発揮出来てこそホンモノです




強度がある中で技術を発揮するためには、良い判断を下さなければなりません




良い判断を行うためには、たくさん情報を仕入とかなければなりません




ゴール、キーパーの立ち位置、トップや味方の状況、相手の立ち位置、スペースはどこにあるのか、など




良い選手はこれらを瞬時に判断し、決断します




だから、これらが出来ているときは、ダイレクトプレーが必ず入ります




Mの5年生の選手たちは、選手権でただ6年生に付けているわけではありません




6年生から何を学ばないといけないのか




しっかり考えて、チャンスがきた時に、力を発揮できるように、常に準備をしてほしいと思います





今の姿勢では、Gの選手たちにあっという間に抜かれますよ




一方Gの選手たちは、まだまだ基礎技術が足りません




リフティングを見れば、日常ボールを触っているか、いないかがすぐ分かります




コーチから言われて練習する人はニセモノです




何のため(目的)が明確になれば、もっと日常の行動は変わるはずです




取り組む姿勢が良くなったGの5年生




もちろん、Mの中にも意識高く取り組んでいる選手もいます




我々が公式戦で選手を選ぶ際の基準に、




常にプレーが安定している選手(=計算できる選手、メンタルが強い選手)




チームのために献身的に動ける選手(=泥臭く汗をかける選手、運動量)




そして、自分の強みを活かせる選手




こんな選手たちの名前が先ずは上がってきます




大会期間中だからこそ、成長できる時期です




M.G共に6年生の力になれるよう、意識して出来ることはやりましょう