あけましておめでとうございます。 | 新小岩の少年サッカーチーム FC R.E.V.

新小岩の少年サッカーチーム FC R.E.V.

新小岩を拠点に活動しているFC R.E.V.のコーチによるブログです!

あけましておめでとうございます。ヨシコーチです。

いよいよ2013年が幕を開けました。

チームが結成されてそろそろ丸2年が経過しようとしておりますが、

まだまだ組織として至らぬ点も多々あり、スタッフ一同、より一層

気を引き締めなくては!


冬の寒い日が続きますが、この時期は大きな大会もないため

ひたすらレベルアップのためのトレーニングが続くことになると思います。

体力面、技術面、精神面。まさに「心技体」を磨く絶好のチャンスです。


今回は「精神面」のお話でもしましょうか。


最近、特にサッカーの世界で言われるようになった「リスペクト」の概念。

日本サッカー協会も「リスペクトプロジェクト」というプロジェクトを立ち上げ、

サッカーを取り巻く全てのものを「大切に思うこと」を目標にしています。


仲間をリスペクトするのは当然として、試合をしてくれる相手のお友達にも

当然感謝の気持ちを込めて「リスペクト」、サッカーを教わる監督やコーチ、

サッカーをする環境を用意してくれた両親、グラウンドを使わせてくれる学校、

試合会場の準備をしてくれるスタッフ、レフェリー・・・

もっともっともっと、子供たちの周りには大切に思うべき人や物が溢れています。

普段使っている道具にも当然リスペクトの気持ちで大切に扱ってほしいです。


と、同時に大人側も子供たちをリスペクトしなくてはなりません。

「子供だから」と大人が意のままに子供を操るようなこともいけませんね。

たとえば、デンマークのサッカー協会には10の決まりごとがあるそうです。


1 子ども達はあなたのモノではない
2 子ども達はサッカーに夢中だ
3 子ども達はあなたとともにサッカー人生を歩んでいる
4 子ども達から求められることはあっても
  あなたから求めてはいけない
5 あなたの欲望を子ども達を介して満たしてはならない
6 アドバイスはしても,あなたの考えを押し付けてはいけない
7 子どもの体を守ること
  しかし子ども達の魂まで踏み込んではいけない
8 コーチは子ども心になること。
  しかし子ども達に大人のサッカーをさせてはいけない
9 コーチが子ども達のサッカー人生をサポートすることは大切だ
  しかし,自分で考えさせることが必要だ
10 コーチは子どもを教え,導くことはできる
  しかし,勝つことが大切か否かを決めるのは子ども達自身だ


国としての文化が違うのですべてをそのまま真似することがベストかどうかは

置いておくとしても、サッカー先進地域のヨーロッパで提唱されているわけですから

日本人としても見習う必要があると言えるのではないでしょうか。


私たちコーチとしても「教える側」というのは「教えられる側」がいて初めて

その立場の意味が発生するわけですから、子供たちと一緒にサッカーを楽しみ、

子供たちと一緒に成長していければ良いなと思います。