今年も始まりました、G.Gシリーズレビュー。
年初め1発目の配信がG.Gシリーズとは今年は幸先いいやw
それでは早速、今年1発目のダークスピリッツで遊んでみた感想を。
DARK SPIRITSは横スクロールシューティングゲームです。
G.Gシリーズの横スクロールシューティングはZ・O・N・Eに次いで2作品目。
前作は昭和の横シューの核となる面白さのみを抽出して構成した
非常に硬派というかストイックな作品でありました。
でもあれステージ進むにつれグラディウス、R-TYPE世代には堪らない
熱い作品でもありましたな。
さてさて、今回配信されたDARK SPIRITSはといいますと
前作からがらりとスタイルを変えて
アイテムによるパワーアップで敵をバリバリ倒していくのが楽しい作品であります。
自機は魔物使い、なのかな。
デビルメイクライのダンテさんのような兄ちゃんが4匹の使い魔従えて
空に浮かんでおります。
プレイヤーはダメージ制でゲームスタート時はライフが5つあります。
これが0になるとゲームオーバーです。
攻撃はショットのみ。
自分自身のショットに加え、使い魔からもショットが出ます。
一部の敵を倒すとパワーアップアイテムが出まして
そのアイテムの色によってショットの性能が変化、アイテムの種類は4種類。
ピンクが通常ショット、連射力が売りですな。
黄色は貫通弾、文字通り敵を貫通しますが一部ボスには通用しなかったりするのでご注意を。
オレンジは光の剣、連射力も貫通力もなく、射程も短いながら1発の破壊力は最強。
水色は敵弾を消すことが出来るショットで、こいつはボスの外装すら貫通する優れものですが
弾速が異様に遅いのが玉に瑕。
そうそう、敵はパワーアップアイテムだけでなくライフ回復アイテムも出しますよ。
使い魔たちは、最初豆しばのようなつぶらな瞳のかわいいやつなんですが
彼らに同色のパワーアップアイテムを続けて与えるとレベルアップします。
最大5段階まで。
レベルアップするとその色のショットが強化されまして
と同時に、使い魔たちも獰猛なワンちゃんへと変貌w
4体それぞれ個別に強化可能、ということで
4種類のショット全部装備、ということも可能です。
プレイヤーがライフ削られると使い魔のレベルも1段階ダウンしますんでご注意を。
プレイヤーキャラが出すショットだけは強化不可でいつまでたっても通常弾です。
さて、攻撃はショットのみと書きましたが
ショットは3方向へ打ち分け可能。
3つのボタンで4体の使い間のフォーメーションを変える仕組みで
Aボタンを押すと4匹で前方向へ集中砲火。
Xボタンだと上下2匹ずつでナナメ前方へ攻撃、要は3WEYショットみたいなもん。
最後Yボタンは2匹がプレイヤーの背後に回り後ろ方向を
残りの2匹は後方ナナメ上を攻撃する背面3WEI状態。
プレイヤーは前方向へショット打ちますんで実質4WEYか。
これらのフォーメーション使い分けてステージを進みます。
ステージは全部で5つ。
クリアすると1へ戻ってループ。
2周目以降は敵の配置が変化して攻撃は熾烈なものになっていきます。
あとはどんだけ周回重ねてスコア稼げるかということですな。
そのスコアシステムですが、G.Gシリーズ全般に言えることですが
最近の、コンボやらなんやらでスコアがインフレしまくりのシューティングと違って
地道に倒していってステージクリア時のリザルトやボーナスアイテムで稼ぐタイプ。
本作の場合各ステージクリア時に撃墜率が出まして、これに応じてスコア加算。
それと残りライフも毎ステージボーナス集計の対象になりますんで
ライフMAXで、一匹も撃ち漏らすことなくクリアする。
というのが本作でやるべきこと。
で、そのために、4匹の使い魔をどのショットでどう強化し
どうフォーメーションを使い分けて攻略するか。
これがDARK SPIRITSの面白さ、かな。
その辺踏まえた上で遊んでみると…
ステージクリアだけならけっこう簡単かも。
というのも水色ショットがかなり強力で4つの使い魔のうち外側or内側の2匹を水色にすると
前からの攻撃はかなり無効化できますし、ボス戦でもコアまでガンガン攻撃できます。
残りはお好みで使い分ければG.Gシリーズの弾幕縦シューWonderLandで涙目だった
ヘタレな僕でも1周余裕のクリアですよ。
しかし、撃墜率100%目指すとなると話は別。
水色ショットは弾速が致命的に遅いんで後ろの敵とか撃ち漏らしまくりでorz
かなりきちっとパターン化しないと間に合わないんだよなあ。
でもまあ、そのパターン作りが楽しかったりするんですがw
僕が今書いたのは1例で、全部通常弾でクリアとか、
ショットとフォーメーションの組み合わせで色々遊び込む事が出来ますからね。
僕がイマイチ使えないと思ってる黄色の貫通弾にも使い道あるかも。
そういえばR-TYPEでの黄色ショットもイマイチ使えない不遇ショットだよなあ。
黄色はそういう運命かw
敵の種類なんかはかなり限られてますけど描き込みの密度はかなり増しましたな。
G.Gシリーズはアクションからパズルまで幅広く作品出してて
それぞれに良さがあるから単純比較はできませんけど
見栄えでいうと本作はシリーズ1番の出来かも。
自機がパワーアップできるってのも大きいな。
これだけで見栄えも爽快感もかなりアップするもんだなあ。
G.Gシューティング2作とは印象がかなり違う、同じシューティングというジャンルなのに。
実に面白いw
そしてシューティングはパターン作りを楽しむゲームだなと実感。
Z・O・N・Eではステージを暗記し8方向ショットを使い分けてのパターン作り。
WonderLandではタイムボムで弾幕をアイテムにし効率よく稼ぐパターン作り。
そしてDARK SPIRITSはフォーメーションとショットを上手く使い分けて
撃墜率100%を獲得するためのパターン作り。
避けて撃っての爽快感はオマケみたいなもんかw
とまあこんな感じで、新年早々楽しませてもらいました。
このコンパクトさはいいですね。
パッケージはボリュームたっぷりの重たい作品が多いですから
G.Gシリーズのようにゲームの本質はしっかり捉えつつ
おやつつまむように軽く遊ぶことも出来る作品は
これからのゲーム業界において、けっこう重要な部分を担うんじゃないか。
なんてことも思ったマダオであった。
大作で毎日遊ぶには気力体力両方入りますから。
年を重ねるごとに実感。
そして、一度離れると再び戻ってくるのはけっこう時間掛かりますから。
手軽なヤツでもいいから毎日繋ぎとめておくのが重要かと。
とまあこんな重たいこと考えてゲームするやつは一生遊んでるでしょうからアレですがwww
まあ難しいことは考えず、楽しく遊んでいきましょうかね。
ということで、今年もG.GシリーズLOVEで行きたいと思いますんでよろしくw