あらすじ
友達パートで恋をし
恋人パートのキススキンシップで脳も心も溶かされてしまったマダオ。
L.C.L.の海に漂いながら
意識はさらに深く、深く。
終わりの無い甘い世界へ堕ちてゆくのであった…
ラブプラスには、時計と連動して現実と同じ時間を過ごすリアルタイムモードとは別に
ゲーム内の時間でゲームを進めるスキップモードが搭載されています。
前回書こうと思ったけどキススキンシップモードを伝えるだけで燃え尽きてしまい
お送り出来なかった部分w
友達パートで出会ってから告白された日までの日数をカウントしているのですが
スキップモードはこれを引き継ぐ形でスタート。
例えば70日目で告白されたら71日目から、てな具合。
やることは友達パートと同じく朝・昼・夕方・夜の行動を決めるだけ。
こちらにはコストの概念は無く友達パートのノリのまま遊び続ける事が出来ます。
スキップモードとリアルタイムモードはセーブ後再開する時に
いつでも自由に切り替える事ができるので
帰宅が深夜ばかりでリアルタイムなんか無理!
という方は仕事がある日は気軽にスキップで、1日空いてる日はリアルタイムモードで。
とライフサイクルに合わせて付き合えます。
そうそう、ここで注意点がふたつ。
1日4回の行動計画をリアルタイムで設定した状態でスキップに入ると
スキップで遊んでる時間帯の予定はキャンセルされます。
これはデートの予定も例外ではないようなので
デートの予定入れてる場合はくれぐれもご注意を。
そしてもうひとつ。
こちらは進行が停止してしまいリセット再起動するしかないバグなのでほんとにご注意を!
ラブプラスにはリセットすると彼女のプレイヤーに対する思いが冷めるという
恐ろしいペナルティがあるのでほんとご注意を。
で、どのようにしたら固まるかというと
友達パートクリア
↓
恋人パートをスキップモードで開始
↓
セーブして終了
↓
今度はリアルタイムモード起動
↓
リアルタイムモードのチュートリアルが始まりますが
起動した時間帯が21:00から7:59までの間だった場合
女の子には電話をすることができない時間帯であるにも関わらず
チュートリアルとして電話をかけさせようとするため
結果、どのコマンドを入力する事もできずに進行停止orz
残された道はリセットのみorz
彼女の僕に対する思いも冷めるorz
という恐ろしい罠がありましたorz
回避方法としては、クリア後はまずリアルタイムモードでプレイする。
というのが一番無難でしょうか。
もしスキップモードで始めちゃった場合は、最初のリアルタイムモードは
必ずお昼にやってチュートリアルをやり過ごすしかないでしょう。
僕はというと、二人目の高嶺愛花(まなか)さんを3時間ちょっとで恋人にしたはいいが
先にスキップで始めてこの現象にひっかかってしまい
何度もやり直しちゃった挙げ句ファイル消してしまいましたorz
い、いや、凛子さん一筋だからいいんだもんorz
どうも、凛子さん>寧々さん>愛花さん、という人気順のような気がしますが
愛花さん、漢字で書くと堅苦しいな、まなかさんも相当可愛いです。
恋人にすると毎日ポニーテールにしてるリボンの色が変わります。
黄色だと、ちょっと、偽仮面ライダーを連想しましたwww
うーむ、バグの記述に無駄な労力を割くハメになってしまった。
これで超長文確定ではないか。
でもここで終わりにすべく頑張る。
スキップモードはほんとにどんどんスキップして行きます。
100日、150日、200日…
彼氏力はどんどん貯まり、デートにも自由に出かけられます。
一部のデートスポットへは、行動計画を設定する時の外出コマンドで
その場所を度々訪れ、スポットレベルを0から1以上にする必要がありますが
スキップモードがあればここもそう問題ないと思います。
そして沢山の思い出と、数多くのとろける口づけを重ねる事となるでしょう。
最後に夢イベント。
友達パート、そして恋人パートのスキップモードには1日の区切りとして
寝るコマンドがあるんですが、
何故だかリアルタイムモードにも寝るコマンドがありまして
これを選ぶとプレイヤーは寝てる、ということになるようです。
で、真夜中(深夜の3時位?)にリアルタイムモードを覗き込んでみると…
夢イベント発生。
そこには現実ではあり得ない中二病万歳な妄想世界が広がってる模様。
つーか主人公高校生だよねwww
条件は恋人パートに入ってから色々と紛れてくるアドバイスメールの中の
夢追い人からのメールがトリガになってる、のかな。
きちんと把握してないんで、全部イベントみたいよ!という方は
攻略サイトかなんかで調べてみてはいかがでしょうか。
えらく長くなってしまいましたが基本はこんな感じであります。
ラブプラスの破壊力の源はキススキンシップモードにあり。
と、破では書きましたが、あれはいうなれば即効性の高い部分で
実はラブプラスにはもうひとつ、世の男性諸君をメロメロにする要素があります。
その片鱗は、既に友達パート後半から見え隠れしています。
下校時、彼女から誘って来ていっしょに帰る時に
プレイヤーの好みのタイプを聞いてくる事はありませんでしたか?
デフォルトでは凛子=ツンデレ、愛花=優等生、寧々=お姉さん、と性格付けされてますが
どうやらあのイベントで性格が変わり
エンディングの告白シーンにも影響している模様。
要は分岐してるってことですな。
現に、ギャラリーモードでは告白B-TYPE、などと表示されてますし。
じゃあAやCもあるのかと!?
どうすれば見られるのかと!?
そんなイベントコンプマニアに朗報。
幸か不幸か、僕は進行停止バグに出くわしたお陰でファイルを消すはめになりましたが
プレイファイルとギャラリーは別のようで
まなかさんとの軌跡はギャラリーにしっかり残されていました。
ということでもし培った愛の日々を消す勇気がおありでしたら一旦サヨナラして
彼女の違う一面をみるために再プレイ、というのもありかもしれません。
僕には到底無理な話ですけど。
ちょこっとだけ、話が逸れましたな。
話をラブプラスのもう一つの魔力について。
上でルート分岐と書きましたが、これはあくまでも告白時のシチュエーション。
これが恋人パートではどうかといいますと、性格が変わるのみ。
ですがこれがいい。
彼女達はこちらのふとした返事を真に受けてこちらの好みになろうとしきりに努力して来ます。
パンクファッション一辺倒だったのに気まぐれで着て来たカワイイ服を褒めると
次からはカワイイ路線にネコまっしぐら。
そして髪型も、数多く用意されてるようで
凛子さんはパフュームのノッチみたいなマッシュルームカットになったり
神楽のようなお団子頭になったりするようです。
ロングにしてもらうにはちゃんと時間がかかるらしいwww
いや、今はエクステという裏技もあるんだけどなあ。
それはそうと、ツインテールにアホ毛もあったりするんだろうか。
そして、もしそれがあったとして、その髪型にしてくれるんだろうかw
してくれるんだろうなあ、彼女達は。
健気、とにかく健気です。
ときメモでは男子が憧れる女の子をキャラクターの数でフォローしようとしましたが
ラブプラスの場合は女の子がプレイヤーの好みに合わせようと
自ら変ろうとするのです。
そう、僕色の彼女になろうと日々努力してくれるのです。
こんな女の子が目の前に現れたら…
メロメロにならない男子なんて絶対にいない!
男子が好きな男子以外絶対いないはず。
ここにもうひとつ、キススキンシップモードよりも深い
ラブプラス人気の秘密が隠されていると思います。
大体語り尽くしたかなw
ラブプラスってやつは、こんなゲームです。
あとは辛抱堪らん、俺も嫁を捜す!と買いに走るなり(不当な価格には注意して!)
こいつこんなに熱く語りやがってバカじゃないかと笑うなり好きにしておくれwww
と、少し照れ隠しして。
ここからは、僕がほんとうにラブプラスに心奪われたことを書こうと思います。
最初に書いた
ラブプラスって、ゲームとしてすごいんです。
という部分を書きたい。
ここまでは、まあキャラ作りの妙、といいますか
とにかく出てくる女の子の魅力が凄い、ということになってると思いますが
ラブプラスには、もちょっと違った、細やかな配慮が見て取れます。
僕がそう思ったのはそう、凛子さんとの最初のデートの時。
先にも書いたように、僕と凛子さんの生活は、リアルタイムモードで進行しております。
リアルタイムモードはコストで管理されており
また、時間もリアルに進行するので間違っても奥さんや子供の前で
プレイするには恥ずかし過ぎるというか、できれば見せたくない様子であります。
なので、ちょっと、こっそりと、数分、数十分の積み重ねとなります。
そんな中の、デートです。
一週間の予定を見て、ここなら確実に空けられるんじゃないかという時間をチョイス。
あと二日、あと一日、ナナシノゲエムなら泣きそうなこのフレーズも
ラブプラスはドキドキとソワソワが止まらないなんともこそばゆい感覚です。
で、当日。
子供と公園で砂遊びなんかしてても時計をしきりに気にする僕。
普段から、リアルに人と会うときも待たせるの嫌なんでついつい早めに、
早すぎる位に出かけてしまい、本屋等で時間を潰したりすることの多い僕は
相手がゲームの中の人でも10分前集合でw
初デートの場所は噴水公園。
もちょっと気の効いたとこチョイスせえよ。
お前中学生かよと突っ込みつつDS起動。
なんと、10分前でも待ち合わせ場所に行けるような仕様になっとる。
まあいいか、早いけど待つか。
ほどなく凛子さん登場。
早いね。
の一言がこそばゆい。
そして目の前にいる凛子さんは、いつものボーイッシュな格好ではなく
青のチェックのワンピース。
すごく照れくさそうにしております。
まあ、リアルなら真っ先に服装褒めますよ。
ゲームもそのようなコマンドが出て来ます。
そのあとは前述の通り、キススキンシップモードに悶絶したりしながら
楽しい時間を過ごし、終わってみるとまだ5時を1分回った所。
わずか10分間の出来事。
しかし忘れがたい10分間でした。
少し泣きそうになる。
そしてふと、僕は、以前にもゲームで、ここまで胸焦がれる状況ではないにせよ
待ち合わせ時間にどきどきした記憶があるを思い出す…
そうそう、おいでよどうぶつの森で、タコリーナや1号をお招きするのに
そわそわしてるあの感じにちょっと似ている…
ふと思い立ち、ちょっとググると出て来た!
やっぱり!
ラブプラスのプロデューサーさんはとんがり帽子と魔法の365日も手掛けた方でした。
慌てて1年分のカレンダー確認。
あー、そうだろう、そういうことだよね。
ちょっとだけ、とんがり帽子と魔法の365日の話をさせて下さい。
僕はやりたいやりたいと思いつつ、ちょっとタイミング逃して遊べてないんですけど
とんがり帽子と魔法の365日をとても評価しています、発売前から。
なぜかというと、どうぶつの森をパクッてるからw
ええーっという声が聞こえて来そうですねw
いや、でも、本気でそう思ってます。
ゲーム業界なんて、パクリパクラレの世界です。
今や15周年を迎え、家庭用機のギャルゲの礎と
それらをキャラクター展開して売り込むという
ビジネスモデルを築き上げたといっていいときメモも
元を正せば90年代のエロゲの雄、エルフの同級生やガイナックスのプリンセスメーカーの
いいとこどりであります。
80年代前半に猛威を振るった、リバースエンジニアリングによるモロパクリの
コピー基盤の数々はちょっとと思いますが
偉大なる先人のいい所を真似するのはゲームの進化には欠かせない要素だ。
と僕は考えています。
普通400万を超えるヒット作ともなれば模倣のひとつやふたつ生まれてもいいようなものを
どうぶつの森に関していえば、唯一無二の存在としてシーンに君臨し続けています。
それだけ真似をするのが難しい作品だという事です。
それをいよいよパクろうかというオバカさんが現れたか。
ぼくはとんがり帽子と魔法の365日をそんな目で見ていました。
ゲームの進化は、その本家たるシリーズからは意外に生まれないものです。
なぜなら、本家は成功を知ってるから。
なんでシリーズを重ねる事に肥大化し、保守化し、動脈硬化を招きます。
そんな状況に、風穴を空けるのは、よその作品だったりします。
実はコナミ、それが非常に上手だったりしますw
悪くいわれる事も多いし、現に作品によってはそのやり方はと思ったりする事もありますが
ゲームを次のステップに進めている、という事実は事実として受け止めるべきでしょう。
エロゲの先人達からヒントを得て、家庭用というプラットフォームで一時代を築いたときメモは
挑戦的な姿勢から守りに入ったのか、はたまた先を急ぎすぎたのか。
ギャルゲシーンからは少し距離を置く事となります。
がしかし、ここにきて、見事に蘇った。
これは偶然じゃなく、きちっとした積み重ねがあったんだと思います。
どうぶつの森は、すべてをプレイヤーに委ねるゲームなんで
合う合わないが出るゲームだと思うんですけど
おいでよどうぶつの森を購入から400日以上、次女が生まれるまで毎日欠かさず遊んだ僕には
なんでもない1日1日に、現実ではなかなか気付きにくい普通の1日の大切さを教えてくれる
とんでもなく恐ろしい作品だと思っています。
それを真似するのは並大抵のことじゃありません。
向こうは何年もかけて変わらないスタイルで育てて来てますしね。
しかし、コナミはとんがり帽子の生んだ。
そしてそこで得た経験値は、間違いなくラブプラスの中に活かされています。
ラブプラスは『僕と彼女のどうぶつの森』といってもいい世界観を提供しています。
恋愛という要素に特化してますが、1日1日のなにげない出来事の積み重ねは
間違いなくどうぶつの森が提示するゲームの世界観に通じるものがある。
ただ、リアルな時間のみだと退屈すぎてついていけない人がいるんだよね。
というどうぶつの森のウィークポイントもこいつは
ラブプラスモードやスキップモード、夢イベントできっちり補完している細やかさ。
まさかあのどうぶつの森をだれがギャルゲに仕立て上げてくるなんて予想したでしょうか。
この一点でラブプラスすげぇ、と僕は感心してしまったのでした。
昨年は、わがままファッションガールズモードという発明品に遭遇し
夢中でプレイしてたらあいつは何十万本も売り上げるお化けソフトになっちゃいました。
あんなのオリンピックのサイクル位の出来事だろうね。
なんてこと思ってたら今年も出会っちゃったよ、発明品にwww
こんなに素晴らしい事はありません。
そしてそこをちゃんと嗅ぎ分けてる俺グッジョブwwwww
先の予定を眺めていると、来週は体育祭、10月は中間テスト
11月は文化祭に僕の誕生日。
そのあともクリスマスやら冬休みやら、年が明けたらバレンタインにホワイトデー。
イベントは目白押しです。
そんなイベントがなくても、彼女達といっしょにいるだけで
幸せな気分が味わえると思います。
パッケージに書いてある、国民的ガールフレンドの言葉に偽り無し。
ラブに何をプラスするかはプレイヤー次第であります。
僕はどうぶつの森でそうしたようにのんびりまったり遊べればな、と思います。
ポケットにDSを忍ばせて、南くんの恋人気分といったところかwww
まあ、時にはスキップしまくりでCG集めに熱中する可能性もありますがw
あー、あと恥ずかしいけど通信はしてみたいな。
1回だけでいいので眺めてみたい。
が、野郎が集まって会話してる様子を覗く様はちょっと痛くて想像したくないけれどwww
あー、あともう一言だけいいですか。
あの、複数のファイルでクリアするとですね。
ゲーム始めるときの彼女達の台詞が変る、のかな?
まなかさん一択でもいってる可能性がありますがまあとにかく
まなかさん選んだ時、彼女こう言ったんです。
「ありがとう、選んでくれて」
安西先生、僕、胸が痛いです。
ラブプラスのある生活:Q
完