バーチャルコンソールアーケードタイトルのレビューは
その気になればいつでも書けるけれども
こっちはタイミング逃すと一生書く気にならないかもしれないから
気持ちが熱いうちに書くよ。
ということでWii1年目最後を飾ったメジャーリーグイーティングの感想を。
メジャーリーグ・イーティングは早食い大食いをモチーフにした対戦型アクション。
12人のキャラクターから好きなフードファイターを選び
CPU戦や対人戦が楽しめます。
キャラは実在するフードファイターらしく
日本人ファイターはTVチャンピオンの大食い選手権で活躍した
小林尊、ジャイアント白田、菅原初代の3人が登場するのですが
グラフィックがバタくさすぎてどうでもいい感じですwwwww
というかキャラ選択画面が鉄拳っぽくて笑えます。
さてさてゲーム内容に目を向けましょうか。
大食いで対戦、とこの時点でバカゲー確定の痛い空気が漂っているのですが
遊んでみるとこれがなかなかよく出来てます。
まずリモコンを振って食べ物を口の中に放り込みます。
画面上に口の中を模したブロックがあり一定数食べ物放り込めるようになっていて
食べ物の下をカーソルが左右に動いてるのですが
これが咀嚼ポイントのようでして食べ物があるブロックでBを押すと咀嚼。
そして食べ物は胃の中へ。
食べ物がないブロックで誤ってBを押すと舌を噛んだということで一定時間操作不能www
飲み込んだものは胃に溜まっていきまして
そのままにしておくと喉の方まで上がって来て限界超えるとリバース。
そして負け。
ゲロ吐くと負け。
なのでそうならないように、Aボタン連打消化して胃を空にします。
放り込みながら咀嚼とか、消化を促してから放り込むとか。
食べる行為をけっこう上手くゲーム化しててちょっと感心してしてしまいました。
このゲームは制限時間内に相手より多く食べた方が勝ち、という単純明快なシステム。
なので基本操作を行ってガンガン食べる単純なゲームとなりそうなので
逆転要素として食材に混じっておじゃま攻撃を可能にするアイテムが登場し
ゲットすると相手を攻撃し一定時間操作不能にすることが可能。
おじゃま攻撃はゲップ・おなら・激辛とうがらし。
なんというか、酷いねw
小学生なら大喜びの要素ですが夜中に大人が真剣になって遊んでる姿は痛すぎますwww
それから時折ミニゲームタイムに突入するアイテムも登場し
この場合は相手と連打合戦となって打ち負けると一定時間操作不能。
こちらもゲップ合戦という痛さで、いい大人がなにやってるんだと人生儚みたくなります。
不思議とちゃんとした対戦格闘ゲームの香りがしまして、そうさなあ
わりと単純で、しかもボタン連打合戦もあるし
スーファミのドラゴンボールZ超武闘伝を思い出したりして
小学生同士や小学生の男子をお子に持つ家庭なら
バカ笑いしながら楽しめるけっこう遊べるゲームのような気もしたりしたんですが…
いかんせんゲロとかゲップとかおならとかの要素が下品すぎてorz
我が家では相方や子供から
このゲーム汚い、やめて
と言われる有様。
たしかになあ、ゲロリバース負けとか酷いもんなあ。
というか外人のリバース好きは異常。
コメディ映画でもよくリバースしてるような気がしますし
遊園地経営ゲームのテーマパークなんかは最終的には
いかにゲロを処理してクリーンに保つかを問われたゲームだったような気がしますしwww
日本ではバカな小学生が好む要素はうんこちんちんですが
海外ではゲロなのかもしれんですな。
少年のバカ文化の違いがゲームにも現れてるのかもしれん。
と、なにやら文化的にかっこよくまとめようとしている自分がいますが
再びコントローラを持って1戦やれば
そんなこと無駄な努力だよということを思い知らされるYO-
ほんと、食べ物は適量をじっくり味わいながら美味しく頂くにかぎるよ。
とまあ、こんな感じでしょうかね。
下品さをバカ笑いできる友人達が集まれる環境があれば
意外に遊べるバカゲーかもしれません。
にしても下品で酷くてバカすぎるなあ。
でも、こういったバカゲーを真剣に作ってしまう姿勢には感心させられます。
これぞバカゲー。
クソゲーではなくバカゲー。
ある意味こういう作品待ってました。
日本では納期優先売り逃げ上等のクソゲーにもバカゲーにもならない
出来損ないゲームが多くて嘆かわしい状況ですが
こんなバカゲーなら、うわー、やっちまったー
と思っても納得出来ます。
それに500円だしね。
ちょっと入った定食屋が不味くて泣きそうだったけどとりあえず飢えは凌げました。
といった感じで納得。
もう二度と行く事はないだろうけどwwwwww
いや、でもなあ、あまりにもくだらないものって
たま~~~~~~~~~~~~にもう一回って思う事もあるよね。
SDカードに仕舞っておいたら、年に1回位、そのくだらなさを確かめたくなるような
へんな魅力をもった作品かもしれません。
久々に笑って地雷踏んだ事喜べた作品でした。
僕はけっこう満足してますが、紛れも無いバカゲーなので
もしこれ読んで買おうかなと思った方は失敗しても自己責任でお願いします。