七日目の朝を迎えると呪い殺されてしまうのです。
ということで、ここが最後の舞台でしょう。
目の前にあるのは全国各地にいろいろありそうな
心霊スポットの定番中の定番。
ここ抜けないと目的地にいけないのかあ。
ほんとありとあらゆるパターン盛り込んであるなあ。
マダオも大分恐怖耐性が付きました。
びびりつつもガンガン突き進んでいきます。
最初の恐怖スポット抜けて、目的地到着。
最後は懐中電灯による探索。
視覚的が狭い分逆に怖くなかったりしましたが相変わらず音は怖い。
怖いっつうか焦るね。
いろいろ焦る仕掛けが満載。
頭は平静を装っているのですが手は脂汗まみれでブルブル震えています。
手の震え抑えつつ、建物をやーーーーーっと駆け抜けて
物語の核心へ。
マダオ、泣く。
人の子の親として、泣く。
そして、最期の地へ。
虚構と現実が交差する中、最後の最後、呪いを祓う為に走ります…
終わった。
マダオ無事生還。
後味悪いエンディングだったらどうしようかなあ。
と思ってたんですけどね。
泣けちゃいましたね。
これ、娘さんをお持ちのお父さん向きです。
てなわけでざっくり総括でも。
まず、アドベンチャーゲームにあるような謎解きフラグ立てはほとんどなく、
アドベンチャーゲームというよりかは恐怖体験アトラクションゲーム、
と言った方がよさそうです。
単純に、恐怖とストーリーを味わうゲーム。
呪いのゲームも、ストーリーを盛り上げる為のギミックに過ぎないので
呪いのゲーム攻略を期待して買っちゃうと痛い目に会うかもしれません。
とはいえ、呪いのゲームは物語を大いに盛り上げてくれました。
特にバグッた演出とすごく耳に残るBGMはよかった。
操作性はかなり難あり。
もちょっとサクサク動けば楽に逃げられるのに。
と何度思った事か。
しかしこの操作性の悪さが恐怖を盛り上げていた、と言えなくもないので
僕はまあしょうがないかな、と思ったり思わなかったり。
あれですよ、ホラー映画なんかで逃げようとしてるのにドアが上手く開けられなかったり
とかいうシチュエーションを演出するための操作性の悪さ、
と見れなくもないな、とwww
まあでもこれでなんども怖い目に遭ってるんでもう勘弁してくれ、とも思いましたけどねw
心配された3D酔いの方は、意外な事に僕は大丈夫でした。
キョロキョロせずに駆け抜けたのがよかったのかなあwww
ボリュームはたしかに少ないです。
がしかし、僕はこれ以上ボリュームがあったらくたびれ果ててたと思うので
こんなもんでいいですよ。
最後に、ストーリーはと言いますと…
うん、そうだな。
ボリューム等も考えると火曜サスペンス劇場・特別企画クラスの面白さwww
いや、やっぱり謎解きとかほとんどなく、得体の知れないものから
逃げ惑いながらゴールを目指すゲームなのでそこは仕方ないかなあ。
ただ、上の方にも書きましたけど後半部分の盛り上がりは、
働くお父さんの心にはグッと響くものがあります。
いやね、分かってるんだけどね、なかなかね、切ないよね、お父さんは。
あとあれだ、超一級のサスペンス作品を謳ってるのであれば
ストーリーの完成度の高さも重要かと思いますが
怖がらせる事を主観とした作品ですからね。
古今東西怖いホラー作品のストーリーはいろいろとお寒い部分があるもんですよ。
ということで僕は細かいところは気にしない気にしないw
ちゃんと最後に感動の場面を用意してくれてたので素直に面白かったと言いたい。
フラゲしてから心底震え上がりっぱなしの五日間でしたが
最後は切なさと安堵感が入り交じる中スタッフロールを眺めておりました。
呪いのゲームパートはほんとうによかったなあ。
あと、大山先生テラワロスwwwwwww
以上、クリア後になんかモードが増えましたが
マダオにはそれはミエマセンデシタ、ということで。
ナナシノゲエムはケースに封印wwwww
怖いのが平気な人は多分数時間で一気にクリアしちゃったんだろうなあ。
ちょっぴり、怖いのが苦手でよかった、と思ったマダオであった。
ナナシ ノ ゲエム プレイ日記
完
ではではー(・ω・)/