本ブログ開設以前に配信されたタイトルも紹介しますのコーナーも
VCスタートから半年目の5月に到達。
もう少しだ、頑張るべ。
ということで5月配信タイトルは3回に分けてお送りしたいと思います。
第1回の今回はファミコン&スーファミの5作品。
ではではファミコンソフトから参りましょう。
スーパーマリオブラザーズ2(任天堂・2007/5/1配信開始)
1986年に投入されたディスクシステムオリジナルの第3弾として登場。
(第1弾はゼルダ、第2弾は謎の村雨城)
キャラやゲーム性は前作と全く同じなので安心して遊べますが
ステージ構成や敵の配置等難易度が格段に上がっているので
全然安心して遊べません(爆)
任天堂にしては珍しいユーザーへの挑戦状的作品です。
また、スーマリで発覚した数々の裏技、バグ技を堂々と採用してしまうという
とんでもない作品だったりもします。
空飛ぶゲッソーとかワールド9とか。
まあバグ技(256面技)なんかはROMを破損する恐れのある技でしたから
そんなことさせるぐらいならこっちでやろうよという
宮本さんらしいファンサービスだったのかもしれませんね。
高難度を誇るマリオとして有名ですが
スーマリを取り巻いた環境や歴史に目を向けると大人になった今だから分かる
難しさだけではない面白い発見があるかもしれませんよ。
エクセリオン(ジャレコ・2007・5/1)
1983年にアーケードで登場したシューティングです。
画面固定で黒背景が普通の時代に
地平線をバックに8方向レバーでふわっと動く独特の操作感は
慣れるまではけっこう大変でした。
弾数制限のあるシングルショットと
単発ながら攻撃範囲の広いデュアルショットを駆使して
当時としてはかなり巨大な敵キャラを
撃墜していく爽快感はなかなかのものです。
ファミコン版は1985年に登場。
多くのシューティングがそうですが元々縦画面のものを
4:3のテレビに移植しますので細かいバランスが狂ってしまい
オリジナルの面白さが消えてしまうこともしばしばですが
エクセリオンはキャラこそかなり小さくなってしまいましたが
あの浮遊感と残弾を気にしつつ敵と対峙する緊張感を
うまく再現できていたと思います。
ナムコやコナミのシューティングは繰り返し移植されてるので
若い人にも認知度が高いと思いますが
エクセリオンも当時のゲーマーを大いに湧かせたタイトルなので
これを機会に知ってもらえるとロートルな僕はうれしい限りです。
つっぱり大相撲(テクモ・2007/5/22)
最近はなにかと暗い話題ばかりの大相撲ですが
この頃は日本の国技として安定した人気を誇っておりました。
ということで相撲ゲームの歴史は意外に古く
1984年にデータイーストが大相撲という作品をアーケードで発表してまして
僕も相撲好きの友人がプレイしてるのをよく眺めてました。
つっぱり大相撲は1987年の作品でファミコン初の相撲ゲームです。
簡単操作でけっこう本格的な決まり手を繰り出すことが出来まして
対戦ゲームとしてとても熱い作品でした。
今遊んでも熱いと思うんだけどなあ。
コンシューマの作品ながらバーチャ等対戦格闘ゲームに少なからず
影響を与えたのではと思えるシステムがいくつもあるので
格闘ゲーム好きな方には一度触れてもらいたい作品です。
チャレンジャー(ハドソン・2007/5/22)
出ました、チャレンジャー。
ファミコン初期の名作とも迷作ともとれる作品ですね。
軽快な音楽と4つのシーンを行き来して味わうことの出来る冒険の数々。
しかしその冒険の舞台のひとつ、シーン2のマップが無駄に広すぎて
大概迷子になりますのでまさに迷作(笑)
この頃のハドソンはステージの多さとかマップの広さとかを
やたら売りにしてた記憶がありますなあ。
正直今薦めるにはどうかな?と思う部分が多々ありますが
この頃のハドソンを知るに方はいろんな意味で熱くなれる
思い出深い作品ではないかと思いますので
ダウンロードして昔を懐かしむのもいいんじゃないでしょうか。
続きましてスーファミで配信されたこの1本。
マジカルドロップ(Gモード・2007/5/29)
テトリスから始まった落ちモノパズルブームを
ぷよが発展させ対戦パズルブームがくるのですが
それに乗っかる形でデータイーストが1995年に発売した
対戦パズルのスーファミ移植作です。
VC初期のスーファミ配信タイトルの多くは
ニンテンドウパワー書き換え対応作品だったりするのですが
こいつもそのひとつです。
きっと移植が容易なんでしょうなあ。
対戦パズルが乱立していた時代の作品達。
他とどう差別化するか、そこにすべてがかかっていたわけですが
こいつは上からドロップが押し寄せてきますので
そこにあるドロップをボタンで吸い取ったり吐き出したりしながら
同色3個以上縦に並べて消していきます。
またまとめ消しできるスペシャル玉というのがあるのですが
コイツが最初に選択するキャラクターで変わってきますので
キャラごとの攻略パターンがあり
対戦に幅が出るようになってました。
暑苦しくて風変わりなゲームばかり出していたデコから
突如発表されたこのポップでかわいいゲーム。
コアなデコゲーマニアはかなり戸惑ったんじゃないでしょうかね(笑)
のちにシリーズ化され一定の人気を得るもデコは2003年に
破産してしまい、現在はGモードが版権を獲得しています。
形はどうであれこうして遊べるのはうれしい限りです。
以上、2007年5月配信タイトル紹介、ファミコン&スーファミ編でした。
ではではまた次回(・ω・)/