ノーモア☆ヒーローズは期待以上 | バーチャルコンソールクエスト

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ゆるゆるゲームブログ

こんにちは、トイレで座っているとセーブしてる気分になるマダオです。
そういえばトラヴィスは膝まで派のようですな。
えーっと、女子には分からない、いや最近はスカートの方が少数派のような
気もしなくもないから分かるか。
男子は洋式で座って大きな用を足す時に、膝まで降ろす派、くるぶしまで降ろす派、
全部脱いでしまう派と大体この3種類に分かれまして
酔っぱらった時などに論争になります(笑)
全部脱いでしまう派の人もさすがに和式の公衆トイレでは脱がないようですが
洋式は掃除の行き届いた綺麗な施設にあることが多いから大丈夫なんだそうです。
ちなみに僕はくるぶしまで降ろして便器の上で体育座りしています(爆)

えーっと、えーっと、そんな話だっけ(笑)
違いますよ、
本日12月6日に無事発売されたノーモア☆ヒーローズが面白い。
という話ですよ。

ゲームの目的を軽く説明しますと、トラヴィス・タッチダウンという
日本のアニメとプロレスが大好きな殺し屋が
ビーム・カタナとプロレス技を駆使して
殺人協会のランキング1位を目指すアクションゲームです。
製作は須田51(剛一)率いるグラスホッパーマニファクチュア、
51といえばスーファミのファイプロスペシャルのシナリオモードで
主人公が頂点に登り詰めたあと一人拳銃自殺を図るとんでもない
エンディングを用意しユーザーの度肝を抜いて以来、
シルバー事件やKiller7等とにかく超ネガティブとも超ポジティブとも取れる
強烈な個性を前面に出した作品の数々で内外問わずカルトな人気を
誇る方なんですがその51がここ数年気合いを入れて作ったのが
ノーモア☆ヒーローズなのです。
ファンにしてみれば待ってましたの作品。
僕はばっちりフラゲです。

で、遊んでみた感想は待った甲斐がありました。
PS2で出た51版BLOOD+で遊んだ事がある人がどれくらいるか疑問ですが
あれの正当進化・完成形です。
というか51はBLOOD+をノーモアのパイロット版のつもりで
作ったんじゃないだろうかヽ(;´Д`)ノ


ヌンチャク必須で移動はヌンチャクのレバー、通常はフリーランニングですが
Zボタンを押すと一番近い敵をロックしそいつを中心に移動。
背後に回り込んだり、十字キーで緊急回避したりでき
ロックオン状態の時は敵からの攻撃をガードします。

コーエーやスクエニ等Wiiリモコンに惑わされてしまったメーカーも
少なくないですがノーモアの攻撃は基本ボタン操作、
Aボタンで攻撃、Bボタンで打撃です。
リモコンが上向きなら上段、下向きなら下段の構えで
構えに合わせたコンボ攻撃が可能。

ボタン連打で無双シリーズのような痛快なコンボを入れる事ができます。
攻撃、打撃共にボタン長押しによる溜め攻撃もあります。
Wiiリモコンの振る動作はトドメとプロレス技を決める時のみ。
剣でのトドメは指定された方向にリモコンを振るだけの簡単入力。
プロレス技はBボタンでの打撃やコンボ攻撃で相手が気絶状態の時に
Bボタンで相手を掴むと技入力画面になりその方向に
リモコン&ヌンチャクを振ると技が発動。

51版BLOOD+にもトドメモードがあったのですが制限時間に
コマンド入力でけっこう慌ただしかったんですが
こいつはリモコン振るだけなので簡単かつ臨場感のある作業で
振るたびにその気になってしまいます。
めちゃくちゃ楽しい。
Wiiに置けるアクションゲームの一つの形を示したんじゃないでしょうか。
雑魚戦はとにかくバッタバッタとなぎ倒す気持ちよさを味わうパートです。
敵にトドメを刺すとルーレットが周り絵柄が揃うとダークサイドモードが発動。
絵柄に合わせたモードに変化して一定時間殺戮の限りを尽くせます。

僕はまだ777を揃えてないですがこいつの威力は相当な模様。
早く揃えてみたいもんです。

そしていよいよボス戦。
こちらはうってかわって相手の動きを見切って攻撃を叩き込まないと
太刀打ち出来ません。

しっかりとしたパターン作りが重要でこれが楽しい。
ボスも個性豊かでシャレも効いててしかも超かっこよいので
相手の攻撃をガードしてるだけなのにめちゃくちゃ楽しい。
そしてボス戦の華は相手の隙を突いての体術。
それぞれのボスに合わせたプロレス技が用意されていて
決まるとマニアックな投げ技を繰り出し見た目も威力も最高です。

ランキング戦を申し込むにはお金が必要なんですが
トラヴィスの住むサンタデストロイ・シティ・ムーバーに
いろんなバイト先(笑)が用意されてるので殺しのバイトから
芝刈り・ココナッツ拾いまで地道に稼げばなんとかなります。
そうそうそれから街には服屋もあってジャケット・グラサン
Tシャツにベルト・ジーンズと気に入ったのを買って着替える事も
出来ますよ。
あなたのコーディネイトでランキングに臨めます。

それからもう一つ。
トレーニングする事も可能でお金を払い、リモコンを使った
ミニゲームをクリアすると体力・筋力アップ等の効果が得られます。

広い街の移動はシュペルタイガーという大型バイク。
信号や街路樹、ついでに人までガンガンなぎ倒して進めます。
壁だけはぶつかっちゃうけど転倒したシュペルタイガーを
起こすトラヴィスもなかなかの見物ですよ。

グラフィックは人によっては微妙、というか激しくダメ出しされそうな
レベルですがKiller7でハートを鷲掴みにされた人ならまったく問題無し。
というかむしろこうでないと、という素晴らしさです。

音楽は相変わらず神懸かってますね。
同業者にもファンの多いGHMサウンドチームの総力を結集した
素晴らしい出来栄えです。
トラヴィスの部屋のTVでビデオクリップをみる事が出来るのですが
これとか素晴らしすぎて感動しました。
ただあれパカパカ(光の点滅、ポケモンで問題になったあれ)が凄くてね。
レーティングDの理由はこれだったりして(笑)
子供に見せる時は注意が必要です。
ゲーム内ミュージックでわくわくしたのはmoon以来かも。

そんなこんなでもうすっかり夢中でレビューに向け後半戦に突入している
川のぬし釣りほったらかして遊んでおります。
51の作品はアクが強いわりにゲームとしては淡白で
かなり人を選ぶのですがノーモア☆ヒーローズは
51ストロングスタイルは維持しつつ一般人にも受けるような
51作品では非常に珍しい遊べるゲームに仕上がっていますので
濃く荒いグラフィックだからと食わず嫌いせずちょっと遊んでもらいたいものです。

とにかくトラヴィスがバカカッコよくて素晴らしい。
マニュアルも軽くマーベルコミックスパロっててこちらも最高。
以上、なかじマダオがこの冬一押しのWii作品を紹介してみました。
VCのレビューせねばなあ。
でも釣りする前にタヌキとテンが強くて強くて(爆)
ではではまた次回(・ω・)/