VCロンチ38本を紹介していく企画、第3回です。
今回はスーファミ5本と64作品1本をお送りします。
それではスーファミから。
スーパーマリオワールド(任天堂)
1990年11月21日に発売されたスーパーファミコンと同時に登場した本作。
スーファミだとマリオもこんなにスーパーになりますよ。
と言わんばかりに詰め込まれた仕掛けの数々は2Dマリオの最高峰、
といっても過言ではない出来です。
ぼくはワープに次ぐワープでクリアしちゃったから遊びつくした、
と言うには程遠いんだよなあ。
機会があればDLして親子でじっくり遊んでみたい作品です。
F-ZERO(任天堂)
こちらも本体と同時発売の作品。
マリオが従来のファンを意識した作品だったのに対し
F-ZEROはスーファミの性能をアピールするために開発された作品でした。
車ではなくホバーマシンだったこともありコーナリング等車ではありえない
非常にスピード感のあるレースを体験することが出来ました。
ファミコングランプリ1Fレースやファミリーサーキット等
トップビューでタイムを削るのが熱い作品はファミコン時代にもありましたが
擬似3Dとなるとまだまだでしたので本作登場でやっと
家庭用でまともに遊べるレースゲームが出てきたなあと思ったものです。
ただ、その仕様があまりにもストイックなため
初心者には操作がちと難しくてついていけなかった部分も。
対戦ゲームとしてはやはりマリオカートの方が優秀ですが
ひたすらタイムを削る作業が好きな方にはかなりオススメです。
自分がうまくなればなるほどマシンはちゃんと応えてくれますよ。
レースゲームとは思えない設定の多さも魅力の一つ。
ゼルダの伝説神々のトライフォース(任天堂)
1991年に発売された新生ゼルダ。
FC版とこいつとの間にリンクの冒険が発売されてますがあちらは
シンボルエンカウント方式の横スクロールアクションなので
SFCゼルダが2代目と考えていいでしょう。
ハードのスペックアップに伴いグラフィック大幅強化、アイテムの増加、
より多彩になったフィールド上の仕掛けに
立体交差などより複雑化したダンジョンなど
なにもかもがパワーアップして帰ってきてくれました。
3D酔いする僕はDSのゼルダが出るままではこいつが
ゼルダシリーズの中で一番のお気に入りでした。
既にダウンロードしてちまちまと遊んでますので
クリアしたらレビュー予定です。
悪魔城ドラキュラ・SFC版(コナミ)
1991年に発売された作品です。
ハードを移して登場した本作はキャラ選択やルート分岐で
ファミコン後期の名作として名高い悪魔城伝説ではなく、
初代ドラキュラをベースに作られています。
大きく変わったのは鞭を使ったアクション。
前方向だけでなく上や斜めにぶんぶん振り回せるようになり、
また鞭を使って障害物を飛び越えるという
カプコンのトップシークレットのようなアクションも出来るようになりました。
ステージもスーファミの機能を生かした仕掛け満載です。
悪魔城シリーズは未だに根強い人気を誇るシリーズで
DSでも何作か出てますね。
ぼくもあのゴシックホラーテイストは大好きです。
ストリートファイターⅡ(カプコン)
説明不要の2D対戦格闘というジャンルを確立した偉大なる作品。
先代のストリートファイターのアップライト筐体は
ボタンを叩いた強さによって攻撃力が変わるシステムで
これをテーブル筐体で再現するために編み出されたのが
6ボタンシステムですね。
この発明と対戦に重きを置いたシステムが見事にハマって大ブレイクし、
あとは皆さんご存知のようにここを始祖としてものすごい進化を
遂げて現在に至るわけであります。
先日発表されたストⅣのトレイラーなんか鳥肌モノでしたね。
あのまま動かせるんだろうか。
めちゃくちゃ楽しみ。
偉大なる始祖なんだけどいかんせん一発目なのでバランス調整は
ひどいもんで相手次第では勝てる気がしねえ、なんてことになりますし
既にストⅡターボまで配信されてるんで
こいつもコレクターズアイテムですね。
歴史とは非情なり。
ネオジオは今後の進化をVCでも楽しむことができますが
カプコンの対戦格闘だとセガサターンあたりが参入しないことには
無理がありますね。
出ないかなセガサターン。
きっと多くの格ゲーファンが待ってると思いますよ。
スーファミは以上の5本です。
まあ手堅い感じですね。
スーファミはそれこそスクエニが本腰いれてくれないと
どうしようもないと思います。
いや、個人的にはスクエニ以外に注目の作品も少なくないですけどね。
スクエニがアクトレイザーの次に放つ、かもしれない1作に注目です。
ついでにNINTENDO64も。
64は1本しか配信されてませんでしたので。
ということでその1本はこいつです。
スーパーマリオ64(任天堂)
プレステ・セガサターンとCD-ROMでの参入が相次ぐ中
任天堂はROMカセットにこだわって1996年6月23日、
NINTENDO64を発売しました。
その後の歴史はソニーの圧勝で以後10年近く辛酸を舐める結果になるのですが
時代は巡ると言いますか、天下を取ったソニーと任天堂の現状は
もう歴史って面白いなあとしかいいようがありません。
今後も歴史が刻まれていきますが僕が願うことはただ一つ。
一本でも多く心から感動できるゲームと出会いたい。
ただそれだけですね。
バーチャルコンソールってハードの垣根を越えた、
実はとんでもないコンテンツだなあ、なんてことを改めて思いましたよ。
一つのハードでいろいろ遊べる。
歴史のifを体験してる感じですかね。
どうりておっさんがハマる訳だ。
そろそろマリオ64の話をしましょうか(笑)
64本体と同時発売された本作。
64の未来を背負って出陣したといってもいいでしょう。
そしてその期待に応えるべく3Dマリオは立体的な箱庭の世界を
縦横無尽に駆け回り、多くの人を魅了しました。
任天堂渾身の一作と言ってもいい出来だったと思います。
しかしながら3D化したことによって敷居が高くなった操作性と
3D酔いという新たなる問題が発生。
これは未だに多くのメーカーが引きずってる問題ではないかと
ぼくは思います。
これは非常に3D酔いしやすい僕の感想なので
あくまでも一つの意見として聞いてもらえるとありがたいのですが
64時代の3D箱庭系ソフトはとても酔いやすいと思います。
マリオ64も酔い止め飲みながらのプレイだったなあ。
今作品で3D作品アレルギーになった人も少なくないかと。
ということで、俺の三半規管は震度7でも大丈夫、
と断言できるとてもうらやましい体質の人か
酔い止め飲んでまでゲームやっちゃうゲームジャンキーには
大いにオススメできる作品でありますが
ちょっと酔いやすいわ、と言う方はパスした方がいいと思いますよ。
スーパーマリオギャラクシーは3Dアレルギーに対する
答えの一つとなってるでしょうか。
めっちゃ酔いやすいのに色々遊んでるゲームバカな僕も
大いに楽しみにしてますよ。
SFC時代に元気のよかったサードが64時代にはみんなよそに
いってしまったので自ずと任天堂自社(と開発会社)の頑張りが
目立ちますがここでの頑張りはDSのブレイクに繋がってますので
一生懸命やってれば無駄な事はないんだなと思います。
そして、辛い時期を支えてくれたファンを大事にせれよ、
と小声で言っておきたい今日この頃(笑)
以上、VCロンチ38本紹介企画のSFC&64編でした。
次はメガドラ前編。
セガのやる気が垣間見れます。
ではではまた次回(・ω・)/