宇都宮健児会長の日弁連内インタビュー記事 | 福岡若手弁護士のblog

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福岡県弁護士会HP委員会所属の弁護士4名によるBLOG
(ただしうち1名が圧倒的に多いですが、だんだん若手じゃなくなってるし)

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日弁連新聞2010年9月号に掲載

されていました。青フォントが

わたくしの意見部分です。少しだけ

原文を調整しています。

Q:歴代会長と異なり、派閥に

所属していません。やりにくい

ことは?

A:当初は不安がありました。

実際、副会長と意見が違う

こともありました。しかし、

会務執行方針確定のために

議論を重ねていくうちに、

お互いに信頼感が生まれ、

落ち着くべきところに議論は

収束しました。

→落ち着くべきところという

ことは、歴代の路線を外す

ことはしないというコトね016

Q:当初の意見の違いとは?

A:法科大学院及び予備試験の

位置づけについて意見が

分かれました。最終的には

法科大学院を法曹養成の

中核にするということで

意見の一致を見ました。

→弁護士harrierさんほか

給費制活動に駆り出されて

いる皆さん、残念でした娘①004

宇都宮会長は2010/9/30

週刊新潮の記事にでている

ような、既に法科大学院を

中核とすることで、多くの

受験生が経済的に過酷な

状況に置かれている現状に

執行部内の協議でメスを

入れないことを決めて

しまいました鉈

これに対して法曹人口問題は

当初より意見の違いは余り

ありませんでした。選挙結果を

踏まえた上でしたし、ペース

ダウンの必要性はもともと

大方の認識するところでした

→「1500名堅持(健児だけに)」を

掲げて当選したことはスッカリ

忘却のかなたなんですね、

給費制維持に奔走の余り青毛

Q:あえて日弁連の悪いところを

あげると?

A:日弁連は会長がいなくても

廻っていくようなしっかりとした

組織で、官僚機構ともいえます。

その反面、改革力が弱く、

方向転換が難しいという印象です。

→あえてじゃなくても挙げて

あげます。政治力ゼロ・組織だけ

官僚機構でも官僚よりも役立たず。

見通し力ゼロ・タイタニック号の

ごとく氷山にぶつかる巨艦船

Q:あるべき弁護士像は?

A:適正規模を超え、就職できない

者が増えると、帰属意識も

なくなり、弁護士自治を守れなく

なってしまいます。

 欧米では弁護士は企業の利益

のみを代弁する存在であることが

少なくないようですが、そのような

あり方はどうなのでしょうか。

企業や官庁に多くの弁護士が進出

することはいいことですが、ビジネス

一辺倒となり、人権活動に携わらせ

なくなると、そのうち「なぜ弁護士会に

所属しなければならないのか」「なぜ

弁護士会費を支払わなければ

ならないのか」ということになり、

内在的要因から弁護士自治が

危機に瀕することになりかねません。

 そのとき、様々な領域で活動する

弁護士を統合する新しい理念を

構築することができるのか、今から

十分に検討する必要があります。

→派閥に所属していないことから

この部分は町弁と意識を一致する

ところです。でも現在の人数でも

もう内部瓦解が始まっているように

思います。私の予言は10年以内の

弁護士会帰属の非強制化です。

現在の人数でもプロボノの義務化が

一向に果たされず、金の力で

免れるのも簡単にできるのだからおこづかい

ろぼっと軽ジK