不動産の売主さんって、
一般の方 or 不動産業者
のどちらかになります。
新築の売主さんは、一般の方はありえないので不動産業者。
中古物件と土地に関しては、一般の方もいれば不動産業者の場合もある。
売主さんが不動産業者(プロ)
買主さんが一般の方(素人)
この場合、売主さん(不動産業者)に課せられたルールがあります。
中古戸建もしくは中古マンションを販売する時は、2年間は保証しなければなりません。
新築は10年保証。
プロ(不動産業者)が素人(一般の方)に売るんだから、最低2年間は雨風凌げるおうちを提供しなさい。
ってことで、雨漏りや傾き、柱・梁などの腐食や欠損があった場合は、売主さんの責任で直さなければなりません。
クロスの剥がれや給湯器が壊れたなんてことは対象外。
あくまでも、雨風凌げるおうちを2年間は保証しなさい。ってことです。
売主さんが一般の方の場合は保証しなくても大丈夫。
でね、先日のことなんですけど、
土地として販売していた物件がありました。
売主さんは一般の方で、都心の不動産屋さんに売却の依頼をしていました。
その土地には築30年以上経ってる古家がまだあって、買主さんが現れたら売主さんが更地にする。
という物件。
なんだけど、お客さんが「建物使えそうだったらリフォームして住む」ってことで建物の内覧。
ひと通り見て、
「解体費用分値引きしてくれたらここに決めます」
って言ってくれました。
一般の方が、一般の方に売る場合は、保証なんてものはありません。
実際に住んでから傾いてても雨漏りしてても売主さんは直さなくてもOK。
不満だったら買主さんが直します。
それを承知の上、解体費用はだいたい200万円ぐらいと見越して申込。
この条件なら売主さんにとっても悪くないと思います。
このままスムーズに進めれると思った矢先、売主さん側の不動産屋さんが、
売主はうちでお願いしたいので、契約は少し待ってもらっていいですか?
って言ってきたんですね。
正直、何を言っているのかわからない。
詳しく聞いてみると、、、
今の売主さんから売却依頼を受けた不動産屋さんが一旦買う。
その後、お客さんと契約する。
とのこと。
この不動産さんの意図が読めないけど、お客さんにとってはラッキー。
だって、冒頭に書いたように、売主さんが一般の方から不動産屋さんになったわけなので、築30年以上のおうちを2年間は保証してくれるってこと。
なんて優しい不動産屋さんなんだ。
と感激してたんです。
それから2週間ぐらいかな、
「無事引渡しが終わったので契約しましょう」
と、その不動産屋さんから連絡がきたので、
「では、重説・契約書の作成に取りかかりますね」
って言ったら、、、、
「書類の作成は土地でお願いします」
「は?、どういうこと?」
「今回は建物の責任負わなくていいという形なので土地の契約でお願いします」
「そもそも建物ありきで申込みしてますけど」
「ですから、土地契約で建物はそのままにしておきます」
「いやいや、そんな契約できるわけないっしょ。そんなんしたら土地の所有権はお客さんで、建物の所有権は御社ってなるよ」
「え?」
「え?じゃなくて、そのつもりでいたの?」
「はい」
「はいって言われてもなぁ・・・元の売主さんとの契約は建物付きですか?」
「そうです」
「土地と建物の所有権は御社になっているんですよね?だったら、2年間の保証つけるしかありませんよ」
「それはできません。築30年以上の建物の面倒は見れません」
「じゃぁ、どうすんの?」
なんてことがあったんです。
ホントありえない・・・
この不動産屋さん、、、
素人以下!
ポンコツすぎる。。。
結局、契約できず。。。
お客さんは当然のことながら激怒。
その怒りの矛先は私。
何このアホみたいな出来事。。。
そのポンコツ不動産屋さんはもう買っちゃったんだから、残された選択肢は2つ。
■2年間建物の面倒を見る
■更地にして土地として売る
のどちらかしかありません。
元売主さんからいくらで買ったかまでは知りませんが、どうするんでしょうね?
「一旦買う」なんて余計なことせずに、最初っから元売主さんと私のお客さんで契約すればよかったのに、、、
これね、不動産屋さんが読んだら、
「そんな業者あるはずないじゃん、どうせ作り話でしょう」
って思われるぐらい低次元レベル。
そのポンコツ業者を晒したい!