今週の透析状況。

 

 

1/8(月)除水量 2400(ドライまで)
(前週2600 ▼200
・穿刺こてつくん
・ドライは101kg

1/10(水)除水量 1300(ドライまで)

(前週1500 ▼200
・穿刺うっちー

・ドライは101kg

1/12(金)除水量 700(ドライまで)
(前週1600 ▼900
・穿刺こてつくん

・ドライは101kg

 

以前こてつくんが提案してくれていた後希釈によるOHDFを「そろそろ実現しましょうか」とオファーをもらった。

 

今月の血液検査の数値は大変よく「むしろここまで良すぎると俺達の出番がない」とこてつくんが愚痴を吐くほどだった。ついでに彼からは「奥さんによーく感謝してください」と指導を受けた。

 

牛乳をもとにしたカフェオレを1日2杯飲んでいるのでリンは少し高くなったが、それでもたかだか6前後なので何の問題もなく、むしろカルシウムをきっちり取れるようになったことが体調的によい結果を生んでいるらしい。

 

筋トレによる筋肉の増加もあり、代謝も上がり、血圧も上がり(これは上がりすぎると困るが)、おかげでシャントはビンビン、QBの値も爆上がりと、何もかもがよい方向へ進んでいることからも、こてつくんは決心したらしい。

 

こ「後希釈は栄養が十分に摂れていない人にやるのは危険なんです」

 

俺「あー、それ聞いたことある」

 

後希釈は血液を薄めずに濾過するので、圧力が余計に掛かって大分子のアルブミンがガンガン抜けるのだ。

 

こ「タンパク質の摂取量が十分でないとできません。あとは、QBも」

 

俺「……(嫌な予感)……」

 

こ「で、とうちゃんさんも、そろそろ血管もシャントも育ってきたみたいだし、ゲージアップをしてみましょうよ」

 

俺「うい。従います」

 

こ「あれ? 随分と素直ですね」

 

俺「医療従事者の言うことを素直に聞くのが今年の目標のひとつなので」

 

こ「それはいい心がけです。せっかく後希釈するのに、しかもこれだけQBが取れているのに17ゲージじゃもったいないですからね。まあ、それは追々ということで。今すぐゲージアップはしませんのでご安心を」

 

俺「ほっ」

 

こ「でも、後希釈がうまくハマればもっと元気になれますよ。血の中のゴミがもっと除去できるわけですから」

 

俺「太い針でブスブスやられるのは辛いけど、血がきれいになれば内臓にもいい影響があるだろうし、確かに元気にはなれるだろうねぇ」

 

こ「2月になったらぼちぼち切り替えていきますので、お楽しみに」

 

俺「了解」

 

てな話があって、OHDFを前希釈から後希釈に切り替え、血流量に問題が無さそうなら穿刺針のゲージアップを行うことになった。

 

そろそろオーバーナイト透析も満1年だし、新しいステップへ進む時が来たのだと思うと感無量である。

 

ちなみに17Gから16Gに穿刺針が変わると0.2mm太くなる。

 

この0.2mmを「たった0.2」と思うか「0.2もかよ!」と思うかは、刺してみないと何とも言えない。

 

去年、一度だけ17Gから16Gに上げてすぐに戻してもらったことがあるが、今では記憶の彼方である。

 

なので昔のブログを読み返してみたら、なんと18回目でもうゲージアップしていた。これは透析初心者に対してあまりにもムゴくないかと思いながら読み直した。

 

 

17Gと比較して16Gでの穿刺はかさぶたの治りが悪いと↑上の記事に書かれているが、まあこのあたりは何とかなるだろうと、あまり気にしないことにした。

 

なるようになるだろうし。

 

 

 

 

 

で、ここからは透析の話じゃなくて、上のエントリの内容の続きになるんだけど。

 

ごめん、KK。

 

まだ2枚目を購入していないんだよ、俺。

 

 

1枚目のアルバムは最高だったけど、2枚目のPV見たら何か違う。

 

誰かがどこかで書いていたが、そろそろジューダス時代の思い出は振り切って KK's Priest としての曲を書いてほしいと思う。

 

タイトルからしてジューダス時代の楽曲を意識しすぎなのは明らかだし、せっかくロックの殿堂で共演してわだかまりも多少は(?)溶けたんだろうから、昔のことは忘れて前を向いて進んでもらいたいんだけどなぁ。

 

で、最近はKKを聞かずにラウドネスを聴いている。

 

(↓ラウドネスとたっかんについてはこのエントリの下の方に書いた)

 

アルバムは、にぃやんがボーカルをしていた頃の初期のアルバムを何枚か持っているが、にぃやんが脱退してから買うのを止めた。今ではレコードも再生できる環境がないし、最近はCDを買い直すよりもYoutubeで80年代の彼らの姿を偲ぶ方が多い。

 

最近のお気に入りは、ひぐっつぁんが「俺のドラマー生命を終わらせるつもりか!」と叫んだという例の曲。当時のメタル小僧どもの憧れだった、たっかんのランダムスター(下のサムネに見られる赤いギター)によるソロも見られて二度おいしい。

 

 

例の曲の逸話は↓ここの下の方。

 

 

 

 

 

 

 

俺がKK同様ギタリストとしてリスペクトしているたっかんは、今でもレイジーというバンドでアニソンもプレイしてるらしい。(そっちは聴かんけど)

 

なお、レイジーといえば元々はラウドネスの前身のアイドルバンドであり、メンバーは嫌だったがプロモーターの強制によってアイドルポップ系の曲ばかり演らされたという。で、その中にたっかんが「ライブでは死んでも二度と演らん!」と断言した『赤頭巾ちゃんご用心』というヒット曲がある。

 

恐ろしいことに当時の動画がYoutubeに残っているのだが、リンクをここに貼ると、たっかんや、すでに逝去したひぐっつぁんに対して申し訳ないので、興味のある人は自分でGoogleで検索してみてほしい。

 

なるほどあれは、たっかんが「黒歴史」と言うだけのことはある。

 

世界に誇る日本のメタルバンドであるラウドネスに、あんなフィンガーファイブみたいな過去があるなんて知った時にはひっくり返ったもんだけど、それらもひっくるめて彼らの軌跡なのだから、否定はしちゃいけないよな。

 

(でも、ごめん、たっかん……やっぱり見るに堪えないよ……)

 

ジューダスが売れなかった頃にテレビ番組で演奏したロッカローラの映像に匹敵するくらい、今のファンは見ちゃいけないものだと思う。

 

ロブには叱られてもいいから貼っちゃう。

 

 

グレンは変なTシャツ着てるし、KKは帽子を目深にかぶり過ぎて顔が見えないし、ロブは何ということでしょう長髪だし、それがライトの加減でピンク色に輝いて見えるし、雰囲気が何だかウエスタンだし……今ではメタルゴッドと呼ばれるピキピキにヘビーな彼らにもあんな時代があったのかと思うと、何だか知りたくなかった気がしてしょうがない。

 

「知らぬが仏」って言葉があるじゃん。あれだよ。

 

ちなみにラウドネスのドラマーのひぐっつぁんはもう亡くなられているが、元々はたっかんと一緒にレイジーで叩いていたし、俺が大好きな浜田麻里姉のデビューアルバムのプロデュースもした。そん時のコピーはトイトイ重里の「麻里ちゃんはヘビーメタル」だったっけ。あの頃の麻里姉は21歳だよ21歳。デビューアルバムから全部買ってきたけど、彼女の最大のヒット曲が入っている「Return to ~」アルバムを最後にメタル路線からずれてきた彼女とお別れした。

 

ひぐっつぁんの話に戻ると、彼らがまー師匠(B)やにぃやん(Vo)と一緒にラウドネスを始めてからは、あのモトリーやAC/DCの前座として全米ツアーしたり、その後はジョン・ボンジョビに見いだされたシンデレラを前座に全米ツアーしたり、俺が好きなバンドはみんなどこかで繋がってるんだよなー。

 

こういう、「●●は▽▽というバンドに影響を受けた」とか「●●は元々□□というバンドにいた」とかいう系譜を知るのは大好きだけど、あんまりそれをほじくり返し過ぎると、知りたくないことまで知ってしまうことになるので注意。

 

これは人間関係でも同じね。

 

特に男女の間には触れる必要のない過去もたくさんあるはずだし、それらをそっとしておくのも一種の優しさではないかと思うのだ。

 

根掘り葉掘りすりゃいいってもんじゃないんだよ、人間てのは。

 

……で、なんの話だっけ?

 

ああ、そうだ。

 

KK、2枚目を買ってなくて、ごめん。

 

ちなみに上の Crazy Nights だけど、ジューダスの Come and get it とイントロが激似なので毎回聞くたびに思い出す。こっちは88年で、あっちは84年だから、ラウドネスのが先、つーか、たっかんのが先。まあ、それをグレンやKKがパクったわけでもないのだが。

 

(こんなリフ、どこにでもあるわ)

 

 

 

 

 

とまあ、土曜出勤を要求されてうんざりしつつ、さっさと仕事を片付けてラウドネスとジューダスを聴いている雨の昼休み。午後はオフィスの掃除でもするか。

 

にしても、大好きなミュージシャンもみんな年を取って爺さんになったり死んじゃったりで、俺自身もそろそろ人生の終わりが見えてきたと改めて思う。

 

だからこそダラダラと生きて時間を無駄にしている暇はないんだろうけど、差し当たって生きているうちに絶対やりたいことは、もうないんだよね。

 

家族と一緒に、静かに日々を過ごせれば、それだけでいい。

 

あと、長生きはしないよ。絶対に。