ちゅん太3歳は今日も進化中
昨晩は、『お勉強中』にトイレに行ってやる気を削いでしまったちゅん太
今夜は、先にトイレに行き終えていました。えらいっ
夕飯後に少し遊んだら、「バイオリンする!」と自分で準備し始めた我が家の3歳児。
だけれど、バイオリンを弾く前に鍵盤に楽譜をセットして「音楽のお勉強からする!」がお決まりのちゅん太はソルフェージュ(の真似)からスタートです。
ドレミ…の音階と共に、和音を勉強し始めたちゅん太。
ドミソ(ハ長調1度の和音=主和音)
ドファラ(ハ長調4度の展開和音)
シレソ(ハ長調5度の展開和音)
シファソ(ハ長調属7の和音)
を教えた後に調音を試すと、ちゃんと主和音と4度の和音は聞き取れています。
いきなり聴音で5度(シレソ)と属7(シファソ)の違いを聞き取るのは、流石にちょっと難しかったね
母コジカが先を急ぎすぎたようです
反省
『属7和音のシファソ』には『ファシという増4度』の不協和音が含まれるため、『5度の和音であるシレソ』に比べて一般的に不安定さを感じる和音です。
そして、不安定な音の後に『安定した響きである主和音のドミソ』に戻ると、強く終止を感じられます。
そのため、曲の終わりによく使われる和音の流れです。
言葉で説明すると難しく聞こえますが
3歳にもなれば、特別に音楽の勉強をしていなくとも様々な童謡などにも触れる機会があるためか、だんだんと心地よい音の組み合わせなどわかってくるのだと思います。
ちゅん太も『シファソ』を聞くと「悲しい音」と言うし、その後に『ドミソ』を聞くと「あっ、楽しい音!」と感覚的に和音の不安定さや安定さを感じとれるようです
ここまで終わったら、「次はバイオリン弾くー!」とさっさと弾く練習に移るちゅん太。
バイオリンと弓を持って「よろしくお願いします。」と言うのは、今より小さい頃から姉のレッスンを見てきているからでしょうか?
「はい、じゃあE線から弾いてみて。」と言うと、割とまっすぐE線を弾き続けられるようになってきました。
5往復くらいずつまっすぐ弾けたら「次はA線。」
あっ、小指が外れた
「弓を持つ手を直すよ。」「D線にうつるよ。」「最後にちゅん太の好きなG線を弾こう。」と続けていきました。
すると、ちゅん太から「もう一回やる!」と再度繰り返し練習要望
もう一度一通り弾いたら「終わりにする。」とバイオリンをおろしました。
最初と同じようにバイオリンと弓を合わせて持ち、「ありがとうございました。」とレッスンの真似をして終えると、
「あー、バイオリン疲れた。」だそうです
「疲れたね。じゃあ、たくさん弾いてるお姉ちゃんはすごいね。」と言うと、「うん!」だそうです。
(でも、今日はそんなに弾いていないウサ子小6ですけどね その分、また明日早起きするそうです。)
さて、姉のウサ子の今週のメインの練習は弓使いですが
ちゅん太の方は、右手の弓は割とまっすぐに弾けるようになってきたのすが、左手(肘)が弾いてる最中に落ちてきてしまうので、弾いている位置が変わる分だけ弓がズレやすくなってしまいます。
「バイオリンが下がってきてるよ。上げて。」と言うと多少は直すこともできるようですが、自分で意識して保てるようにする事が必要そうです。
これがなかなか難しいんですよね
ウサ子も長いことかかっていたような気がします
さてさて、ちゅん太はどれくらいでできるようになるかしら?
姉は右手、弟は左手の強化の週です。