片付けと家計管理であなたの暮らしを整える、家計整理アドバイザーの丹羽志津子(にわしずこ)です。
「私の片付け物語」と題して、シリーズでわが家の変化。私の気持ちの変化。家族の変化について、お伝えしていきますね。初めから読みたい方はこちらからどうぞ。
私がお片付けを始めたのは、「ごんおばちゃまの暮らし方」というブログと出会ってから。ごんさんの暮らしを見習うように、毎朝更新されるブログに夢中になりました。
それまでは、家の空気がどんよりと重く、掃除をするにも「面倒でおっくうだな~」と、どよーんとした気持ちに支配されていたんですよ。そして、ちゃんとできない自分を責めちゃうのよね。
ごんさんのブログに習って挑戦したのは、一日30分の抜き作業。
キッチンタイマーを使って、ヨーイドンで30分。収納のことは考えないで、使わないものを徹底的に取り除く「整理」をするんです。
それまで「使えるものを捨てる」という思考は、私には皆無でした。だから最初はなかなか、モノを減らすことができなかったんですよね。
モノと向き合っていると、「なぜにこれが、こんなところにあるのかな?」と、思わず自分に突っ込みを入れたくなるようなものが出てきました(笑)
玄関の下駄箱の上にある、鍵を入れるカゴの中から、使っていないおまけについてきたキーホルダーとか。ペットボトルのお茶についてきたおまけのような小さなもの。
全く使わないのに、何にもついていないものより、「少しでもおまけがついている方がお得だわ!」という今までの生活スタイルが、モノを増やす暮らしだったんですね。
そしてわが家に入れたものは、使える限り捨てることをしなければ、家の中に使わないものがどんどん増えて、片付かない原因を作り出していたんですよ。
そんなことに気づいたのは、一つ一つのものと向き合い始めてから。30分経ったあと、減らすものがなくて時間があれば掃除して終了。もっとやりたい!と思っても、翌日のお楽しみで30分で終了させるのがコツなんですね。
気合を入れて頑張りすぎると、途中で嫌になってしまう可能性があるからなんですよ。ごんさんは、それも全て知り尽くしたうえでブログで、片付けできるように導いてくれたんです。
どんよりとした暮らしから、日々の生活に張り合いを感じはじめたのは「お片付け」に取り組み始めてから。最初は手放すことができなくても、時間の経過とともにココロの整理がついて、すんなり手放すことができるように変わっていくんですね。そんな自分の変化にも気づき始めていいました。
片付けで毎日の暮らしに張りが生まれてきたのです。
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