ここ最近の報道を見ていると

ワクチン接種の済んだ高齢者は
重症化を抑えられている。

ワクチン接種をしていない
40~50代で
重症化する人が増えている。

ワクチンを接種していない
若者の感染者が増え、
若者でも重症化している。

そんな印象を受けます。

まるで

ワクチンの効果は絶大で
若者も打つべきだ

と言われているようです。

でも

厚生労働省のホームページに
出ているデータを見ると
そんな報道の危うさを感じます。

以下、8月11日時点での
重症者の人数と割合です。



ちょっと拡大してみます。
表の数値は、上から
年齢階級、重症化率、
重症者数、入院患者数、です。

20代以下は重症者0人です。
30代でも1人。

ワクチン接種率の低い
40~50代よりも
優先接種済みの60代以上の方が
重症患者は多いですし
割合としても高いのです。

そして

以下、まだワクチン接種が進む前の
6月2日時点でのデータです。


40代の重症化率は
この時とあまり変わりませんし、
むしろ50代の重症化率は
今の方が0.1%下がってます。

反対に

60代の重症化率は
今の方が0.1%上がっています。

本当に
ワクチンの効果あるの?

と疑問です。

また、コロナ受け入れ病院で
働かれている医療従事者の方の
ブログやTwitterでは

重症ではない患者が
念のためICUに入院、
一般病棟の空きがなくICUに入院
というケースもあり
実際の重症者数とは乖離がある
(本当はもっと少ない)

という声もお見かけします。

どちらにしろ

現時点で、
30代以下の健康な若者が
重症化する可能性は低く

重症化を防ぐために打とう

という若者への呼び掛けは
無意味に思います。

ワクチンのリスクを伝えず
接種を促すために
不安を煽るようなマスコミの報道。
 
決して鵜呑みにせず
ご自身の目でデータ等を確認し
ベネフィット・リスクを
改めて比べてみてください。