A was An Apple Pie | マザーグースのうたに魅せられて

マザーグースのうたに魅せられて

英国伝承童謡(Nursery Rhymes)はマザーグース(Mother Goose)
という名で知られています。

このマザーグースで、すっかり魅了された私、ふぁざぁぐうすが、
つたない知識と英語力でマザーグースについて紹介していきます。

Aはアップルパイ。
Bはカジって、
Cが切った。
Dは配って、
Eは食べて、
Fは戦い求め、
Gが勝ち取る。
Hが手に取り、
Iがよく調べ、
Jが飛び上がり、
Kが隠した。
Lは切望したが、、
Mが嘆き悲しみ、
Nは俯くだけ。
Oが開けると、
Pが覗き込み、
Qは4等分。
Rは駆け出し
Sは盗んで
Uがひっくり返したのを
Vは見た。
Wは望んだ、
X、Y、Z、それから&までもが
その手に入れようと狙っている。

A was an Apple pie;
B bit it,
C cut it,
D dealt it,
E eat it,
F fought for it,
G got it,
H had it,
I inspected it,
J jumped for it,
K kept it,
L longed for it,
M mourned for it,
N nodded at it,
O opened it,
P peeped in it,
Q quartered it,
R ran for it,
S stole it,
T took it,
V viewed it,
W wanted it,
X, Y, Z, and ampersand
All wished for a piece in hand.

the Oxford Dictionary of Nursery Rhymes

これもよく知られたマザーグースです。
ある人は、「ポーの一族」のワンシーン、
ある人は、草思社の絵本の見返しを思い出しのでは?

日本でいうところ「いろは唄」のようなもので、
アルファベットを覚えるためのライムでしょう。

それにてしても、アップルパイを巡る
長い戦いの物語・・そのためか初期の頃のタイトルは

The Tragical Death of A, Apple Pie Who Was Cut
In Pieces, and Eaten by Twenty-six Gentlemen
With Whom All Little People Ought to be Very
Well Acquainted. 


(子供たちにおなじみの26名の紳士により切り刻まれ
食べられてしまった、A、即ちアップルパイ氏の
悲劇的な死)

という、大げさな長ったらしい物でありました。