Baa, Baa, Black Sheep | マザーグースのうたに魅せられて

マザーグースのうたに魅せられて

英国伝承童謡(Nursery Rhymes)はマザーグース(Mother Goose)
という名で知られています。

このマザーグースで、すっかり魅了された私、ふぁざぁぐうすが、
つたない知識と英語力でマザーグースについて紹介していきます。

めぇめぇ 黒羊さん
 あなたは羊毛を持ってるの?
えぇえぇ 持ってます
 3つの袋、いっぱいに

一袋はご主人様に
一袋は奥方様に

びぃびぃ 路地で泣いてる坊やにゃ
 一袋だってあげません

Baa, baa, black sheep,
Have you any wool?
Yes, marry, have I
Three bags full;

One for my master,
One for my dame,
But none for the little boy
Who cries in the lane.

the Real Mother Goose

お久しぶりでございます^^;;
ちょっと、いろいろな事で手いっぱいですっかり更新できませんでした。
さて、今回のマザーグースもかなり有名ですね。

「もう一袋は坊やのため」(And One for the little boy..)
で締めくくるバージョンもあります。

やっぱり子供に、あげないのはかわいそう・・という事でしょうか。


このライムはイギリスで1275年に設けられた羊毛輸出税(税率64%)
への反感とする説が有力で、ご主人様=国王、奥方様=貴族
坊や=市民という事らしい。だとすれば、坊やには羊毛は届かない。

ちなみに黒羊は1%ほどの確率で生まれる突然変異体。
その毛糸の価値は極めて低く、black sheepで「厄介者」「放蕩息子」
という意味があるそうですね。

そろそろ寒さも厳しくなってきたので、毛糸のセーターを着たいところですが
わたしに羊毛は届くのでしょうか?

え・・私に必要なのは羊毛の前に養毛じゃないかって?・・
ふさふさしてます!