- ブギーポップは笑わない (電撃文庫 (0231))/上遠野 浩平
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この作品の見所は、オリジナリティ。いわゆるセカイ系の元祖とも言える作品であり、ラノベを読んでる方でこれを読んだことがない方は、この作品が様々な有名ラノベ、果ては某新伝奇エロゲーのパクリではないかと疑うかもしれません。いえいえ、実はこれが源流なのです。
お気に入りのシーンは、明雄が直子を『見つける』シーンですね。あらゆる有名シーンが多い中、私はこのシーンが一番印象に残り、悲しかった。作者の文章力が無機質で透明だからこそ、見つけた時の哀愁っていうのかな、ただ、悲しいと思いました。
学べたことは、構成でしょうね。時系列をバラバラにしてるんですが、整合性がとれている。よっぽど綿密に作り込んだからこそ、成功できたのでしょう。時系列をバラして作品を構築するとどうしても分かりづらさが出てくるのですが、この作品は時系列をバラしたことにより、物語に深みが出た希代の名作と呼べますね。
ラノベ革命度 ☆☆☆☆☆ その人が一番美しい時に、それ以上醜くなる前に殺す