一冊目は、
本田直之さんの「レバレッジ・リーディング」(東洋経済新報社)です。
- レバレッジ・リーディング/本田 直之
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皆さんにはまず、はじめにこの本を読んでいただきたい。
大学院1年の冬、私は将来自分がどうなるのかイメージできず、ただただ不安で、深く落ち込み無気力になっていました。(原因は次回紹介する本にあるのですが・・・)
そんなとき、とある本屋でこの本と出会いました。
手に取った理由は、表紙が何か魅力的と単純な理由です。(CDのジャケ買と同じです)
早速、帰宅して本を読んでみると、目から鱗の連続でした。
私は、小さい頃から本を読むのが苦手で国語の時間以外、ほとんど本を読むことはなかったのですが
この本は違いました。
まず、著者である本田直之さんの考え方と私の考え方が似ていました。
本田さん自身、本を読むことが嫌いだったのです。
本田さんはMBA(経営学修士)を取得するため、本を読まなければいけない状況に追い込まれます。
そこでレバレッジ・リーディングが生み出されました。
レバレッジ(leverage)とは「てこ」の働きのことで、レバレッジを意識することで少ない労力で、大きな結果を出すことができます。
レバレッジ・リーディングはビジネスにおいてレバレッジをかけるため、ビジネス書を読み、そこに書かれているノウハウを自分流に応用し、実践で活用します。
私はレバレッジ・リーディングを読み↓のように変わりました。
・一日一冊本を読む
「一日一冊も本を読むなんて自分には無理・・・」と思うかも知れませんが、普通の人は一冊の本を読むのにすごく時間がかかるため、習慣にできないのです。
レバレッジ・リーディングは読む前に「目的」を絞り、重要な部分をじっくり読みます。そして、その他の部分はスピードを上げてサラッと読み緩急をつけます。
この本の読み方を実行すれば、最初は一週間に一冊、三日で一冊、次は一日一冊と本を読むスピードが速くなり、最終的には200ページ程度のビジネス本なら40分かからずに読み終えることができます。
私はレバレッジ・リーディングをはじめて読書量が増えたことにより、本の読み方を三種類に使い分けるようになりました。
・一つめは国語の教科書を読むように一字ずつじっくり読む,読み方
・二つめは斜め読みで重要なところを意識して読む,読み方
・三つめは速読
この三種類の読み方でより読書の質が上がったと思っています。
・本を汚して読む(ペンで字や線を書き込む、ドッグイヤーする)
読書好きの方には抵抗があるかもしれませんが、レバレッジ・リーディングは読んで重要だと思った部分に字や線を書き込んだり、ドッグイヤーをします。
ビジネスパーソンをスポーツ選手に例えると、試合は仕事と同じです。
では、ビジネスパーソンの練習は何にあたるかと言うと、読書にあたるのです。
スポーツ選手は毎日練習を欠かさないのに、現代のビジネスパーソンは練習(本を読むこと)を怠っています。
また、練習をするのに練習道具(本)が汚れないとうまくならないですよね?
本に書き込むことにより最後の作業が楽になります。
※注意
本は練習道具と割り切ります。そして練習道具は身銭を切って買ってください。
(本は図書館で借りずに自分で買ってくださいね!!お金がかかりますが自己投資と思って!)
・レバレッジメモをつくる(アウトプットを出す)
読んだ本は重要な部分をまとめてメモを作ります。
そして、繰り返し目を通すことでノウハウを自分流に応用し、ビジネスに生かします。
レバレッジメモは、ただワードに要点をまとめていくのですが、以外に時間がかかります。
そこで私は、今現在、マインドマップを簡略化したシンプルマッピングでレバレッジメモを作っています。
詳細は今度書きます。。。(いつになるかわかりませんが・・・笑)
〈謝辞:シンプルマッピングを教えてくれた親友のN氏に感謝!!〉
最後に、レバレッジリーディングは各章に書いてある偉人たちの言葉も素敵です。
是非、御一読を!
次回は私が読んで凹んだ二冊目の本を紹介します。ではでは