昨年の年末から暫くの間サボっていましたが、

たまには書いてみようかな……と。


受講していた職業訓練は3月18日で終了し、

家に帰って来ました。


3月11日の大地震は本当にびっくりしました。

ものすごい揺れで建物が崩れて怪我人が出たり、

何日間も余震が続いたり、卒業して家に帰った時にはホッとしました。

その後色々有りましたが、

6月9日に『明日の農業担い手育成塾』の塾生に認定され、

今は地元の農業法人で研修中です。

ここのところ少し涼しい日が続いていますが、

7月の初めころは毎日暑くて大変でした。

小麦の収穫と出荷、田植え、ネギの植え付け、

水田や畑の草取り、ニガウリの出荷、

ブルーベリーの収穫と出荷、etc…


次回から少しづつ畑の作業で気がついた事や

先輩から教わった話をご紹介したいと思います。


先日「小型車両系建設機械講習」というのを受講しました。


パワーショベルやローダーなど畑で使う可能性のある(?)建設機械が

いくつかあります。

パワーショベルは畑に穴や溝を掘るのに、

ローダーは堆肥の切り返し(積み替え)やトラックへの積み込みなどに使います。


一日目は8時半から16時半まで講義、二日目は実技です。

講義は安全に関する内容がほとんどで、

事故やけがから身を守るのにどんな点に注意しなければならないか、

機械の特徴や使用方法、関連法規などについて講義を受け、

最後に終了テストをやりました。


実技は、教官の指示に基づいて実際に建機を動かし、

作業を体験・練習しました。

パワーショベルは、車の運転と違って「ハンドル」がなく、

左右のゴムベルトを動かすアクセル(?)が2本のレバーになっています。

左右のゴムベルトを動かす量(速さ?)を独立して変化させることで、

車体の進む方向を調整するのですが、慣れないと難しいです。

さらに、ブーム(腕?)やバケット(シャベル?)を動かし、

地面を掘るのはなかなか思うようにいきません。

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ローダーはタイヤ式の車だったので、運転方法は乗用車と似ていました。

こちらも、土をすくい上げて移動しまた土を降ろすという作業でしたが

スムーズにできるようになるには練習が必要です。


今回の講習は『労働安全衛生法』に基づいて行われたとの事でしたが、

これは、小型車両系建設機械を公道で運転できる、というものではなく

あくまでも安全に作業をするための講習を受講した、というもののようです。


道路を走るには、運転手が「大型特殊免許」を取得する事が必要で、

車両には、保安基準を満たした装備をしてナンバーの登録が必要との事。

安全上の問題とはいえ縦割り行政の複雑さを垣間見た二日間でした。


最後に、無事「終了証」を頂いた事も付け加えておきます。





12月になりました。


早いもので職業訓練も2か月が終わろうとしています。


先月の話になりますが、11月23日に学校で「収穫感謝祭」がありました。


11月23日は「勤労感謝の日」ですが、この日は古来「新嘗祭」といって

天皇がその年に取れた五穀(米・麦・粟・豆・黍または稗)を神々に勧め、

自らも食べて収穫を感謝する日だったそうです。

昭和23年から国民の祝日として「勤労感謝の日」になりました。


学校では毎年この日に「収穫感謝祭」を行っています。

何日も前から準備をして、学校の様子を紹介する展示を行い、

学校で作った米や野菜・加工品の販売や模擬店をやったりします。


今年は朝から冷たい雨が降り、お客様が来てくれるかどうか心配でしたが

ありがたい事にたくさんの人にご来場いただきました。

昨年までの事はわかりませんが例年以上の人出だったそうです。


私は模擬店(焼き鳥)の担当を仰せつかり、炭火で焼き鳥を焼きました。

焼いたそばから売れてしまい、時には焼きあがるのをお待ち頂く程で、

ほとんど休む間もありません。

昨年の3割増しで用意した焼き鳥を完売した時には12時を過ぎ、

いつのまにか雨も上がっていました。


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野菜やその他の販売も好調だったようで、

収穫感謝祭が地域に根付いている事を実感した一日でした。

雇用保険の受給資格である「失業認定」をしてもらうために

訓練を休んでハローワークに行くことになりました。

今月の出頭日は先月の認定日に指定されています。


失業者が出頭するハローワークは、

「居住地を管轄する」ハローワークのため

住民票を移さない限り居住地へ帰らなければなりません。

※訓練仲間から聞いた話では、訓練地近くのハローワークへ

  出頭すれば良いという説もあり…


私の場合は車で4時間以上かかるので、

前の晩に出発して自宅に一泊し、

翌日ハローワークに行ってまたすぐに学校に戻るという

強行軍になりました。


1カ月ぶりに帰った自宅は良いものですが、

明日のことを考えるとゆっくりしてもおられず早々に就寝。


朝早くからゴソゴソ起きだして冬物の衣料などを荷造りし、

足りない物を買い出しに行き、ついでに床屋に行きました。


ハローワークでの「失業認定」手続きは5分で終了。


また4時間かけて学校に戻りました。


確かに、失業者があちこちのハローワークに勝手に出頭したら

収集がつかなくなるのはわかりますが、

入寮して職業訓練を受けているのだから所在は明確だし、

今はITの時代なんだから情報はどこでも共有できるはずです。


失業者が時間と経費(しかも高額!!)をかけて移動しなくても

ハローワーク同士の連絡・連携で何とかならないのでしょうか??






仲間3人と一緒に作ったぬか床も1週間がたち、

そろそろいい感じになってきました。


最初は「捨て漬け」というだけあって、

塩辛さばかりでまったく旨味を感じなかった野菜たちも

すこしマイルドな塩味になり、

ぬか漬け特有の「香り」も出てきました。


茄子はそろそろ収穫も終わりに近づいているようで

もうほとんど期待できません。

代わりに長芋と隼人瓜(はやとうり)が漬けもの桶に加わりました。



この隼人瓜は、

一緒に訓練をしている仲間が自宅から 持ってきてくれたもので、

庭で簡単に栽培できるそうです。

見た目はごつごつした感じで、

大きさは手の大きな人の拳くらい、

色は透明感のある黄緑色をしています。


この1週間にぬか漬けになった野菜は、

茄子・人参・間引き大根・生姜・長芋・隼人瓜

の6種類です。


毎日交代で休憩時間にぬか床をかき混ぜ、

野菜のつかり具合を手で触った感じで確かめながら

取りだして皆に試食してもらいます。


最初のうちは

「まぁまぁだね…」(←気をつかってくれてありがと!!)

「ちょっと塩辛い」(←確かにしょっぱいよね!!)

という感想が多かったのですが、

だんだん「おいしい!」という人が現れてきました。


なかでも大量にいただいた隼人瓜は、

珍しい上に食感が良いのでけっこう好評です。


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だんだんおいしくなってきた隼人瓜・間引き大根・長芋


これからぬか床にいろいろ手を加えて、

味の深みを研究(??)していこうと思っています。


いよいよぬか床作りに取り掛かります。


計算しやすいように、今回使う米ぬかは3Kgにしました。


最初に小さめの中華鍋(フライパン)をで米ぬかを炒りました。
ぬかを炒ることで、香りが良くなると同時に殺菌もする事が出来るそうです。
3Kgをいっぺんに炒ることはできないので、5回に分けて少しずつ、
焦がさないようにゆっくりと炒りました。
炒り終わったぬかは新聞紙の上に広げて冷まします。


次に食塩水を作りました。
今回は米ぬかの量に対して12%=360gの食塩を使いました。
2.5リットルのお湯に食塩を入れ、撹拌して完全に溶かします。


米ぬか、食塩水ともある程度冷めた所で、漬物桶に炒りぬかを入れ、
食塩水を加えて良くかき混ぜます。
この時に昆布とトウガラシ(少々)も一緒に混ぜ込みます。
ちょっとパサパサして水が足りない感じですが、
すぐに野菜から水分がしみ出て来るはずなので水を追加するのはやめました。


ぬかが発酵するまでは塩漬けと変わらないのですが、適当な野菜を選んで
ぬか床に漬けます。「捨て漬け」と言うそうです。
最初は茄子と人参と大根を漬けました。


作業はこれで終わり。


ぬかが発酵するまで1週間から10日かかるとの事なので、毎日様子を
見ながら交代でぬかをかき混ぜることにしました。


さて、どんな味のぬか漬けができるでしょうか…

学校では、毎日収穫した野菜や保存している野菜を、

スーパーの直売コーナーに出荷しています。


でも、収穫した野菜全部が出荷できる訳ではありません。


傷があったり、形がいびつだったり、部分的に腐っていたり…

そうした野菜たちは、我々の食事の材料になったり、

学校で飼育している家畜の飼料になったりします。


それでも使えない物は廃棄処分です。

もったいないのでこれを利用する方法はないかと考えました。


廃棄品も悪い所を切り取ってしまえば、普通の野菜です。

「ぬか床を作って漬物をつけてみよう」と言ったら、

3人の仲間が一緒にやりたいと言ってくれました。

皆、「食べるのは好きだが自分で作った事はない」という

メンバーです。


早速、ホームセンターとスーパーに行って

 漬物桶(15リットルのポリバケツみたいなやつ)

 食塩(1kg)

 昆布(少々)

 焼ミョウバン(1袋)

を買ってきました。


米ぬかは、仲間の一人が稲作部門の先生にお願いして

3.5kg位貰うことができました。


野菜はたくさんあります。


これで準備はOK!です。さぁ、うまくいくかな…




今日は久しぶりに「一日中晴れ」の天気予報です。

昨夜、溜まっていた汚れものを大量に洗濯しました。


30年以上サラリーマンをやっていて今まで気がつかなかったのですが、

屋外作業をする方々の洗濯物はとても量が多いのですね!!


これまでスーツとワイシャツはクリーニングに出し、

自宅での「洗濯物」と言えば、下着と靴下とハンカチくらい。

週に1度で十分間に合う量でした。


ところが今は、その日着たものすべてが洗濯物です。

洗濯しないのは帽子と雨具(=カッパ)くらい。


土を相手の仕事なのでズボンを中心に泥がいっぱいつきます。

雨が降れば、風邪をひかないように途中で着替えることも…

けっきょく週に3~4回洗濯しています。


泥汚れや樹液の汚れは落ちにくく、洗濯機を傷める事もあるので

固形せっけんで泥を落として(浮かせて??)から洗濯機へ。


農業以外でも、建設業や運送業、機械設備業など洗濯に追われている方が

多いのではないでしょうか??


このところの雨続きには参りました。


毎日でなくてもいい。

せめて週に3日は晴れてほしい。

洗濯物に太陽の恵みを!!


今日は農産物(小麦粉、卵、牛乳、砂糖、栗、小豆…等々)を加工して様々な食品を作る実習を行いました。


まず最初は、メロンパンの表面に乗せるパイ生地をのばす作業。丸めてあるパイ生地を棒を使って直径15cm位に丸く伸ばします。それをパン生地の上に乗せて網目の模様を付けます。

メロンパンの表面がちょっと硬くなっているのは、パン本体の上にパイ生地が乗っているからなんですねぇ~

はじめて知りました。

次はあんパンの中身のあんを丸める作業。作業内容が変わるたびに手を石鹸でゴシゴシ洗います。

あんができたらパン生地の中に丸めこみ発酵させます。メロンパン、あんパン、食パン、バターロール、ウインナソーセージロール…どんどん作ってどんどん発酵させてどんどん焼いて…

プリンも作りました。キャラメルシロップを入れたカップの中に牛乳と卵と砂糖を混ぜたのを入れて蒸し器で蒸します。15分くらいでプリンになりました。

パウンドケーキは卵の白身と黄身を分けたり、黄身と砂糖とバターを機械で撹拌したり、ホイップした白身や小麦粉をこねたり、手順がたくさんあってタイヘン!!

出来上がったケーキはすごく美味しかったけど、ケーキってあんなにバターや砂糖が入っている物なんだ…知らなかった…毎日食べたらすぐに太りそう(^_^;

初めての体験で驚きの連続。

でも農業をやるからには自分が出荷した商品がどんな食べ物になっていくのかという視点も大切だなぁ、と考えさせられる一日でした。今度は味噌や豆腐も作ってみたいです。

今日は実習だけでなく、「農業一般」についての講義や農林振興センターによる「就農支援セミナー」がありました。農業を取り巻く環境は甘くないな、新規就農ってのはすごくハードルが高いな…というのを改めて感じました。

「野菜を作るのは楽しそう!!」「無農薬有機栽培は食の安全に貢献できる!!」という程度の認識ではどうも通用しない世界らしいです。

まぁ、だから農業従事者の数が年々減って高齢化が進んでしまうのでしょうが…

農業に関する職業訓練とは、訓練の中で農業技術を身につけさせるだけでなく、就農の『覚悟』も決めさせるもののようです。

明日も、朝5時起きで実習です。