キャサリン プレイレポ① | Trashy Discovery

Trashy Discovery

Going my wayなゲームプレイ日記&感想がメインです。

Trashy Discovery

ネタバレ駄目絶対。


と、公式からお達しも出ている事だし、当ブログもネタバレは極力しない方向で書きたいと思います。

登場人物紹介と全体の流れくらいは良いかな?良いですよね!

あと、公式サイトや体験版で公開されてる部分も気にせず書いちゃいましょー。



映写機を回す老人。埠頭に佇むコートの男。飛び立つ鳥。

切り絵タッチのアニメーションによる何処かで見たような映像が流れたかと思うと、ストーリーテラーの登場。

大き過ぎるアフロヘアーでプレイヤーの目を釘付けにしたそのストーリーテラー(ルゥ山田だったか・・・まぁどうでもいいや)は、『落ちる夢を見た時に目が覚めないと本当に死ぬ』などと不穏な事を語り始めました。

どうやら「キャサリン」の物語は、


ゴールデン遊戯劇場


と銘打ったその番組の一つという設定のようです。

「ある男の7日間の悪夢の物語」という事で・・・取りあえず彼を導いて7日間生き残らせてあげるのがプレイヤーの目的です。



■第一夜「地下墓地」


本編が始まるとすぐにステージ1「地下墓地」が開始。

ここはヴィンセントを急かす越前リョーマ謎の声(女)と、ゲームのやり方を教える謎の声(男)に導かれ、操作方法や手順を覚えるチュートリアルステージといった所ですね。

ちなみにプレイ開始時に選んだ難易度は「Normal」です。いや、「Normal」でした・・・(←過去形)


積み上げられたブロックを押したり引いたりしながら足場を作り上へ上へと上って行くという非常に単純なシステムなのですが・・・これはハマる!!

シンプルだけど奥が深い。IQやXIのようなパズルゲームが好きな人なら間違いなくハマると思いますよ。

最近はこういったパズルゲームがあまり無いので逆に新鮮ですねキラキラ


クリア後はタイムやアイテムの取得状況によって金・銀・銅のトロフィーが貰えるのですが、陸斗の初回プレイ時の獲得トロフィーはシルバーでした。結構サクサク行ったと思ったのになー(・ω・)

高難易度の技を使わないとゴールドは取れないようですね。



アクションパズルな悪夢パートをクリアすると、愛憎渦巻くドロドロのストーリーパートが展開。

今更説明は不要でしょうがこのゲームは、イマイチ冴えない男ヴィンセントが、恋人のKと浮気相手のCという2人の「キャサリン」の間でフラフラ揺れ動いて理性と本能に葛藤しながら、幸せか破局か破滅か絶望か死かを強引に選ばされる物語なのです。



主人公であるヴィンセント(cv:山寺宏一)は、典型的な昼行灯

SEという仕事を持っている(まぁ、惰性で続けているっぽいけど)ので、ダメ人間という程でも無いんですが。

仕事においては覇気が無く、恋愛においてもはっきりしないという何事にも優柔不断な甲斐性無しか。

5年付き合っている元同級生の恋人キャサリン(スペルがK)「最近親がうるさいのよねー」などとそれとなく結婚を匂わされ、何となく逃げ腰なヴィンセント。


対して三石キャサリンはいかにもキャリアウーマン風なデキる女。

しっかりした女性ほどちょっとだらしない男に惹かれるのは世の常か。さり気なくヴィンセントのカップに砂糖を入れたりする言動からも世話焼き女房且つ束縛しそうなタイプである事が伺える。結婚したらまず間違いなく尻に敷かれるだろうな。

「なぁ・・・殺される夢って見た事あるか?」というヴィンセントの問いに、


「無いかな。殺す夢ならあるけど


悠然たる態度でおっそろしい事をのたまった三石キャサリン。素敵過ぎるぜお姉様・・・


――そんな時に出会ってしまった恋人と同じ名前(スペルがC)の奔放で蠱惑的な女性。


Trashy Discovery

若くしなやかな肢体を密着させて大胆に迫られた所で泥酔状態のヴィンセントはノックダウン。

例によって命懸けのパズルゲーム・・・もとい、悪夢から目覚めたヴィンセントの横に眠る沢城キャサリン。


やっちまった・・・・・のか?


一夜の過ちを犯してしまったらしいヴィンセントだけど哀れなり、記憶が全く無い。

その夜は干乾びた女の手にフォークで何度もぐっさり刺されて追い回される悪夢を見ていて何一つ楽しくなかったヴィンセントが不憫で仕方がありません(゚ーÅ)


これっきりにしようと思いつつも何故かヴィンセントが気に入ったらしい沢城キャサリンとの関係をずるずると続けながら、三石キャサリンからは「妊娠したかも」などと死刑宣告を告げられて後がないヴィンセントは一体どうなってしまうのでしょうかっ。


答え: 爆発すればいいと思うよ(嘘


ストーリーパートは基本、美麗なアニメ&ポリゴンムービーを観ているだけですが、選択肢で属性が変化するアトラスのお家芸はしっかり受け継いでいる模様。

「理性」を持つか「本能」に従うかで謎のメーターが変化し、エンディングに影響する模様。


Trashy Discovery

バータイムでは二人のキャサリンから来るメールに、幾つか登録された文章の中から今の気持ちに合う文面を選んで返信。

プレイヤー自身の意思を反映させる事が出来るので観て楽しむだけではなく、良いアクセントになっていると思います。



ヴィンセントには悪夢を見た最初の夜にうっかり漏らした事まで言える気の置けない友人達がいるのですが。(32歳の男がそんな事言ったら友人でも普通引くだろ/笑)


Trashy Discovery


イケメン発見!てか、子安ぅぅぅぅぅ。


クールなようで「結婚は運命の相手とすると決めている」などと公言して憚らないロマンチストなジョニーことジョナサン。

今の彼女にも結婚はしないとはっきり告げている・・・って、それは酷いんじゃ・・・(笑)

まぁ、中古車販売店社長の息子でおまけにイケメンなのだからさぞかしもてるんだろう。爆発しr

彼にも何か友人にも言えない悩みがあるようですが・・・はてさて。


バツイチのオーランドは声の所為で「リンドウさん何やってるんすか!?」と思わず叫びたくなったのはまた別のお話。イメージ的にはバルフレアの方が近いかな(笑)

平田さんはこういう飄々とした役がホント似合うよね。

『大らかと適当って、ぶっちゃけ線引きムズイですよね。オーランドはどっちかなぁ』とは羊談(@公式サイト)

うーん、どっちも混ざってる感じがする。


ジョニーの会社の後輩トビー(cv:谷山紀章)

年上好みらしく、ヴィンセントの幼馴染でもあるウェイトレスのエリカを口説いている・・・が、上手い事あしらわれている姿が微笑ましい。

年上の女性に罵られながらハイヒールで踏まれたいって。

本物だな。


バー「Stray Sheep」のウェイトレスでヴンセント達の元同級生でもあるエリカ(cv:皆川純子)

声からして実は連続怪死事件の黒幕なんじゃないかと疑ってみる(嘘

客の会話にちょくちょく割り込んで来る気さくなおねーさん。


バーのマスターって・・・若本さんっ!!

声のインパクトが強過ぎてイメージもそっちに偏っちゃいそうなんですが(笑)

若い時(今も?)は女関係でやんちゃしていたそうで、常にサングラスをかけているのは浮気相手に気付かれないようにする為か、はたまた殴られてボコボコだからか。


超豪華&実力派声優勢揃いのストーリーパートは迫力充分ですなキラキラ
ペルソナチームのセンスが光る会話やストーリー展開も面白い♪



現在、ステージ6の時計塔まで進めております。

Normalでプレイしていたものの、ステージ4で見事に詰んでEasyで最初からやり直したのは内緒のお話。

Easyでも簡単にサクサク進めるシロモノではなく、ペルソナが好きだから、好きな声優が居るからという理由だけで安易に手を出すのは正直止めた方がいいと助言したくなるレベルです。

ただ、試行錯誤すれば絶対解けるのでそこまで構える必要は無いですけどね。



――以下、ステージごとの雑感をば。


■第2夜「罪人監獄」


ヴィンセント以外にも同じ悪夢を体験する「羊たち」がいるんですが、共に技を考えて助け合う仲間でありながら登る時に邪魔をしてくるという、敵なのか味方なのか判断に困る存在です。

どうやら彼らもまた主人公と同じように「落とされた」人間らしいが、主人公の目には羊人間としか映らず、反対にその相手はヴィンセント及び自分以外の者が羊人間に見えるようだ。

上半身裸でピンクの水玉のトランクスに羊の角付けた姿を見られるよりその方が良かったなヴィンセント。

彼らとは現実世界でのバー「Stray Sheep」で会話出来るようにもなります。(但し、両者とも記憶が殆ど無い)


踊り場から次の層に進む前に「告解室」にて越前リョーマ・・・もとい、エリカ・・・ならぬ謎の声に従い、


究極の二択


的な紐を引っ張らせられるヴィンセント。


第1問 結婚は人生の始まり?それとも墓場?

第2問 結婚するなら年上?年下?


などなど。この選択如何によってもヴィンセントの属性が変化します。


オンラインモードでプレイをすると、ステージが始まる前に「他の羊たちの選択」として他のプレイヤーがどんな選択をしたかを円グラフで見ることが出来るのは面白いシステムだと思いました。

意外と皆、生真面目な選択をするんだなぁ(・ω・)


最終層では初のボス敵が登場。

と言っても、攻撃方法を持たないヴィンセントはあくまで上に逃げるのみ。


うがーっ!!逃げゲーは苦手だヽ(`Д´)ノ

その手に持った枕でも履いてるパンツでも良いから使って反撃しろよ、ヴィンセント!!!(無理です)


ステージ2のボス敵は前述の通り、干乾びた女の手なんですが・・・この手ってもしかして・・・・汗

つーか、追って来るスピード速すぎるよっ!ゆっくり進路考える暇が無いっ!!スリリングさは増すけど!

このゲームに必要なのは、思考力よりも一瞬の閃きだという事を思い知りました。

3回リトライして漸くクリア。



■第3夜「拷問刑場」


このステージからトラップの床ならぬブロックが登場。

上に乗ると針が飛び出してグッサリと逝く寸法です。はい、何回か逝きました。


最終層のボスは「お尻に目と口が付いたようなケツだけ星人風のバケモノ」。何これ超気持ち悪い。

声が完全にあの人な訳ですが、ヴィンセントを呪ってるのって・・・・そうなのか?貴方なのか!?

「これが良いんでしょ?」とか言いながら、ハートを飛ばすのは止めて頂きたい。

気持ち悪い上に操作が逆になってややこしいし!タイムロスになるんだよっ!!



■第4夜「審問法廷」


このステージから本格的に他の羊がヴィンセントに邪魔をしに来ます。

武器まで持って・・・他の羊を蹴落としてる内に闇方面に目覚めたらしい。

邪魔だ!!どけーっ!!と、ヴィンセント@プレイヤーも闇落ちしそうな勢いで他の羊を蹴落とします。


つか、結構開き直ってきたよね?ヴィンセント?


最終層で待っていたボスは、「血みどろの胎児」。

三石キャサリンから「出来たかも」な発言された夜に観るのがこれですか・・・

これは来る・・・精神的に来る・・・DODを思い出したぞ

追って来るそのボスは、ビーム攻撃みたいなものを仕掛けて来るのでタイミング良く避けないと逝きます。


余談ですが、ここでNormalからEasyに変更しました。コンティニュー枕が無くなったからね・・・

死んで覚えるタイプのゲームだと思うのに何で回数に制限を設けたんだ・・・(ホロリ)



■第5夜「暴風の中庭」


第5ステージからはつるつる滑る氷のブロックが出現。

何処かに落ちるか、他のブロックを引き摺りながら移動しないと止まらないので、うっかりするとそのまま奈落へつるっと滑り落ちます。


最終層のボスは・・・これ良いんでしょうか。ウェディングドレスを着たあの人ですが。

その者ずばりなのか何者かの陰謀なのか・・・出来れば後者であって欲しい所。

やっぱり追って来るスピードが速過ぎるよ(´□`。)Easyなのに・・・

1回でも手順を間違えるとボスの餌食になるシビアな制限時間ですな。自分の要領が悪い所為もあるでしょうけど。



と、クリアしたステージはココまで。

この先どんなステージが登場するのか・・・そして、どんな結末を迎えるのか。

一度選んだ選択肢はやり直さない事に決めたので、どう転がるのか自分でも予想が付きません。

クリアまで頑張ろう(キリッ